『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:アメリカン部門【販売絶好調レブル250が圧勝】


●文/まとめ:沼尾宏明

2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ランキングを決めるガチ企画、ヤングマシン読者2239名が選んだ’20人気モデルやいかに? アメリカン部門では、’20年の販売台数1万台を突破した絶好調のホンダ レブル250が圧勝を遂げた。

〈総評〉人気にブースト! 小結が横綱をダブルスコアで圧倒

近頃まで、歴代ホンダ ゴールドウイングとヤマハVMAXが強かったアメリカン部門。ところが、前回はホンダ レブル250がゴールドウイングを破り、初戴冠を成し遂げた。その勢いは止まらないどころか、一層の拍車がかかり、今回は2位のゴールドウイングに2倍超の大差でレブルが連覇。シンプルで現実的な価格のレブルが、300万円の旗艦ツアラーを下す…。時代は大きく変わったと言えるだろう。

当クラスは近年ラインナップが減り、エントリー数はわずか5台。メンツは前回から変わっておらず。さらに言えば順位も同じだった。しかしながら、’21年はレブルの親玉である1100がデビュー。停滞する当部門に旋風を巻き起こすのは確実だ。

第1位:ホンダ レブル250〈1042票〉ベストセラーが余裕のV2

ホンダ レブル250

カジュアルなくさび型フォルムのクルーザーで、登場年の’17は5位。前回の初勝利に続き、圧勝で2連覇を挙げた。しかも前回の651票に対し、1000票超えをマーク。得票数4ケタはこのレブルとZX-25Rだけだ。

【読者の声:気楽で乗りやすい!】●気楽に乗れるアメリカン(群馬県Y.Y.) ●オシャレ。街でよく見かける(東京都Y.O.) ●女子でも乗りやすい(兵庫県I.K.)

第2位:ホンダ ゴールドウイングシリーズ〈475票〉

ホンダ ゴールドウイングシリーズ

’18年型で17年ぶりに全面刷新し、名声を高めた旗艦。1833ccフラット6の余裕と運動性を両立し、乗り心地は極上だ。

【読者の声:憧れの存在】●一度は乗ってみたい(東京都M.T.) ●老後は夫婦でロングツーリングしたい(北海道J.A.)

第3位:ホンダ レブル500〈288票〉

250と共通の車体に水冷パラツイン471ccを搭載。’20年に弟分と揃って、フルLEDなどを獲得した。

【読者の声:日本にベスト】●よく見かけるが街乗りに良さそう(大阪府S.S.) ●日本の道路事情を思うとベスト(埼玉県Y.H.)

アメリカン部門ランキング

[順位] 車両名〈得票数〉(前年順位)
[1] ホンダ レブル250シリーズ〈1042〉(1)
[2] ホンダ ゴールドウイングシリーズ〈475〉(2)
[3] ホンダ レブル500〈288〉(3)
[4] ヤマハ ボルトABS/Rスペック〈237〉(4)
[5] カワサキ バルカンS〈197〉(5)


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