[用品レビュー]RSタイチのe-HEATグローブは電熱アイテム未体験でもわかるハイスペックな作りだぞ!
●文:[クリエイターチャンネル] ナカモトユウ ●外部リンク:RSタイチ
どうも! ヤングマシンさんで商品レビュー記事を書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。
突然ですが皆さん、電熱グローブは使っていますか?
もし一度も使ったこと無いというライダーの方がいらっしゃいましたら正直に名乗り出て下さい。あなた、人生損してますよ!!!
急にアツくなってしまい申し訳ございません。
「価格が高すぎ」「見た目が嫌だ」「普通のグローブで十分」色んな考えがあると思います。僕は否定しません。でも! 一度で良いんで! 電熱グローブを使ってみて欲しい! 本当に素晴らしいんです! コスパも良いんです!
というわけで電熱グローブといえばこちら! RSタイチ e-HEAT(eヒート)グローブを今回はご紹介!
e-HEAT(eヒート)シリーズとは?
e-HEATシリーズとは、RSタイチが販売しているバイク用電熱ウエア。グローブとインナージャケットがラインナップされており、電熱系の有名ブランドです。実は僕も約10年ほど前に、当時販売されていた電熱グローブを購入して以来、定期的に買い替えており、現在も愛用しています。
現在、使用しているグローブは2年ほど前に購入した物なので、せっかくならと今回は現行の最新モデルを借りてみました。
今回、試したのはe-HEAT電熱グローブのエントリーモデル「RST656 e-HEATグローブ」。各所にフォームタイプのソフトプロテクターが付いており、カラーも豊富で値段もお手頃。ちなみに僕が使用している電熱グローブも過去のエントリーモデルでした。シンプルなデザインで気に入っています。
驚愕の暖かさ! 今すぐバイク用品店で体験するべし!
「普通のグローブで十分」という思っている方、いらっしゃいませんか? ぶっちゃけ電熱グローブを購入する前の僕も同じことを考えておりました…。
実際、真冬でも30分程度の走行でしたらギリギリ耐えれておりましたので「わざわざ高価な電熱グローブを買わなくても…」と思っていたのです。しかし、約10年前のある日…バイク用品店で電熱グローブが展示されており、体験してみたのですが…。
「え!? こんなに暖かいの!???」と驚きまくり。
当時、電熱グローブは登場したばかりであまりの快適さに感動したのを覚えております。そしてそのまま衝動買い。あれから約10年。毎年冬は助けられてきました。
気温5度! 電熱グローブを実際に使ってみた!
では、実際に使ってみましょう! 本日の気温は約5度。太陽は出ておりますが、風も強くて普通に寒いです。冬用ジャケットでいくら体を暖めていても、指先が冷たいと運転時はかなりストレスが溜まりますよね?
それでは、スイッチ! オーン! ワンツースリー!
どんどんグローブ内が暖まってきます! 走行していない状態だとかなり暖かいです。
時速50km程度で30分ほど走行してみると、だんだんと暖かさは感じなくなってきましたが、指先が冷たいといった印象はありません。
試しに電源を切って走り出してみると、あまりの寒さに一瞬で指の感覚が無くなりました…! ヒート機能の無い通常のグローブと比べると差は歴然です。あの指先のツラさを感じず、冬も快適にバイクに乗れるなんて最高のアイテムじゃないですか。
また、安価な冬用グローブと違ってスマホのタッチ操作もしやすいのが好印象でした。さすがレースシーンでも広く使われているRSタイチ製です。
バッテリーは重い? 持続時間が不安!?
普通のグローブと違って、気になってくるのが電源。こちらは車載バッテリーと外付けバッテリーを選べるようになっています。僕はケーブルの取り回しが気になる方なので、今回は外付けバッテリーを選択。グローブ内に取り付けてみたところ、最初は少し重く感じましたが、すぐに慣れました。ちなみに、バッテリーのせいで運転中に手や腕が疲れてくるといったこともありませんでした。
お次はバッテリーの持続時間についてです。3種類のモードがあり、モードごとにバッテリーの持続時間が変わってきます。
起動時はハイパワー状態になっておりますので、ある程度暖まってきたらノーマル状態にして走行するとバッテリーも持続しやすくなってオススメ。日中だとエコノミーでも十分ですが、夜だとパワー不足なのでノーマルで使用することになるでしょう。
3時間程度の通勤でしたら、帰宅後に充電する習慣をつければ、まず走行中にバッテリー切れになってしまうといったことも無いかと。一日300kmを超えるような長距離ツーリングがメインのライダーは不安だと思いますので、予備のバッテリーを持っておく、あるいは別売りの「e-HEAT 車両バッテリー接続ケーブル」を用意して車載バッテリー接続するようにすると安心です。
バッテリーの残量は起動時に確認が出来ます。電源OFF時にも分かるような機能があれば、もうちょっと便利かなと思いました。
コスパ抜群! 冬用グローブ買うぐらいなら電熱グローブを!
