ヤングマシンの名物企画といえば、やはり新車予想スクープ記事。バイク界の東◯ポと呼ばれる所以でもあるが、そこにはバイク業界の期待やトレンドが反映されているというのも事実で、読者のみなさまも楽しみにしてくれているハズ。そんなヤングマシンのスクープの中でも、2024年上半期(4~9月)に注目を集めた記事について、アクセスがよかった順にランキング形式で紹介するぞっ!
●文:ヤングマシン編集部 ●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
1位:ホンダ「新型CB400」SFルックで2025年秋にデビューか?
堂々の1位は、2022年に惜しくも生産終了した名車、ホンダCB400SF/ボルドールの後継モデルについて。途絶えていた400cc、4気筒エンジンの灯を受け継ぐモデルをホンダが開発中というスクープだ。
外観デザインはCB400スーパーフォアを継承し、伝統的な4気筒400ccネイキッドの魅力を訴求。カワサキの高出力路線とは一線を画す、総合的なバランスを重視した設計になると予想される。発表は、2025年秋頃となるか。
2位:ヤマハWRが200ccの水冷DOHCで復活?!
2位は、日本から姿を消して久しい、ヤマハの最強市販トレールWR250Rと、そのモタード版WR250Xの後継モデルについて。グローバルモデルとして、ヤマハが新たに投入する予定の200cc単気筒DOHCエンジンを搭載して、登場するかもしれないというスクープだ。早ければ2025年にも発表されるかも?
200ccと聞くと、中途半端な排気量と思われるかもしれないが、日本でも1980年代に流行った時期があった。250cc並みの動力性能を125ccクラス並みの車体に搭載し、軽量かつ十分な動力性能を備えていたことから、とくにオフロードでは人気だったのだ。
3位:ホンダ新型「CB400」最新情報まとめ
3位は、2024年8月時点での新型CB400スクープまとめ記事。ホンダの二輪・パワープロダクツ事業本部長(=2輪部門の責任者)に就任した加藤稔氏が「次期ホンダ400cc」の存在を認めたことを報じた。
さらに、従来型CB400において、ネイキッドのスーパーフォアと対を成す存在として存在感を放っていた、”スーパーボルドール”のヤングマシン独自予想CGも公開。総合力を高めるためにも、ホンダにはハーフフェアリング付きの希少な400ツアラーとして人気を博した、こちらの路線もぜひ検討してほしい!!
4位:ホンダ新型「CB1000」はホーネットベースで’25年春に登場!?
4位は、CB1300スーパーフォアの後継機として目されている、CB1000について。CB1000ホーネットベースにしつつも、オーソドックスなデザインのヘリテイジ系ネイキッドとして、2025年内の国内発表が検討されているというスクープだ。
昨今流行のネオクラシック指向とはしないという、その心は“第4世代のジャパニーズCB”の確立にある様子。1969年のCB750フォア、1979年のCB750F、そして1992年のCB1000スーパーフォアと、日本におけるビッグCBは、この3世代がそれぞれの時代を切り開いてきた。CB1000はこれらに続く、今後のホンダ国内モデルの大黒柱たる1台を目指すという。
5位:スズキ「DR-Z4S/SM」最新装備で復活熱望!!
5位は、往年の名モタード&トレール・DR-Z400S/SMが復活するかもしれないという噂。根拠は、2つある。1つ目は、現行モデルの存在。DR-Z400系は国内仕様こそ2009モデルで最終型となったが、北米ではなんとキャブ仕様のまま2024モデルもラインナップされているのだ。
2つ目は特許。スズキは2022年に、DR-Z400系のエンジンを用いた排気系の触媒に関する特許を、出願しているのだ。FI化されているような描写もあり、何らかの形でDR-Z400系の進化が模索されていたことが見て取れる。
実際、2024年11月に実施されたEICMA(ミラノショー)では、その全貌があらわに。かつての名車を引き継ぐモデルが公開された。
6~10位:名車の復活に熱視線!
