ダンロップのスクーター向けプレミアムタイヤ「スクートスマート」が新世代の『2』に進化!

  • 2022/04/01
  • 【BRAND POST】ダンロップ

初代の素性を継承しながら、飛躍的な進化を達成。ダンロップが今春から発売を開始するスクートスマート2は、日常域での快適性や安全性を重視する人から、ツーリングやスポーツライディングを楽しみたい人まで、どんなスクーターユーザーにも、自信を持ってオススメできる万能タイヤだ。

●文:中村友彦 ●写真:長谷川 徹 ●取材協力:SP忠男 浅草店 ●BRAND POST提供:ダンロップ

初代から約10年の時を経た新世代の『2』は、全方位でレベルアップを実現した万能タイヤ

ダンロップ|スクートスマート2

スクートスマート2の開発コンセプトは、“毎日が楽しく、安心できるタイヤ”。基本と言うべき耐久性とウェット性能の向上に加えて、素直なハンドリングと良好な乗り心地を実現した。 [写真タップで拡大]

ノーマルタイヤにあまり執着せず、早めに良質なアフターマーケット用に変更するべき。スクーターユーザーの中には、そういう考えのライダーが少なからず存在する。確かに僕自身も近年のスクーターに試乗して、タイヤに物足りなさを感じることは多いのだが、そんな中で珍しく、ノーマルで好感触を得たのが、ヤマハXMAXとNMAXが履くダンロップ・スクートスマートだった。

もちろん、タイヤに関する見解は人それぞれだから、この意見に賛同しない人もいるだろう。とはいえ過去の仕事で体験した、軽二輪/原付二種スクーター数台を集めての比較試乗で、XMAXとNMAXのハンドリングに感心し、ライバル勢にもスクートスマートを履かせてみたい!と僕が感じたことは、1度や2度ではないのだ。

そんなスクートスマートは、今春から新世代の2に進化する。初代のデビューが2011年末だったことを考えると、約10年が経過してようやくダンロップはモデルチェンジを行ったわけだが、その事実は裏を返せば、初代が優れた資質を備えていたことの証明ではないだろうか。

プロファイル/カーカス/コンパウンドを刷新

スクートスマート2は非常に欲張りなタイヤで、ドライグリップ、ウェットグリップ、ハンドリング、乗り心地といった基本性能に加えて、ホイールへの組み付けの容易さという面でも、初代を上回る性能を獲得している。

技術的な話をするなら、まずトレッドパターンはウェット性能とライフを考慮して全面的に見直されているし、素直なハンドリングを実現するため、フロントはわずかに尖り気味、リアは微妙にRを大きくしたプロファイルを採用。そしてカーカスの素材をナイロンからポリエステルに刷新したこと、トレッド面のコンパウンドをカーボンからシリカに変更したこと、サイドウォールに乗り心地を意識した専用コンパウンドを導入したことなども、初代とは異なるスクートスマート2ならではの特徴だ。

ちなみに、ダンロップはスクートスマート2の紹介文で、“ビッグスクーター向けプレミアムバイアス”という言葉を使っているのだが、昨今ではビッグスクーターの定義は曖昧になっているので、対象がわかりづらいと感じる人がいるかもしれない。念のために記しておくと、このタイヤの適合排気量は125~400cc近辺である。

ダンロップ|スクートスマート2
ダンロップ|スクートスマート2

フロントのセンターグルーブと前後輪に刻まれるロングラテラルグルーブは、排水性の向上とロングライフ化を考慮した形状。フレックスサイプはトレッド剛性の最適化に貢献している。カーカスをナイロンからポリエステルに変更した背景には、バイアスに必要な剛性の確保と新プロファイルの形状維持という意図があったようだ。 [写真タップで拡大]

ダンロップ|スクートスマート2
ダンロップ|スクートスマート2

ダンロップが2種のテストに使用した車両はいずれもヤマハNMAX155で、ウェット路面における制動距離の短縮には、トレッドパターンの見直しに加えて、シリカコンパウンドの採用が大いに役立っている。前後輪のプロファイルは、ツーリングで疲れにくい、素直なハンドリングを意識して決定。 [写真タップで拡大]

