マシン下部のムービングベルト、そして風速ともに200km/hの状態を再現できるHRC Sakuraの風洞。マシンのダウンフォースやドラッグ(抵抗)を計測するもので、可動式の壁と天井(アダプティブウォールシステム)を併用することで288km/hまでのテストが可能となっている。マシンは送風に対し左右10度ずつ角度を付けて横風状態を再現することも可能。風を起こすファンの直径は8m。Sakuraの風洞は対流式と呼ばれるもので、ロの字型の通路内にこのファンが設置されており、2つの角を曲がってマシンに風を当てる仕組み。
今年1月に4輪のレース活動機能を合体させ、ホンダにおける2輪/4輪両方のレース活動を担うことになったHRC(ホンダ・レーシング)が、栃木県さくら市にある4輪の研究開発施設「HRC Sakura」をメディア向けに公開した。今年は創立40周年を迎え、さらなるレース活動のパワーアップが期待される。 目次 1 F1用の研究開発施設をそのまま移行 F1用の研究開発施設をそのまま移行 今回、ホンダがメディア向 […]










































