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サインサーボディとサイレンサーエンドピースの溶接ビード幅も、1970年代当時の仕様を再現している。この頃は、溶接を容易にするため内側にバックアップ用のリングをはめるノウハウがなかったので、今回の再生産品もリングなしで溶接を行っている。溶接部後部の絞り部分との境界となるエッジも初期量産品の雰囲気を再現する重要な部分。1970年代当時も生産台数が増えるにしたがい、成型用の金型が摩耗して曲げ部分のシャープさが失われていったそうだ。