「電熱グローブは値段が高い」と思っている方、いらっしゃいませんか? 今回お借りした電熱グローブの本体のお値段は1万7600円。専用モバイルバッテリーと充電器を追加で購入すると、合計で3万円を越えてしまいます。正直、高いですよね…。
しかし! 毎日真冬の寒い中、指先が壊死しそうになるのを我慢しながら運転する光景を想像して下さい。もしも、ブレーキやクラッチ操作に0.1秒ラグが発生してしまったら!? そのせいでヒヤッとする場面に遭遇してしまったら!? 自身の怪我や愛車のダメージの可能性だってあるんじゃ?
ちょっと後ろ向きすぎる考えに聞こえるかもしれませんが、要するに「安全のためなら3万円はむしろ割安じゃない!」ってのをお伝えしたいのです。
僕自身、電熱グローブを使用していない頃は、指先の感覚が無くなってきて信号待ちの度にエンジンを触って暖を取っておりました。そんな状況で毎日運転するのは、めっちゃしんどい! 電熱グローブやグリップヒーターがあればそんなつらさからは開放されるってワケです。
あと、冬用のバイク用グローブって良いものだと2万円以上する物もあるんですよね。そう考えると、しっかりした作りでしかも電熱機能がついたグローブなら3万円を払ってみるのもアリじゃないでしょうか?
ちなみに映画監督目線で語ると、電熱グローブはバイクの運転以外でも活躍できる所が良いですよね。真冬の外ロケって本当に寒いんですよ。カイロをずっと握りしめながら撮影するのですが、これがあればそういった状況でも快適に過ごせそうです。バイクを降りてからも使用用途があるってお得に感じますね!
冬でも快適にバイクに乗ろう! 今すぐポチれ!
はい。ということで今回はRSタイチさんの電熱グローブ「RST656 e-HEATグローブ」をご紹介しました。もう寒い日に、やせ我慢してバイクに乗るのはもう辞めましょう! せっかくの休日に貴重な時間を使ってバイクに乗るなら快適な方が良いじゃないですか! 是非皆さん、e-HEATの電熱グローブで真冬のバイクライフを楽しんで下さい!
ちなみに記事内で着ていたこちらのジャケット「RSJ723 モトレック ウインターパーカ(アーミーグリーン)」も超オススメです。アウトドアウェア風なデザインがオシャレで防寒もバッチリ。革ジャンと違って急な雨も気にしなくて良いし、一着あると秋冬に大活躍しそうでした。
動画で詳しくレビュー!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。今回のレビューも近日中に動画にしてYouTubeにアップ予定です。もしこの記事を読んで僕に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、是非チャンネル登録もよろしくお願いします!
それでは今後も便利なバイク用品をご紹介していきますので! ほいじゃまた!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ナカモトユウ)
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。賃貸ガレージユーザーの僕は、自宅でバイクのカスタムや整備をすることが多いのですが、ここ最近願望がありまして…。それは…エアコンを設置したい!!! 9月[…]
1分でわかる記事ダイジェスト クラシカルなデザインのフルフェイスヘルメット。Araiのラパイドネオや、SHOEIのグラムスターは結構な価格するし、BELLのブリットは海外製なので頭の形状的に日本人には[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。突然ですが皆さん、「仮面ライダー」は、お好きですか? 僕は幼少期に観た「仮面ライダークウガ」に憧れてバイクに乗り始めました。もしかしたら僕のような仮面[…]
どうも! ヤングマシンさんでバイク用品レビューを書かせていただいております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 僕の愛車は、カワサキW800やKZ1000,W3などのレトロなスタイリングのバイク[…]
どうも! バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。ヘルメットはどのブランドの製品を使用していますか? SHOEI、Arai、OGK KABUTO、BELL…色んなメーカーがあります[…]
最新の関連記事(電熱グッズ)
電熱インナートップス ジャージタイプで使いやすいインナージャケット EK-106:1万5000円台~ ポリエステルのジャージ生地を採用した、ふだん使いをしても違和感のないインナージャケット。38度/4[…]
