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1998年にノートンが発表したプロトタイプ『ネメシス』に搭載する、1497cc水冷V型8気筒DOHCエンジン。これは世界で1基しかない予備エンジンだという。このエンジンは鋳造アルミフレームに搭載され、マグネシウム製片持ち式スイングアーム、ホイールリムに装着される大径ブレーキディスク、さらにブッシュボタンで変速できるトランスミッション、F1譲りのアクティブサスペンションを搭載し、最高出力238ps/14000rpm、車重は217kg、最高速度は225mph(約362km/h)とされていた。しかしプロジェクトは暗礁に乗り上げ、市販車が登場することはなかった。