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[画像 No.5/37]【Q&A】1950年代から続くバイクと空気の戦い【流行りのウイングはどう進化してきた?】

|【Q&A】1950年代から続くバイクと空気の戦い【流行りのウイングはどう進化してきた?】
モト・グッツィは1950年に風洞実験設備を設け、レーシングマシンの空力を研究&開発していた。前輪まですっぽりと大きなカウルで覆った1954年のGP500マシン、V8エンジン搭載の「オットーチリンドリ」が有名だが、前年53年の縦置き4気筒のGP500レーサー「クアトロチリンドリ」では、風洞実験で開発したクチバシ状のカウルで前輪まわりの整流効果を狙っていた。
最新のMotoGPマシンは見るたびカタチが変わるほど、空力デバイスの進化が目覚ましく、それが市販バイクにもフィードバックされている。最高速を追求した1950年代からの『空気とバイクの戦い』は要求を増やしながら今も続いているのである。今回はこれまでに登場した空力パーツや形状を振り返ってみよう。いま見ると、懐かしくて面白いモノばかり!? 目次 1 いまどきMotoGPマシンは、いろんな羽が生えている! […]