ダンロップ ツーリングタイヤ「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ(スポーツマックス ロードスマートⅣ)」装着後1万キロ走行【試乗インプレッション】

  • 2023/09/01 13:00
  • BRAND POST[PR]: ダンロップ

●文:伊丹孝裕(インプレッション)/酒井正樹(ツーリング) ●写真:真弓悟史(インプレッション)/酒井正樹(ツーリング) ●BRAND POST提供:ダンロップ(モーターサイクル)

新品時から変わらずタイヤの性能はずっと維持!そして驚きのロングライフ!

2020年春に登場したダンロップのツーリングタイヤが「SPORTMAX ROADSMART Ⅳ(スポーツマックス ロードスマートⅣ )」だ。そのリリース直後、ヤマハMT-09に装着して街中から高速道路、ワインディングにて試乗を実施。ハンドリングの軽やかさと、路面や速度を選ばない乗り心地の良さが特に好印象だった。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

2020年2月ロードスマートⅣ試乗時

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

2020年2月ロードスマートⅣ試乗時

それから3年が経過し、テスト車両だったMT-09のオドメーターは約1万キロの距離が上乗せされている。その間、タイヤは交換しておらず、つまり加算された距離のすべてをロードスマートⅣが支えてきたというわけだ。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

テスターという仕事柄、タイヤにしろ、バイクにしろ、日常的に多くの新製品に携わる。それらは例外なく性能の向上が図られ、年月が経ったものは確実に色あせていく。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

3年、1万キロ。これは一般的なユーザーにとって、なんらかの目安になる数字ではないだろうか。ひとつの区切りでもあるため、改めてその乗り味を確かめてみよう…というのが当企画である。

そこで前回と同様、様々なステージに繰り出し、タイヤにどのような変化があったのかを検証。時間と距離を実際に積み重ねてみなければわからない、興味深い試乗になった。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

久しぶりに乗ったロードスマートⅣは抜群の鮮度を維持。その、スポーティなフットワークは健在だった。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

新品装着時の第一印象がそうだったように、走り出してすぐに体感できるのは、クッション性に富む優しいタッチだ。

アスファルトの継ぎ目や凹凸から伝わってくるはずのショックが巧みにいなされ、「ドン」とくるつもりで身構えている場面でも「トン」と濁音が取れたように減衰。路面状況に対しいい意味で無頓着でいられる大らかさがあり、余計な神経を使わずに走ることができる。

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乗り心地に優れるタイヤというものは得てしてハンドリングも大味なものとなり、つまり緩慢な動きを示すことが多い。カチッとした硬めのサスペンションよりも、フワッと柔らかなサスペンションの方があいまいな挙動になるのと同じだ。

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しかしながら、コーナーを前にした時のロードスマートⅣの動きは軽やかだ。とりわけ車体が直立した状態からリーンする際のレスポンスは素早く、MT-09の鼻先がクリッピングに向かってスッと回頭。荷重や面圧といった小難しいことを考えなくとも、ごく自然にコーナリングへ移ることができる。

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その時のレスポンスは、クイック過ぎずダル過ぎもしないナチュラルなものだ。旋回に必要なバンク角に達すれば特別な操作や入力を意識しなくとも車体は安定し、リアタイヤから伝わる確かな接地感にゆだねてコーナーを立ち上がっていくことができる。

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ライダーが積極的に介在し、ともすればねじ伏せるような操作でバイクを操るのもライディングの醍醐味ではあるが、そんなハードな走りはツーリングにふさわしくなく、またすべきでもない。

路面や天候がどうであれ安心して走ることができ、いかに疲労を感じず粛々淡々と距離を重ねられるか。ツーリングタイヤに求められるそうした性能が突き詰められている製品が、このロードスマートⅣだ。

ダンロップ|スポーツマックス ロードスマートⅣ|インプレッション

MT-09は元来軽快なモデルだが、ロードスマートⅣによってそのハンドリングが引き出され、それでいてしなやかさも両立。3年という時間、1万キロという距離、を感じさせない扱いやすさが好印象だった。

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そして今回、最も驚かされ、最も意義あるデータになったのが、優れた耐摩耗性だ。タイヤのトレッド面を見てもらえば一目瞭然で、刻まれた溝がフロントにもリアにもたっぷりと残されていることがわかる。繰り返すが、3年1万キロでこの状態である。

あくまで個人的な見解ではあるが、2万キロは確実に問題ないと予想することができ、果たしてその先もどこまで持たせられるのか…長距離を走るツーリングライダーにとって、この驚くべきライフの長さは大きな朗報になるに違いない。

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もちろん単に減らないだけでなく、スポーティさと快適性も兼ね備えているのは既述の通り。あらゆる項目が高得点でなければならないツーリングタイヤはそれゆえ選択が難しいカテゴリーだが、まさにロードスマートⅣの存在が、多くのツーリングライダーの悩みを解決してくれるに違いない。