軽快感と安定感を絶妙な塩梅で両立

ダンロップ|スクートスマート2

スクートスマート2のハンドリングの特徴は、基本的に軽やかでありながら、安心感が味わえること。 [写真タップで拡大]

スクートスマート2を履いたXMAXで走り始めて、僕が最初に感心したのは、フロントのABSの作動が、初代スクートスマートを履くノーマルと比べると、やや遅くなっていることだった。などと書くと、それって危険なのでは?……と感じる人がいるかもしれないが、そうではない。スクートスマート2はハードなブレーキングを行っても、タイヤと路面の摩擦が維持され、ロック→スリップという展開にはなかなかならないので、むしろ安心して制動力を引き出しやすくなっているのである。

ブレーキに続いて感心したのは、路面の凹凸を通過した際の収束の早さ。もっともこの点については、初代も決して悪くなかったのだけれど、2の場合は凹凸の余韻が車体にほとんど残らない。それはあたかも、前後ショックを高級品に変更したかのようなフィーリングで、だからこそ2は、初代以上の快適性と運動性が味わえるのだ。

では肝心のハンドリングはどうかと言うと、これもかなりの好感触だった。直進状態で十分な安定性が確保されていることは初代と同様だが、2は直進状態から車体を傾けようとしたときの動きが俊敏で、それでいてバンクしていく際の動きが早すぎることはなく、イメージ的にはしっとりと落ち着いている。言ってみれば、軽快感と安定感を絶妙な塩梅で両立しているわけで、この特性は同社の最新スポーツツーリングラジアルタイヤ、ロードスマート4に通じる要素だと思う。

なお今回の試乗では確認できなかったものの、ウェット性能とライフに関しても、2はきっちりレベルアップを実現している。広報資料によると、ウェット路面での制動距離は初代より10%短くなり、リアのライフは初代に対して20%伸びているとのこと。もちろんこの2つの改善は、スクーターユーザーなら誰だって大歓迎だろう。

日常域での快適性や安全性を重視する人から、ツーリングやスポーツライディングを楽しみたい人まで、どんなスクーターユーザーにも、自信を持ってオススメできる万能タイヤ。それがスクートスマート2を体験した僕の印象で、今後の仕事で軽二輪/原付二種スクーターの比較試乗があったら、全車にスクートスマート2を履かせてみたい! と感じそうである。

ダンロップ|スクートスマート2

直進安定性は至って良好。高速道路を使っての長距離移動はまったく苦にならない。 [写真タップで拡大]

ダンロップ|スクートスマート2

初代スクートスマートに対して、新世代の2は溝面積を拡大。プロファイルは、フロントはわずかに尖り気味、リアは微妙にRが大きくなっている。 [写真タップで拡大]

ダンロップ・スクートスマート2のサイズ一覧

フロント:
110/90-12 64L
120/70-12 51L
110/70-13M/C 48P
110/90-13M/C 55P
120/70-13M/C 53P
100/80-14M/C 48P
110/80-14M/C 53S
120/70-15M/C 56P
120/70-15M/C 56S

リア:
130/70-12 62L ☆
130/70-13M/C 63P ☆
140/70-13M/C 61P
120/70-14M/C 61P ☆
140/70-14M/C 62P

☆=REINFORCED (負荷能力強化タイプ)

ダンロップ|スクートスマート2

DUNLOP SCOOTSMART2 [写真タップで拡大]

ダンロップ|スクートスマート2

DUNLOP SCOOTSMART2 [写真タップで拡大]

※本記事はダンロップから寄稿されたものであり、著作上の権利および文責はすべて寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

ホーム「B+COM」新製品が発売前に当たる!!進化の歴史や誕生秘話が目白押しのスペシャル企画開催中!
WEBヤングマシン|新車バイクニュース