5万円弱から! 日本海最大の離島「佐渡島」レンタルバイクツーリングのススメ【東京発2泊3日モデルコース/観光スポット紹介】
日本海最大の島である佐渡島。あまりバイクで行く印象はないかもしれませんが、私は佐渡島ツーリングを激推ししています。
島の半分が国定公園となっており、自然豊かです。しかも、アクセスできる人数が限られていて、過度に混雑しませんし、島1周が約210kmとほどよい大きさ。東京から最短4時間ほどな上に、港から徒歩1分以内にレンタルバイク屋があったりと、ツーリングするための条件が整っているのです!
2024年7月には佐渡島の金山がユネスコ世界遺産登録されたこともあり、どんどん観光が盛り上がること間違いなしでしょう。この記事では、実際に行った経験を基に、東京発の2泊3日で佐渡島を巡る、レンタルバイクのモデルコースをご紹介します。
東京発2泊3日、島一周が楽しめるモデルコース
1日目:9時に出れば、午後には観光が楽しめる
東京駅を新幹線で出発し、12時前には新潟港に到着
東京駅から新潟駅まで上越新幹線が1時間に1〜2本ほど出ており、所要時間は2時間ほど。新潟駅から新潟港までは2.3kmなので、天気のいい日は歩いてもよいですし、1時間に3~4本あるバスに乗ってもいいですね。
昼前に新潟港に着いたら、券売機でカーフェリーかジェットフォイルのチケットを買います。佐渡島までは、カーフェリーだと2時間程度とジェットフォイルより時間がかかります。船内には、レストランがあるところが利点。一方、ジェットフォイルは1時間程度と速いですが、食事が取れません。
私のおすすめは、やはりカーフェリー。船の中でご飯を食べるという体験ができるのと、このモデルプランでは時間に余裕があり、急ぐ必要もないからです。
新潟港からカーフェリーに乗船し、佐渡島まで2時間ほどゆっくりと楽しむ
新潟港の近くにはカモメがたくさんいます
ちょうど昼食の時間なので、カーフェリーのレストランで腹ごしらえをします。船の中でご飯を食べる機会はあまりないので、それだけでわくわくします。
レストランで食べてもいいですし、売店で軽食を買って海の見える席で食べてもいいですね。私が選んだ昼食は、レストランの岩のりラーメンです。佐渡島は岩のりが名産品で、養殖場もいくつかありますからね。
佐渡島に到着! レンタルバイクを借りて周辺を散策してみる
カーフェリーで約2時間後、13時ごろには佐渡島の両津港に到着です。この日は遠くまで行かないので、港付近を適当に散歩してもよいでしょう。もちろん、すぐにレンタルバイクを借りても問題ありません。
私は到着してすぐに両津港から徒歩45秒、目と鼻の先のレンタルバイク屋”ローズレンタカー”で、ホンダ スーパーカブ110をレンタルしました。
2024年9月時点で、レンタル料金は24時間9000円、以降1日4000円です。オプションで保険を付けたりヘルメットを借りたりできます。
スーパーカブ110以外にも、ホンダ トゥデイ50/ディオ110/グロム125があって好きなものを選べます。いずれにしても、予約をおすすめします。飛び込みで行ってレンタルできないと目も当てられないので…。
この日は早めに両津港付近のホテルに入り、近所の居酒屋でお酒を飲んで就寝しました。
2日目:島一周を目指して出発進行!