2024冬・おすすめグリップヒーター×5選【Amazonブラックフライデーセールを狙え!】 エンデュランス:グリップヒーターSP(汎用) エンデュランスの「グリップヒーターSP」は、スイッチ部の材質と[…]
第1位:RST654 e-HEATアームドグローブ[TAICHI] 2024年10月現在もっとも売れている電熱グローブは、バイク用品メーカー大手・TAICHIが販売する「eHEAT GLOVE SER[…]
『ゲルザブウォーム シートカバー』とは? 『ゲルザブウォーム シートカバー』は、冬を快適に過ごすためのゲルザブR用の電熱シートカバーです。この商品は、寒さが厳しい季節でもライダーが心地よくツーリングで[…]
指先が冷えないだけで寒い日のライディングが楽しくなる ブレーキレバーにクラッチレバー、バイクは繊細な指先操作が必要な乗り物だ。となれば、グローブは薄い方が正確な操作が行えるのだが、寒い日は指先が異常に[…]
最新の関連記事(バイク用品)
Screenshot 世界中のファンが熱狂するフラットトラックライダー 大森雅俊氏 国内外で活躍するフラットトラックライダー 大森雅俊氏は、FIMフラットトラック世界選手権にエントリーしている唯一の日[…]
ワイヤレス充電が可能な『スマートフォンホルダー+e』 カンタン電源取り出し ブレーキスイッチとフレームのボルトに共締めするだけの簡単取り付け。メインキー連動でバッテリー上がりの心配もありません。 セン[…]
1990年代初めに現在まで続くシリーズモデルが続々と誕生 また、1990年代初めには四輪用ヘルメット・X-Fourを発売し、同時に何人ものFIドライバーとも契約を交わす。アラン・プロスト、ジャン・アレ[…]
今年も残りわずか! 一年間の感謝を込めてお得なセールを開催します シュアラスター公式オンラインショップで最大40%オフのビッグセールを開催! 愛車と過ごした2024年はいかがでしたでしょうか? 毎日の[…]
旅館の一室でFRP製ヘルメットを手探りで作り始めた 東京・新橋で経営していた旅館の一室で、創業者の鎌田栄太郎がFRP製ヘルメットの製作をはじめたのが今日のSHOEIのはじまりだ。 その旅館はホンダの社[…]
人気記事ランキング(全体)
様々な使い方や乗り方に応える懐の深さが魅力 2024年上半期、400ccクラスの販売台数でGB350をしのぎトップに躍り出たのがエリミネーターだ。それどころか、大型バイクを含めた車検付クラスでもZ90[…]
Honda & MAAN Motocicli Audaci presentano il “SuperCub 125X” 生産モデルから大幅に逸脱しない設計……だけど雰囲気は一変! 日本でも好評[…]
深みのあるブルーにゴールドのラインとロゴ ヤマハはタイで、日本でいう軽二輪クラス(126~250cc)にあたるネオクラシックネイキッド「XSR155」に新色のダークネイビーブルーを追加発表。従来のマッ[…]
【ドライバー:谷田貝洋暁】本誌ハンターカブ実験担当として渡河性能実験に続き、今回のサイドカーでの高速道路走行実験にも抜擢されたフリーライター。無理/無茶/無謀の3ない運動の旗手。 【パッセンジャー:難[…]
ひと昔のバイクは一年中暖機運転が必須でした 昔のバイク…と行かないまでも、1990年代末ぐらいまでのバイクは、一年中エンジンの暖気が必要不可欠でした。とくに2サイクルエンジン車は、冬はなかなかエンジン[…]
最新の投稿記事(全体)
トルクアップし、ノーマルより乗りやすい心地に変化 KawasakiのZ650RS(2024-2025)モデルに適合する政府認証フルエキゾーストマフラーが遂に発売開始!2023年モデルから仕様変更があっ[…]
ZX-25Rターボの250km/hチャレンジに続くZX-4Rターボ トリックスターが製作したZX-4Rターボは、2024年4月の名古屋モーターサイクルショーで初披露された。すでにZX-25Rのターボ化[…]
新型4気筒を待ち焦がれていたホンダファン CBにXが加わった車名のCBX400Fは、1981年10月にデビュー。バイクブーム真っ只中で爆発的な人気を誇ったホンダの切り札となったマシンだ。 実はカワサキ[…]
PG‐1の国内導入がオフロードのヤマハを復活させる!? 国内の原付二種市場は、スーパーカブやモンキーなどのギヤ付きクラスはもちろん、PCXなどのスクーターを含めて長らくホンダの独壇場となっている。そん[…]
クラッチレバー不要でギヤチェンジできる自動遠心クラッチ 今から65年前にの1958年に誕生したスーパーカブC100は、ホンダ創業者の本田宗一郎氏と専務の藤澤武夫氏が先頭に立って、欧州への視察などを通じ[…]
- 1
- 2