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[画像 No.4/8]カワサキはいかにしてメグロを吸収したか:650-W1ヒストリー【大躍進を支えた名門の技術】

MEGURO Z7 T1|カワサキはいかにしてメグロを吸収したか:650-W1ヒストリー【大躍進を支えた名門の技術】
【大排気量車を得意としていたメグロ】1937年型Z97に単を発する、メグロ製ビッグシングルの最終作となったのが、1956~1960年に販売されたスタミナZ7(右)。1955年に登場したセニアT1(左)は英車的なスタイルだが、パワーユニットに特定の車両を参考にした気配は皆無だった。
ニッポンがもっとも熱かった“昭和”という時代。奇跡の復興を遂げつつある国で陣頭指揮を取っていたのは「命がけ」という言葉の意味をリアルに知る男たちだった。彼らの新たな戦いはやがて、日本を世界一の産業国へと導いていく。その熱き魂が生み出した名機たちに、いま一度触れてみよう。 目次 1 海外の名車を規範とした1960年代初頭以前の日本車2 名門メグロから継承した大排気量車のノウハウ 海外の名車を規範とし […]