海沿いを反時計回りに大野亀を目指す
ツーリング観光本番の2日目。ホテルを出発し、佐渡島半周の約100kmを走ります。中でも、一番のおすすめスポットは、大野亀という標高167mの一枚岩です。トビシマカンゾウの群生地として有名で、黄色の花が見ごろになる5月下旬から6月上旬。6月の第二日曜日には、お祭りも開催されます。
私が行った4月下旬だと、花は咲いていませんでしたが、その代わり人が少なく広大な自然が楽しめました。
少し走って北沢浮遊選鉱場跡に行く
大野亀から約46km走ると、北沢浮遊選鉱場跡が見えます。かつて佐渡金山で採れた鉱石の処理場として使われていました場所ですが、いまでは廃墟になっています。行ってみると、昔は人でにぎわっていたんだなと、哀愁を感じられる不思議な魅力が感じられました。
4月中旬~1月初旬の夜には、ライトアップされます。お酒好きな私は、夕方に居酒屋へ入ってしまったので行けませんでしたが、飲まない方は、夜にもう一度来るのもよいですね。
すぐ近くの佐渡金山を観光する
北沢浮遊選鉱場跡の近くには、佐渡金山があります。江戸時代から平成まで操業されていた日本最大の金銀山で、2024年7月にはユネスコ世界遺産に登録されました。鉱石を掘り出して、残ったトンネルが残されていたり、掘り出すための道具が展示されていたり…。当時のゴールドラッシュに沸いた熱気が、思い浮かぶとても興味深い場所です。
佐渡島中心部のホテルに泊まる
この日は佐渡の中心部で泊まります。夕食は旅館のご飯を食べたり、居酒屋に行ったりスーパーで地元の食材を使ったお惣菜を買ったりして、ゆったり過ごしてください。私が泊まった”たびのホテル佐渡”は、近くに居酒屋もスーパーもあって、過ごしやすい場所でした。
3日目:帰路に付く前に佐渡島を楽しみ尽くす
島のもう半分を100kmほど走る
3日目は、島の南半分をのんびりツーリング。人面岩という人の横顔に見える岩、海に映えるキレイなバス停など、時間に余裕がないときには、じっくり滞在しない場所も楽しめます。
佐渡名物の”たらい船”に乗ったり、竜王洞という洞窟をシーカヤックで探検したりもできます。私は体験せず、遠くから見るだけにしましたが、チャレンジしてみると、より島の魅力が感じられそうです。
レンタルバイクを返却し、両津港から船に乗る
22時の東京到着を目指し、16時にはレンタルバイクを返却して、両津港から新潟港に戻ります。両津港に着いたら、レストランや売店をめぐりました。ここでお腹を満たしたり、お土産を購入すれば、帰り支度は万全。
新潟に着いたら、あとは上越新幹線で東京に帰るだけです。電車に揺られながら、ゆったりとした時間の流れの中で、3日間の旅の思い出を反芻しましょう。
モデルコース/節約コース/贅沢コースに必要な予算
このモデルコースでは、あまり節約を意識せず2泊3日の旅費として約7万円を見込んで行きました。
- 東京駅から新潟駅の新幹線 往復約2万1000円
- 新潟港から佐渡島の両津港までのカーフェリー 往復約6000円
- ビジネスホテル2泊 1万5000円
- レンタルバイク(スーパーカブ110) 1万7000円
- 飲食代 1万円
お金がかかりがちな交通費、宿泊費をさらに節約すると、以下のように4万5000円程度で抑えられます。
- 東京駅、新潟駅間の夜行バス 往復約8000円
- 新潟港から佐渡島の両津港までのカーフェリー 往復約6000円
- キャンプ場2泊 4000円
- レンタルバイク(トゥデイ50) 1万2500円
- 飲食代1万円
過ごしやすい日であればキャンプをしたり、時間に余裕があれば夜行バスを使うのも悪くありません。相当な長距離を走るわけでもないので、レンタルは50ccの原付でもいいかもしれません。
リッチに楽しみたい方には、体験型のアクティビティへの参加がおすすめです。2024年9月時点では、下記に記載した価格で楽しめます。
- 佐渡金山ガイドツアー 2500円(最低催行人数2名)
- たらい船体験 700円
- シーカヤックでの青の洞窟体験 6600円
佐渡金山ガイドツアーや、シーカヤックは予約が必要です。注意しておきましょう。
島一周がちょうどいい!ゆったりとしたツーリングを楽しもう
私が佐渡島に行ったときは、「よく知らないけど、いい感じの大きさの島があるから行ってみるか」ぐらいの感覚でした。でも今ではもう一度、季節を変えて行きたいと思っているぐらい、島の魅力の虜になってしまいました。
両津港に到着し、バイクで半時計まわりにしばらく走ると見える、大野亀の景色がとくに感動的で…。5月下旬からの、トビシマカンゾウの花が咲く光景はもっと素敵なんだろうなと、夢見ています。
また佐渡島は、植生の観点から北と南の境界になっています。北と南の植物が同時に見られるという、珍しい土地です。海岸線だけでなく、山の中もゆっくり走ってみたら、さらに魅力的な景色が楽しめそうです。
金鉱山が世界遺産に認定され、注目度が上がっている佐渡島。のんびりツーリングにもってこいの場所ですよ。
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