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[画像 No.10/11]カワサキ「GPz900R」初登場時の熱さ! 1984年に語られた『ベストパフォーマンスはインライン4』

ダイヤモンドフレームと呼ばれるフレーム形態は、自らのエンジンを強度メンバーに組み込むダウンチューブを持たないタイプのフレーム。今までエンジンとフレームとの結合部を振動特性などから充分な強度で作る事が難しく、大型車には不向きとされていた。その結合部を十分な強度のまま接合するには、ラバー等を介する必要がない低振動なエンジンである事が望まれる。900Rのエンジンはマルチでありながら更にバランサーの採用で超低振動エンジンに仕上がっている、これにより強度的な難関を克服したのだ。また、このフレーム形態は軽量化にも役立つ。ボルトオンされたリヤフレームはアルミ製で更に軽量化に貢献。