ホンダ新生ダックス限界燃費アタック! 航続距離が短い…は過去のハナシ。驚くべき低燃費を達成!
ガソリンスタンドを出たらいよいよ燃費アタックスタート!
霞ヶ浦の東に位置する「北利根橋」から一周ルートにコースイン。
途中工事があって、たまに湖畔ルートから外れることもありますが、「稲敷大橋」を越えたあたりからは安定して湖畔ルートを走ることができます。
道幅は広くはないもののバイクで走るぶんには全く申し分なく、 ほぼ完璧なフラットで信号機がなければ対向車もほとんどありません。
本当にサイクリングロードとして作られているので、 他の場所ではそうそう走ることができないような、半島をぐるっと回るコースがあったり、昇りゆく太陽を眺めながら、まったりゆっくり走ることができちゃうのです。
右側にはずっと続く 霞ヶ浦の水面、 そして左側には延々と続くのどかな田園風景。個人的にここを強くおすすめしたいのは、日々都会で仕事に忙殺されているライダーの皆様です。
ここに来ることさえできれば、誰にも邪魔されることなく自分のペースで、何時間も、ただひたすらアクセルをひねってバイクを走らせるということだけに全神経を集中することができるのです。
バイクを走らせているというよりこれはもはや瞑想の世界。無心に走り続ける様はバイクの写経と言えるでしょう…!
ちなみに、川があるところなどは 一般道に出たり入ったりするのですが、基本的に路面に矢印が書いてあるのでその案内に沿っていけばずっとサイクリングロードを走ることできます。
1度霞ヶ浦の西側で土浦の街中を走るエリアがありますが、 よっぽど渋滞していなければすぐ抜けられるので、また湖畔に戻ってくることができます。
走った時ちょうどレンコンの収穫時期で、見渡す限りのハス畑では、高圧洗浄機でレンコンを洗う姿が見ることができました~(寒い中お疲れ様です)。
季節ごとに四季折々の風景を見ることができるので来るたびに楽しむことができるのが、この霞ヶ浦ツーリングの魅力のひとつです。個人的に、田植えの時期と、稲の収穫時期にもまた来てみたいと思っております。
北にある霞ヶ浦大橋を渡ったら、およそ2/3を過ぎた証。
漁船がたくさんあるエリアを越えて、最後の直線道を抜けると…。
最初の「北利根橋」に戻って来る事ができます。これにて、霞ヶ浦一周完了~!
二時間半ほどの時間をかけてスタート地点のガソリンスタンドに戻って参りました。
さて、燃費はいくつになったでしょう? 結果はいかに!?
さて…皆様お待たせいたしました。いよいよ結果発表でございます~!
緊張の給油…! そして、ドキドキしながらレシートを見てみると…。どうやら驚愕の結果が出た模様です!
できるだけ最初と同じ量になるように、慎重に慎重にガソリンを注ぎます。こ、こんなものでしょうか…??
燃費:ガソリン1L当たり 81.9km! 今回実走してみた結果の航続距離は、311.22km/L!! マジかっ! ダックス125、すっげぇえ~~~!!!!!
ホンダ ダックス125 限界燃費アタックまとめ:ダックス125で冒険ツーリングに行こう!
今年発売になったホンダの新生ダックス125。今回、実に合計800kmを超えるツーリングをしてみた感想としまして、十分「ツーリングが楽しめるバイク」であることを確信するに至りました。
旧式のダックス50との一番の違いは、その車格にあると思います。
125ccのエンジンが発生するパワーは一般公道ではまさに必要十分で、交通量の多い大きな道路でも流れをリードすることすら可能なので、走るステージは問いません。
12インチのホイールは非常にユーザーフレンドリーなハンドリングで、ライダー自身が自分の意志で曲がっていく感覚が掴みやすいので疲労感を感じることはありませんでしたね。
また、車体自体が非常にコンパクトで足つき性も良好なので、Uターンや砂利道などで車体を取り回しする際にも不安感なく走ることができました。
そして今回、特殊なステージとはいえ80km/Lを超える燃費と300kmを超える航続距離を達成。余裕を持って200kmごとの給油ができるのであれば、十分ツーリングに使えるマシンであると言えるでしょう。
市街地やワインディングだけでなく、ちょっとした砂利道や路地裏など。探検気分でどんどん脇道に入っていくような冒険ツーリングに連れていきたい、そんなオートバイでした~!
