以前から数度に渡ってレポートし、そのたびに大反響を巻き起こしてきたヤングマシンの「CB400復活」スクープ。今回はそれらの情報を1本の記事にまとめてみた。2022年に生産終了した名車・CB400スーパーフォアのデザインや車両のコンセプトを踏襲する模様で、ホンダの新ウエポン・Eクラッチも投入の予定。登場は2025年秋か?
●CG製作:SRD(不許複製/All rights reserved)
威風堂々の初代へ回帰! 俺達のヨンヒャクが復活へ
ホンダのバイクを統括する総責任者が「次期ホンダ400cc」の存在を公式に認めた――。それ以上の詳しい情報は不明。しかし、これは本誌が以前から提唱してきた次期CB400に他ならないだろう!
並列4気筒エンジンは完全新設計の見込み。厳しい環境規制をクリアしつつ、カワサキZX-4Rら75ps以上にまでハイパワー化したライバルに対抗するために、ゼロから造り出さざるを得ないハズだ。
デザインに関するウワサも新たに舞い込んできた。新型は1990年代にライダーだった者には懐かしい、初代CB400SFをリスペクトしたルックスになると予想したい。
ハイパーVTECを搭載しない第一世代の1992~1998年型は「プロジェクトBIG-1」のコンセプトに基づく、グラマラスな外装が特徴だ。今まで本誌ではレトロなCBX400F風のスタイルなどを予想してきたが、どうやら新型は元祖CB400SFに回帰。自らの王道デザインで復活を遂げるのだ!
王道スタイル×最新鋭でこそCB-SF
’99年型からシャープなデザインとなったが、常にフォルムは正統派。一方でハイパーVTECなどの最新装備を採り入れ、運動性能はピカイチだった。新型も王道デザインとEクラッチなどのメカを導入し、CBの伝統を受け継ぐだろう。
ベストバランス路線は継続。最高出力は70ps程度か!?
車体に関しては、従来の正立Fフォーク+リヤ2本サスから脱却し、現代的な倒立Fフォーク+リヤモノサスになると予想。車体面でも最新鋭になると考えられる。とはいえ、マシンのキャラクターとしてはZX-4Rのようなカリカリ系スポーツではなく、ホンダらしくトータルバランスを優先する模様。これは従来型CB400SFのような万能キャラとも合致する。
ただしスペック的に77psのZX-4Rをまったく無視するのも難しく、さほど見劣りしない出力に仕立ててくるハズ。最新ヨンヒャクとして旧SFの56ps超えは間違いなく、70ps前後は期待してもいいだろう。生産国は、4気筒人気が高まる中国の模様。開発が順調に進めば登場は’25年秋頃か? 待て続報!
スーパーボルドールもぜひ欲しい!!
従来型CB400において、ネイキッドのスーパーフォアと対を成す存在として存在感を放っていたのがCB400スーパーボルドール。ハーフフェアリング付きの希少な400ツアラーとして人気を博した。現時点で開発情報は得られていないものの、新CB400がトータルバランス重視路線を取るなら、総合力をより高めるSB路線もぜひ検討してほしい!!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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