シフトカム機構を持つ最新の999cc水冷直4エンジンを搭載

Mを冠した初のネイキッド BMW M1000R が国内初公開!【1月13日〜15日開催のTOKYO AUTO SALON 2023に出展】

BMW2023年モデルのS1000RRと同様にシフトカム機構を持つ最新の999cc水冷直4エンジンが搭載された新モデル・M1000Rが、1月13日(金)〜15日(日)に開催されるTOKYO AUTO SALON 2023に出展。日本国内では初お披露目となる機会をお見逃しなく!


●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:BMWモトラッド

Mを冠した新たなネイキッドスポーツ

1972年に設立されたBMW M社。創業当時はBMW モータースポーツ社としており、その名の通りモータースポーツ関連の研究開発や車両の生産を行っている。そのBMW M社が開発するMシリーズはプレミアム&ハイパフォーマンスを両立したスペシャルな仕様であり、BMWが創出する刺激的な走りの世界観を具現化している。

バイクにおいては2021年に発売されたM1000RRが幕開けとなり、BMWモトラッド Mシリーズの第二弾として昨年10月にM1000Rが発表(日本国内における発売日や価格は未定)された。

M1000RもM1000RRと同様にスタンダードとMコンペティションの2種類を展開。こちらはスタンダードのM1000R。

M1000Rの大きな特徴は、2023年モデルのS1000RRと同じくシフトカム機構をもつ999cc水冷直4エンジンが搭載されたこと。S1000Rでは165psだった最高出力が、M1000Rではトップスピード280km/hを誇る210psになっており、これはS1000RRと変わらないパワーを意味する。

また、ハイスピードでの走行時に車体を浮き上がらせないために空力的にダウンフォースを発生させるウイングレットを装着。その効果は、たとえば220km/hではフロントホイールの荷重が11kg増加するほど。車体の安定性が増すだけでなく、コーナーリングでもレイトブレーキが可能で早めの加速へ移行することが可能となる。

【BMW M1000R】主要諸元■全長2085 全幅996(ミラー含む) 軸距1455 シート高830(各mm) 車重199kg(装備) ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 210ps/13750rpm 11.52kg-m/11100rpm 変速機6段 燃料タンク容量16.5L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●カラー:ライトホワイト/Mモータースポーツ

出展されるのはM1000R Mコンペティションパッケージ

TOKYO AUTO SALON 2023に出展されるのは、ブラックの精悍なスタイルに仕上がっているM1000RのMコンペティションパッケージ。ブラックストームメタリックにMカラーを組み合わせたボディは猛々しく、カーボンホイールをはじめ細部がカーボン化されたグレードの高いモデル。

ディテールなどもじっくりとチェックできる機会を、お見逃しなく!

TOKYO AUTO SALON 2023
会期: 2023年1月13日(金)~1月15日(日)
会場: 幕張メッセ(日本コンベンションセンター) 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1

サーキットでより走りの高みを目指したいライダーの新しい選択肢になるM1000R Mコンペティションパッケージ。スーパースポーツキラーの筆頭だろう。

【BMW M1000R Mコンペティションパッケージ】主要諸元■全長2085 全幅996(ミラー含む) 軸距1455 シート高830(各mm) ■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 999cc 210ps/13750rpm 11.52kg-m/11100rpm 変速機6段 燃料タンク容量16.5L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●カラー:ブラック・ストーム・メタリック/Mモータースポーツ

ディテールの質感やパーツなどの変更はあるが、軸となるデザインはS1000Rを踏襲。ウイングレットを装着し、よりスポーティなイメージに仕上がっている。


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