惜しくもトップ5入りを逃した6位以降でも、セローやゼファーといった名車の復活に関するスクープが目白押し。やはり読者は、慣れ親しんだビッグネームを求めている!?
6位:ヤマハ新200ccシリーズでセロー復活!?
7位:ヤマハYZF-R1に“新型”の情報アリ!!
8位:ホンダ「新型CBR400RR」はニダボ系フォルムにEクラッチ採用?!
9位:カワサキ新型「Z400RS」はゼファーまたはFXになる?!
10位:ヤマハWR200R/X続報!水冷×電スロ装備で登場か
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スクープ/未来予想)
BIG-1後継機は“エフ”スタイルで来る?! まさかまさかの新情報だ。ホンダが開発中のヘリテイジネイキッド・仮称「CB1000」が、ホンダ往年の名車“エフ(CB750F/CB900F/CB1100F)[…]
ホンダファン感涙の“V型”復活ストーリー?! というわけで考えたのが“V3”。つまりV型3気筒だ。シリンダーをひとつ減らすことでコストを抑え、ホンダの現ラインナップで空白となっている、900cc前後の[…]
“STARS of EICMA”その実態を徹底予測! 既存4エンジンのプラットフォームで効率よく機種展開してきたが、現在、新価値のものを仕込んでいる。 今年のミラノで電動ファンモデルのプロトタイプとと[…]
先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?! 旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
人気記事ランキング(全体)
1980年代の“ミッドナイトスペシャル”を黒ボディと金ホイールで再現?! ヤマハは欧州と北米で、ミラノショーを前に2025年モデルを発表。まずは新色“ミッドナイトブラック”をまとったXSR900だ。 […]
じつはベテランも毎回同じにできていない 半クラッチはブレーキやギヤチェンジに次いでリクエストの多い課題。その半クラ発進、じつはベテランでもその都度少し違ったクラッチミートになっていて、毎回ピッタリ同じ[…]
インドネシアで発表済みの「NMAXターボ」のグローバル版! ヤマハは欧州で新型125ccスクーターの「NMAX125」「NMAX125テックマックス(Tech MAX)」を発表した。欧州ではこれまでT[…]
金属加工で培ったワンオフパーツ製作や溶接技術を生かし、マニアも納得の“サンキュッパフレーム”を製作 初期型/前期モノと呼ばれるモデルが尊重される多くの絶版車と異なり、後期型が好まれているのがホンダCB[…]
4タイプの特徴/メリット/デメリット フルフェイス型 ジェット型 システム型 アドベンチャー(ADV)型 用途にベストなヘルメットはコレ! サイズ選びとアゴ紐の締め具合もしっかりと 各ヘルメットが持つ[…]
最新の投稿記事(全体)
1位:ホンダ「新型CB400」SFルックで2025年秋にデビューか? 堂々の1位は、2022年に惜しくも生産終了した名車、ホンダCB400SF/ボルドールの後継モデルについて。途絶えていた400cc、[…]
スマホ連携TFTやスマートキー装備のDX ホンダがミラノショーで新型PCX125(日本名:PCX)を発表した。2023年には欧州のスクーターセグメントでベストセラーになったPCX125だが、日本でも原[…]
スマートモニターとは? スマホ車載型との違い スマートモニターとは、バイクに取り付けることでライダーにさまざまな情報を表示してくれるバイク用ディスプレイです。 スマホとのWi-Fi接続によってナビゲー[…]
一般公道は乗りやすさ最優先、そのコンセプトを後方排気でピュアレーシーへ ヤマハは、1980年にレーサーレプリカ時代の幕開けともいうべきRZ250を発売。一躍250ccをビッグバイクを凌ぐパフォーマンス[…]
400ccのDR-Zが帰ってきた! モトクロス競技の主導権を4ストロークが握り始めて間もない2000年、公道市販車として産声を上げたのは水冷398cc単気筒を搭載するハイスペックなデュアルパーパスモデ[…]
- 1
- 2