
ホンダの現地ディーラー「ホンダ ビッグウイング インディア」がニューモデルのものと思しきティザー動画を公開した。チラリと映る実車の姿から、GB350の派生モデルなのはほぼ確定。ヤングマシンがスクープしてきたGB350のクラシックタイプ「GB350C」の可能性が高いぞ!
●文:ヤングマシン編集部
ステー付きの深いフェンダーを確認!
ホンダのインド現地ディーラーである「ビッグウイング インディア」は公式X(ツイッター)で新機種のティザー動画を公開した。チラチラと実車を見せる構成となっており、GB350(インド名=ハイネスCB350)の派生機種であることは間違いなさそうだ。
2本アップされている動画を事細かに見ていくと、まず映し出されるのは前後がセパレートされたシート。白いパイピングを持ち、いかにもクラシカルな仕立てだ。タンデムシートの後部には握りやすそうなグラブバーも装備されている。
さらにフロントブレーキがアップになるシーンや走行シーンでは、フロントフォーク前後にフェンダーの支持ステーを持つことや、タイヤに大きく被さるフェンダー形状も確認。フロントフォークのインナーチューブに筒状のカバーが装備されることも分かる。
リヤフェンダーも同様に支持ステーを持ち、やはりタイヤに深く被さる形状とされている。インドで販売される車両らしくサリーガードも装備。メッキのハーフカバーを持つリヤショックや、テールランプ回りの造作も確認できる。燃料タンクやヘッドライトがチラリと映るシーンもあるが、動画では従来型GBからの明確な違いは確認できなかった。
ホンダ ビッグウイング インディア・ティザー画像(GB350C)
謎の「BABT」とは?日本発表も間もなく?
GB350と同形状と思しきキャストホイールやフロントブレーキキャリパーや、動画の最初に掲示される「FROM THE MAKERS OF CB」という文字などから、クラシカルな仕立てとされたハイネスCB350であることは間違いないだろう。
また、ビッグウイングでは「BABT」という謎の言葉をARRIVING SOONとしている。これがハイネスCB350のクラシックバージョンを指すことは間違いないだろうが、言葉の意味は現状では不明だ。
ヤングマシンでは以前より「第三のGBはクラシックタイプ!」とスクープしており、1950〜60年代の英国車をオマージュしたデザインを持つとの情報から、下のようなイメージCGも作成している。登場するまで詳細はわからないものの、今回のスクープの方向性はだいたい正解だったかな?
まずはインドで発表となるこのモデルだが、その後に日本でも登場することは間違いない。日本仕様の車名はホンダが以前に商標を申請している「GB350C」で決まりだろう。正式発表が楽しみだ!
ビッグウイング インディアのXで公開されているティザー画像。男性と一緒の車両はエンジ色に塗られ、フロントフォークのカバーもチラリと見える。グリップも樽型? 女性がまたがる車両は茶色いシートと白いパイピングが確認できる。これが“BABT”なのか?!
【ホンダGB350C|イメージCG】●CG制作:SRD
【ホンダGB350C|イメージCG】●CG制作:SRD
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