
初めて旅する場所であれば、必ず持ち歩きたいのが地図。昔はタンクバッグに紙の地図。続いてバイク専用ナビゲーションシステム。さらに現在主流となっているのがスマートフォンの地図アプリを使用したナビゲーションだ。スマホをハンドルやメーターまわりに固定するためのホルダーが様々なメーカーから販売されている。今回はハーレーユーザーにおすすめしたい、定番モデルから最新の防振モデルまで全5点ピックアップした。
●文/写真:ウィズハーレー編集部
ラムマウント Xグリップ:シンプルで無骨、そして角度も自由自在。アメリカ生まれのロングセラーモデル
’95年にアメリカで誕生したラムマウント(RAM MOUNTS)。ラバーボールを支点としたマウント/アームは汎用性が高く、スマホだけではなくアクションカメラなどにも使える汎用性の高いホルダーとして人気。シンプルで使いやすく、とにかく頑丈。緩んでもすぐ手で締められるなど、わかりやすく使い勝手が良い。

ラムマウント Xグリップ ファブレット用 テザー付(3960円)は、スマホを4つのゴムのカバーがついた爪で挟み込む。スプリングのテンションによってスマホを挟み込み脱落防止用のゴムも使用し固定。幅約44~114mm 、厚み22mmまでに対応。 [プロト] [写真タップで拡大]
サインハウス マウントシステム:アルミ削り出しの上質な輝きは高品位なカスタムパーツの存在感
樹脂製が多いスマートフォンマウントの中で、総アルミ製で削り出し仕上げで質感高いサインハウスの「マウントシステム」。ホルダーの固定アームはねじ式でサイズ調整の自由度が高く、3ヵ所合計5つのツメでスマホを確実に固定する。ボール式ジョイントでマウント位置の自由度が高く、機能も抜群だ。

サインハウス マウントシステム [A-45]スマートフォン汎用ホルダー タイプ4(1万7600円) [B-6]アーム80mm(5500円) [C-23]パイプクランプベースφ1インチ(4620円) [サインハウス] [写真タップで拡大]
振動からスマホを守れ! 防振性能モデル続々デビュー!
年々進化を続けるスマートフォン。カメラの性能が著しく、望遠/広角/手振れ補正などの機能が備わっている。旅を楽しくさせるガジェットとして進化は望むところではあるが、バイクに装着するにはその最先端機能が仇となる。バイク特有の振動がスマホに伝わり、それが原因で故障が発生する事象が多く報告されるようになった。そこでメーカーも様々な対策品を出し始めている。
SPコネクト モトバンドル:シンプルな外観とスマート脱着。衝撃吸収モジュールがスマホを守る
ホルダーは至ってシンプル。専用スマホケースの組み合わせで強固に保持しつつも、簡単に脱着できる。「モトバンドル」は、iPhone12Pro用ケース/バーハンドルマウント/防水ウェザーカバーのセット。これに振動軽減ラバーが備わったアンチバイブレーションモジュールを装着し、スマホを守る。

SPコネクト モトバンドル iPhone(1万3750円) [デイトナ] ※写真はアンチバイブレーションモジュール装着状態 [写真タップで拡大]
クアッドロック ハンドルバーマウント:スマホケースを兼ね、簡単脱着OK。特殊ゴムを使用した衝撃吸収ダンパーに注目!
スマホケース(iPhone12Pro用3740円)がホルダーを兼ねていて、マウントと専用スマホケースの凹凸を合わせて45度回転させるだけでロックし固定できる。そこに連結するハンドルバーマウントはインチバー対応のカラーも同梱されており、他車種からの乗り換えにも優しい。

クアッドロックハンドルバーマウントV2 モーターサイクル用(6050円) アンチバイブレーションモジュール(3590円) [クアッドロックジャパン] [写真タップで拡大]
エフロック TKプロテクトZホルダー:パイプだけでなく板でもクランプOK。リニアモーターカーと同じ原理の磁力反発で防振
エフロックの「TKプロテクトZホルダー」は、アームで対角状にスマホを保持。アームをロックできるから脱落の心配もない。このマウントにベースクランプ「ホーク1」を組み合わせる。パイプ状のものなら10~32mm 。板状なら6~32mmまでの厚みを固定できるので、装着可能な場所は幅広い。

エフロック TKプロテクトZホルダー(4950円)/ホーク1(6050円) [コルハート] [写真タップで拡大]
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