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[画像 No.3/20]【懐かしのバイク用語 Vol.7 キャブレター】現在主流のフューエルインジェクション(FI)と何が違う?

|【懐かしのバイク用語 Vol.7 キャブレター】現在主流のフューエルインジェクション(FI)と何が違う?
スロットルグリップの開閉でピストンバルブが上下して、ベンチュリの開口面積を変化させるとともに、ジェットニードル(図中の赤い針状の部品)によってガソリンの噴出量も調整して、エンジンに供給する混合ガスの量をコントロールする。ピストンバルブは円筒形や箱型、薄い板状など様々な種類がある。画像の強制開閉式キャブレターはカワサキ900Super4[Z1]のミクニ製VM28。
空気と燃料を混ぜた混合ガスに点火し、その燃焼で回転エネルギーを生み出すバイクのエンジン。現行バイクはFI(フューエルインジェクション=電子制御式燃料噴射装置)で混合ガスを作っているけれど、その前はずっとキャブレターが使われていた。キャブレターってなんだかアナログっぽいし、いったいどんな仕組みの機械なんですか? 目次 1 電気も動力も使わずに、単体で混合ガスを作るキャブレター2 扱いやすい負圧式キャ […]