
スズキイタリアは、11月7日より開催されるEICMA 2024(ミラノショー)に向け、黒×黄に彩られた「GSX-8R CUP」および「SWIFT 8R」という2台のプロトタイプ車両を発表した。今年のカー・オブ・エイクマに選ばれたスイフトはバイクの展示会であるEICMAに展示されることになる。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
GSX-8Rカップのスピリットとカラーリングを反映したスイフト8R
スズキはイタリアで、11月7日~10日にフィエラミラノで開催されるEICMA 2024の主役の一角を務める“Car of EICMA”に選出されたこをと発表。これを記念して、スズキはEICMAの主催者にさまざまなクルマを提供するほか、黒と黄色に彩られた特別仕様のプロトタイプ×2車を展示する。
1台は我々にも馴染みのあるスポーツバイク、GSX-8Rをベースとしたサーキット走行用モデル「GSX-8R CUP」。2024年5月にミサノで開催されたスズイモーターフェストで初披露されたもので、市街地の“イタリア通り”にある特設展示とEICMA内パビリオンの2か所で展示予定だ。
これと共通するイメージのグラフィックを施したコンパクトスポーツカー「SWIFT 8R」もイタリア通り沿いに登場し、来場者を魅了する予定とされる。
GSX-8R CUPは、FRP製のフェアリングや低めのハンドルバー、ブレーキレバーガード、位置調整が可能なステップキット、ドライブチェーンガイドフィンなどを組み込んだほか、レーシングスタンドの軸受けやモノショックリンケージ、キルスイッチなどサーキットで必須の装備も充実。マフラーはアクラポヴィッチ製フルエキゾースト、タイヤはピレリ製ディアブロスーパーコルサV3 SC1、ステンレスメッシュホースなど、カスタマイズされたステッカーキットなどが気分を高めてくれる。
もう一方のスイフト8Rはスペシャル外装デザインが特徴で、全長3.86mのコンパクトな車体がキビキビとしたスポーツ性を提供する。
スイフト8Rのほうはともかく、GSX-8R CUPはサーキット走行を企んでいるユーザーにとってカスタムの参考になりそうだ。
GSX-8R CUP
GSX-8R CUP
GSX-8R CUP
SWIFT 8R
SWIFT 8R
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
利便性を追求したリトル・バーグマン アドレス125、アヴェニス125に続くスズキ最新世代の原付二種スクーターシリーズ・第3弾として2023年春に登場したのがバーグマンストリート125EX。初登場から2[…]
コスパモンスター、それだけだと思っていたら これまでなかなか試乗する機会のなかった(筆者がたまたま試乗機会に恵まれなかった)スズキの軽二輪スタンダードモデル「ジクサー150」に乗ることができたのでイン[…]
スズキは、昨年のEICMAで世界初公開、大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーで日本でも公開した新型モデル「DR-Z4S」および「DR-Z4SM」を見て、触って、跨ることができるイベント「スズキ モ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
燃料タンク部分に収納スペースと給油口はテールカウルの思いきった新しいデザイン! 1990年4月、スズキはいかにもエアロダイナミクスの良さそうなフルカバードボディの250cc4気筒をリリース。 最大の特[…]
最新の関連記事(新型スポーツ&ツーリング)
専用ロゴがファン心をくすぐる 1975年に初代GL1000が誕生してから50年が経つホンダのプレミアムツアラー、ゴールドウイング。2018年のフルモデルチェンジでは、フロントにダブルウィッシュボーンサ[…]
圧倒的! これ以上の“高級感”を持つバイクは世界にも多くない 「ゴールドウィング」は、1975年に初代デビューし、2001年に最大排気量モデルとして登場。そして2025年、50年の月日を経てついに50[…]
北米にもあるイエローグラフィック! スズキ イエローマジックといえば、モトクロスやスーパークロスで長年にわたって活躍してきた競技用マシン「RMシリーズ」を思い浮かべる方も少なくないだろう。少なくとも一[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
特別色と専用ロゴなどを配した『50th ANNIVERSARY』 ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD WING TOUR[…]
人気記事ランキング(全体)
ガチの原付二種ライバルを徹底比較! 原付二種と呼ばれる、50cc超~125cc以下のバイクはユーザーメリットが多い。任意保険は4輪車などに付帯させるファミリーバイク特約が使えるし、自動車税も90cc以[…]
情熱は昔も今も変わらず 「土日ともなると、ヘルメットとその周辺パーツだけで1日の売り上げが200万円、それに加えて革ツナギやグローブ、ブーツなどの用品関係だけで1日に500万円とか600万円とかの売り[…]
660ccの3気筒エンジンを搭載するトライアンフ「デイトナ660」 イギリスのバイクメーカー・トライアンフから新型車「デイトナ660」が発表された際、クルマ好きの中でも話題となったことをご存知でしょう[…]
日本を代表する3000m級の高峰絶景が楽しめる北アルプス山脈(飛騨山脈)。その雄大な北アルプス山脈の絶景が楽しめるのが、長野県小川村を横断する「小川アルプスライン」だ。約12kmにわたる全ルートとスポ[…]
電子の力で瞬時に冷却する「ペルチェ素子」を採用 このベスト最大の売りは、その冷却システムに「ペルチェ素子」を採用していること。これは、半導体の一種で、電気を流すと素子の片面が熱を吸収(冷却)、もう片面[…]
最新の投稿記事(全体)
バイクライフをサポートするラインアップ Pro Hondaのラインアップとして、4サイクルエンジン用オイル×5種類/2サイクルエンジン用オイル×3種類/ブレーキフルード×1種類/クッションオイル×2種[…]
2007年モデル概要:平成19年国内排出ガス規制に適合しつつ進化 二度目のフルモデルチェンジを果たしたのが、この2007年モデル。動力性能と車体の取り回しやすさの向上を目指し、それまでのモデルと比べて[…]
1位:「CBR500R FOUR」最新情報/予測まとめ 今なお復活が待たれているCB400スーパーフォアの後継モデル「新型CB400」。そのフルカウルモデルに、500cc版が登場するかもしれない。中国[…]
参加自由で無料、レッドバロンユーザーじゃなくても大歓迎! 全国に直営300店舗のバイク販売店を展開するレッドバロンのユーザー参加型イベント『FanFunミーティング』が、来たる6月21日(土)に、栃木[…]
[1996] ゼファーχ(ZR400-G1):4バルブ化でパワーアップ 1996年3月20日発売 ネイキッド人気でしのぎを削るライバル車に対抗し、カワサキの空冷4気筒で初の4バルブとなるχ(カイ)が登[…]
- 1
- 2