ダンロップ ツーリングタイヤ「ロードスマートⅣ」1万キロ走行の軌跡

さて、ダンロップのロードスマートⅣをヤマハMT-09に装着後、各所にツーリングに出かけ、その模様をツーリング専門誌の「モトツーリング」において連載している。その中で、思い出に残っているツーリングをいくつか抜粋しよう。

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赤沢宿(山梨県早川町)

まずは、ダンロップのロードスマートⅣを装着したばかりの頃にツーリングに行った山梨県の赤沢宿。身延山久遠寺に行った後に訪ねた山奥に昔ながらの家屋が並ぶ重要伝統的建造物群保存地区で、隔世感があり風情が漂う場所だ。同宿内は傾斜がキツい石畳の道が点在していたが、クッション性に富むロードスマートⅣにより急坂の石畳の道も臆せずに走れたのが思い出深い。

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蔵王エコーライン(山形県上山市)

また、ロングツーリング時の疲労感を試しに、日帰りで蔵王までツーリングに行ったのも思い出が深い。御釜に立ち寄った後、蔵王エコーラインを走り、そして民話で結ばれている七ヶ宿街道(みちのくおとぎ街道)通り戻ってきたのだが、ヤマハのMT-09で1日で800km以上走ったものの全く疲労感を感じなかったのには驚かされた。

本来は東北自動車道を走り宮城県側から蔵王エコーラインに入り山形県側に抜け、東北中央自動車道で戻ってくる予定だったのだが、あまりにも疲れず休憩の回数も少なくて済み時間が余ったため、急遽七ヶ宿街道を通り、再び東北自動車に戻り帰ってきたほどだった。

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東京スカイツリー(東京都墨田区)

ツーリングでは、遠方に行くばかりではなく、時には近場を走ったりすることもあるのだが、東京の下町を巡っていた際には突然のゲリラ豪雨に見舞われたこともあった。ここでは、ロードスマートⅣのウェット性能の高さに驚きつつ、安心して雨中を走ることができたのが思い出に残っている。

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さて、思いのままに色々な場所にツーリングに行くと、予期せぬシチュエーションに出会うことがある。

海辺を走る夏場のツーリングに出会う道の上に広がる飛砂もその一つだ。もちろん避けて通りたいが、どうしても飛砂の上を通過しなければならない時も、溝の多いロードスマートⅣだと安心感が高い。

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岩井海岸(千葉県南房総市)

そして、モトツーリングのツーリング取材で一番多くでくわす予期せぬ道が酷道である。

おしらじの滝やスッカン沢を訪ねて走った矢板から塩原へと続く栃木県の八方道路は、道自体は幅があり走りやすいのだが、走行ライン中に急に陥没箇所があったり、道が割れている場所などがあり、結構気を使って走る箇所も多い。クリアミスをして段差を通過してしまった場合も、ロードスマートⅣの余韻が続かない減衰により、予想外に疲れずに走れたのが嬉しかった。

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八方道路(栃木県那須塩原市)

奥只見湖沿いを走る酷道の樹海ラインを走った際には、同道名物の洗い越しを何十本も通過した。洗い越しとは川に橋を架けずに道路と川が交差している場所のことで、本当に道の上を川が流れているのだが、その安心感からそんな場所でも臆せず渡河することができたのも、今更ながら思い出深い。

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奥只見樹海ライン(新潟県魚沼市)

あと、予期せぬ道として未舗装路がある。もちろん、ツーリングのルーティングをする際には未舗装路を避けて設定するのだが、道路工事中で舗装が剥がされて未舗装路になっていたり、予想外に未舗装路だった道に出会ったりすることがある。富士山の北側にある紅葉台への道も、予想外の未舗装路だった。

もちろん、ロードスマートⅣはダート用のタイヤではなくロードタイヤなので未舗装路の走行はお勧めできないが、こういう予想外の場合でも臆せずに進もうと思えるのが大らかなロードスマートⅣのキャラクター性でもある。

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紅葉台 富士山展望台への未舗装路(山梨県鳴沢村)

とにかく、ツーリングでは街中の渋滞路から山岳の峠道、海沿いの強風路から山中の酷道まであらゆる道を走ることになり、その場所により路面状況は全て異なる。まして、ツーリング中に雨が降ると道の状況も一変してしまう。

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筑波山山麓(茨城県下妻市)

そんな中でも、ギャップ吸収性がよく安心感が高く、峠道も軽快な走りを楽しめて、高ウェット性能のロードスマートⅣは、ツーリングのあらゆるシーンに対応をしてくれるので心強いし楽しい。逆に言えば、タイヤが自己を強く主張しないので、疲労感がなくいつでもどこでも自分の気が向くまま走ることができるのだ。

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熱海箱根峠線(静岡県函南町)

さて、ここでこれからのツーリングのお供に、役立つキャンペーンを紹介したい。

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参加方法は、ダンロップ公式アカウントの

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※本記事はダンロップが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。