インカムは音質にこだわる時代！【B+COMカスタムサウンドシリーズ「ヘルメットスピーカー EXP01」インプレッション】
インカムにより良い音を求めるライダーに評判のB+COM カスタムサウンドシリーズ「ヘルメットスピーカー EXP01 （イーエックスピーゼロワン）」。今秋発売となった新アイテムを、実際に試用！ 取り付けや設定なども含め、製品使用前のポイントも紹介。
文:村田奈緒子 ●BRAND POST提供:サイン・ハウス
バイクで最高の「いい音」にこだわって開発されたB+COM専用のスピーカー
私事だが昔むかしの学生時代、ポータブルCDプレイヤーをはじめて買ってもらったとき人生が変わった気がした。その後、それまで付属品のイヤホンを使用してきたが、iPodに変えたタイミングでAKGのヘッドホンを新調。音の良さに、さらにびっくりした思い出がある。形式は変われど、最近はiPhoneのSpotify × Bang & Olufsenのワイヤレスイヤホンの組み合わせが定着。
いつでも、どこでも好きなときに好きな音楽が最高の音質で聴けるというのは豊かなことで、なくてはならないものだからこそ、そこそここだわってきたつもりだ。
しかしながら、インカムの音質は盲点だった。そのことに気づかせてくれたのが、今回紹介するB+COM カスタムサウンドシリーズ「ヘルメットスピーカー EXP01 （イーエックスピーゼロワン）」だ。
今秋に発売となったB+COM カスタムサウンドシリーズ「ヘルメットスピーカー EXP01」は、B+COM SB6XとONEに対応。※B+COM PLAYは非対応
装着していたB+COM SB6Xのスピーカーと取り替え！
外径はφ40mmで、B+COM SB6XとONEに付属するスピーカーと同サイズ。
B+COM カスタムサウンドシリーズ「ヘルメットスピーカー EXP01 」は、バイクで最高の「いい音」をかなえるために開発され、B+COM SB6XとONEの本格サウンドをよりしっかりと楽しむことができる優れモノ。
パッケージを開けてまず思ったのは、B+COM SB6Xの付属スピーカーと比べても大差がないコンパクトなサイズ感。比べてみると、厚みは「ヘルメットスピーカー EXP01 」の方が0.3mm薄型だ。
長時間の着用も考えると、コンマ数ミリでも薄型のデザインになっているのは締め付けの心配がなくて嬉しいところ。
走行中、特に聞き取りにくくなる低音域にしっかりと厚みをもたせつつ、中高音域も濁らせない、音の輪郭をくっきりと描き出す理想的なスピーカーに仕上げているそう。
箱から取り出したら、さっそくスピーカー本体の準備を開始。セットに同梱されているスピーカースポンジを装着したら、B+COM SB6Xのスピーカーと取り替えるだけで準備はOK！
EXP01の性能を最大限発揮するためには、スピーカーの取り付け位置が非常に重要。フィット感に不安があったり、うまく調整ができない場合は、B+COMを快適に使うためのフィッティング方法が公式WEBで紹介されているので、ぜひチェックを。
使用前には、イコライザー設定を行う
「ヘルメットスピーカー EXP01 」をヘルメットに装着したら、次のステップはイコライザーを設定。イコライザーとは周波数ごとに音量を調整できるツールで、「ヘルメットスピーカー EXP01 」の場合はPCまたはスマートフォンアプリより行うことができる。
STEP1：B+COM SB6X/ONE本体の最新ソフトウェアのアップデートを行う
サイン・ハウスWEBから最新のWindows PC用「B+COM U」をダウンロード＆インストールし、B+COM本体を最新プログラムに更新する。アップデート方法は、サイン・ハウスのYouTubeでも詳細を知ることができる。
STEP2：B+COM U Mobile APPのアップデートを行う
専用イコライザーの設定は、PC用B+COM U、スマートフォン用B+COM U Mobile APPのどちら
からでも行うことが可能。
スマートフォン用B+COM U Mobile APPをダウンロードしたら、B+COMとスマートフォンをBluetooth接続。接続を確認したら、B+COM U Mobile APPを起動する。
STEP3：B+COM U Mobile APPからB+COMを設定
アプリのメニュー画面にあるB+COM設定を選択すると、基本設定やインカム設定、音楽設定のリストが表示される。音楽設定のサウンドEQから「EXP01」をセレクトしたら、画面右下の更新をクリック。
STEP4：イコライザー設定が完了！
純正スピーカーよりもベース音がしっかり聞こえる!
実際に使用してみて、まず驚いたのはベースがしっかりと聞こえ、純正スピーカーと比べると深みのある響きが印象的だったこと。音楽によっては、ドラムの存在感や繊細なピアノの音も聞き取りやすく感じた。
また、風切り音が増す高速走行時はよりクリアな音質を実感。もちろんバイクに乗っている環境を考えると、本格的なヘッドホンやスピーカーとは土俵が異なるプロダクトではあるが、走行中のノイズにも負けない音質は、少しでもよりよく音楽を楽しみたいライダーには重宝されるだろう。
音質もさることながら、「ヘルメットスピーカー EXP01 」は、スピーカースポンジを固定する面ファスナーが2ヶ所設けられており、これによってヘルメットを被るときにスピーカースポンジがズレないのが◎。スピーカースポンジをセットする際は面ファスナーにひっかかることもあり、多少やりづらさもあったが、前はヘルメットを何度か被り直したりすることもあったのがなくなったのが個人的に好印象だった。
もう少し暖かくなったら、ロングツーリングで「ヘルメットスピーカー EXP01 」をより楽しみたい！
ヘルメットスピーカーEXP01 製品情報
※製品の利用には、B+COM SB6X/ONE本体の最新ソフトウェアアップデート、およびPC/スマートフォンアプリ「B+COM U」でのイコライザー設定が必要
B+COM カスタムサウンドシリーズ
ヘルメットスピーカー EXP01
対応：B+COM SB6X/ONE ※B+COM PLAYは非対応
品番：00082351
JAN：4541408006967
価格：7,480円(税込)
内容：ヘルメットスピーカー(面ファスナーオス付)×1、スピーカー用スポンジ×2、スピーカー固定用面ファスナーメス×2、スピーカー固定用調整パッド×4、ユーザーズマニュアル×1
※本記事はサイン・ハウスが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