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
(↓)YouTube動画のほうでは映像付きで解説しているのでよかったら参考にしてください♪
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
動きが渋い鍵穴に潤滑剤はNG! ・・・の前に ちょっと前に「キーの回りが渋くなってきた鍵穴に、潤滑剤を吹きつける(注入する)のはNG!」という情報がネット上で広く流れました。その理由は一時的に動きが滑[…]
やっぱり「素手」が好き! いきなりですが、筆者はかなりの作業を素手で行っています。ていうか、素手が大好きです。ボルトを回すにしても、工具を持って締め付けるにしても、とにかく手先にダイレクトに伝わる感覚[…]
地味に迷ってない? スパナのサイズ選び スパナやレンチのサイズ選びって、地味に迷いますよね。もちろん、バイクメンテのエキスパートともなれば、見ただけでボルトやナットのサイズがわかるものですが、ビギナー[…]
タイヤの皮むきの必要性 「タイヤを新品に交換したらやるべき」とされているタイヤの皮むき。具体的にどのような必要性があるのかというところから、話を始めたいと思います。 新品タイヤの表面には、製造時に使わ[…]
ガンマのエアクリーナーがない!? 今回の主役は、伝説的な2ストマシン「RG400ガンマ」。最大排気量クラスの2ストで、今ではもう絶対に作れないような“傑作”です。 キャブは大掃除して組み立て完了。エン[…]
最新の関連記事(ツーリング)
「ETC専用化等のロードマップ」の現状 2020年に国土交通省が発表した「ETC専用化等のロードマップ」。その名の通り、高速道路の料金所をETC専用化にするための計画書だ。これによると、ETC専用化は[…]
房総半島の意外な魅力「素掘りトンネル」 東京から小一時間で行けるのに意外と秘境感あふれる千葉・房総半島。ここには味わい深い素掘りのトンネルが多数存在する。そんな異次元空間を求めて、半日だけショートツー[…]
2年に一度、世界各国から勝ちぬいたGSライダーが競う祭典への道 BMWモトラッドは、「インターナショナルGSトロフィー2026」に出場する日本代表選手を決定する国内選考会を2025年10月11日(土)[…]
いまも動き続ける伊豆半島。地形も人の営みもつくった 伊豆半島の「田方(たがた)平野」という地名は、当地を訪れるツーリングライダーにどれぐらい認知されているだろうか。ちなみに筆者は知りませんでした(爆)[…]
犬吠埼を目指し、走景に染まるハーレー乗り かつてはハーレーは、乗り手を育てる乗り物だった。走っている途中で不調を訴え、時には急に呼吸を止めたりもした。だから乗り手は路肩にバイクを寄せ、工具を片手に処置[…]
人気記事ランキング(全体)
使わないのは「どうせ利かない」もしくは「踏んでもよくわからない」…… リヤブレーキをかけているライダーは、驚くほど少ない。 ブレーキペダルを踏んでも利いているかわからない、すぐABS(アンチロック)が[…]
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
ヤマハRZ250:4スト化の時代に降臨した”2ストレプリカ” 1970年代、国内における250ccクラスの人気は低迷していた。 車検がないためコスト的に有利だが、当時は車体設計が400ccと共通化され[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
ホンダ新型「CB400」 偉い人も“公認”済み ホンダ2輪の総責任者である二輪・パワープロダクツ事業本部長が、ホンダ新ヨンヒャクの存在をすでに認めている。発言があったのは、2024年7月2日にホンダが[…]
最新の投稿記事(全体)
2025年秋以降に登場予定の最新ハイブリッドスクーター レトロポップなスタイリングの原付二種スクーターが、市販予定車として大阪モーターサイクルショーに登場した。その名も「Fazzio(ファツィオ)」は[…]
兎にも角にも“ヤマハ純正”のデザインがポイント!! フルフェイスヘルメット「Z-8 YAMAHA RACING」最大の特徴は、なによりヤマハが手がけた正真正銘の“ヤマハオリジナル”なカラー&グラフィッ[…]
動きが渋い鍵穴に潤滑剤はNG! ・・・の前に ちょっと前に「キーの回りが渋くなってきた鍵穴に、潤滑剤を吹きつける(注入する)のはNG!」という情報がネット上で広く流れました。その理由は一時的に動きが滑[…]
片手で食べられるハンバーガーはバイク乗りにおすすめ いよいよ始まるゴールデンウィーク。気候も暖かくなり、梅雨や猛暑を迎える前のこの時期はツーリングにうってつけだ。 ちょっとバイクで遠出しようか…そんな[…]
1位:スズキ『MotoGP復帰』&『850ccで復活』の可能性あり?! スズキを一躍、世界的メーカーに押し上げたカリスマ経営者、鈴木修氏が94歳で死去し騒然となったのは、2024年12月27日のこと。[…]