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[画像 No.30/31]【マン島TT 出張便り】世界に先駆けてバイクを進化させてきたイギリスの歴史がずらりと並ぶ博物館を見よ!

|【マン島TT 出張便り】世界に先駆けてバイクを進化させてきたイギリスの歴史がずらりと並ぶ博物館を見よ!
1998年にノートンが発表したプロトタイプ『ネメシス』に搭載する、1497cc水冷V型8気筒DOHCエンジン。これは世界で1基しかない予備エンジンだという。このエンジンは鋳造アルミフレームに搭載され、マグネシウム製片持ち式スイングアーム、ホイールリムに装着される大径ブレーキディスク、さらにブッシュボタンで変速できるトランスミッション、F1譲りのアクティブサスペンションを搭載し、最高出力238ps/14000rpm、車重は217kg、最高速度は225mph(約362km/h)とされていた。しかしプロジェクトは暗礁に乗り上げ、市販車が登場することはなかった。
世界中にバイク博物館は数あれど、イギリスの『ナショナルモーターサイクルミュージアム』は、展示台数850と世界最大級だ。国立だけあってそのほとんどはイギリス車で、世界のバイク史の前半をイギリスがつむいできたことを実感できるミュージアムなのである。 目次 1 英国バイク産業の聖地へ2 ナショナルモーターサイクルミュージアムから厳選紹介! 英国バイク産業の聖地へ ナショナルモーターサイクルミュージアムは […]