
ヤマハは、現在Moto3世界選手権のチャンピオン争いを繰り広げている佐々木歩夢選手と契約を交わし、2024年シーズンは佐々木選手が「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」からMoto2世界選手権に出場することを発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
2024年シーズンは「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」からMoto2世界選手権へ
日本GPが開催されている真っ最中の土曜日、来季にかかわるビッグニュースが飛び込んできた! 現在Moto3世界選手権でチャンピオン争いの中にいる佐々木歩夢選手が、2024年シーズンは「Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp」からMoto2世界選手権に出場するというのだ。
22歳の佐々木選手は2017年から現在まで7年にわたってMoto3にレギュラー参戦しており、2021年以降はランキングもグッと上向いてきている。2022年は2勝を含む表彰台9回でランキング4位、今季は4度の2位と3度の3位で7度の表彰台を獲得し、トップと1ポイント差のランキング3位につけている。
日本人の有望選手がVR46から、という事実に心躍るファンも少なくないはず。今シーズンのMoto3チャンピオン獲得、そして来シーズンの活躍を心から願いたい!
佐々木歩夢選手のコメント
「ヤマハの一員になれてとてもうれしいです。このチャンスを与えてくれたヤマハに心から感謝します。長い間、Moto2へのステップアップを望んでおり、チームを探していたので、このチームのために走ることを発表できてとてもうれしく思います。常に挑戦していくことが目標ですが、難しい1年になることはわかっています。早く学んで、チームとともにいい仕事ができるとことを願っています」
ヤマハ発動機 MS戦略部長 小野哲氏のコメント
「2024年、佐々木歩夢選手がCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campに加入することが決定しました。佐々木選手はモータースポーツ界ではすでによく知られた存在で、今年でMoto3参戦7年目となり、その才能、経験、安定感から、Moto2にステップアップするにふさわしい人材であると判断しました。今シーズンはこれまでに7回の表彰台を獲得し、Moto3のチャンピオン争いに加わっています。2024年は、彼がMoto2でも同じような結果、いやそれ以上の成果を残せるようにサポートしていきます。今シーズン終了後、佐々木選手と仕事ができることが楽しみです」
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