優勝したロレンソ選手と、4位でタイトルを決めたマルケス選手。大胆に上半身を落とし込んで肘を擦るライディングフォームは、その後のMotoGPでスタンダードになっていった。
ブリヂストンがMotoGP(ロードレース世界選手権)でタイヤサプライヤーだった時代に総責任者を務め、2019年7月にブリヂストンを定年退職された山田宏さんが、その当時を振り返ります。2013年のシーズン後半。MotoGPクラスはルーキーのマルク・マルケス選手がチャンピオンシップをけん引。しかしオーストラリアでは、そのタイトル獲得を脅かす、タイヤトラブルに起因したチームのミスが……。 目次 1 参戦 […]

































