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カム軸とクランク軸の間隔を短縮し、マスの集中化が図られたエンジン。「アクセルを開けた時にドンと押されるのではなく、前に引っ張られるようなパワー感を実現するために新設計しています。ギヤチェンジをしないで、長い時間アクセルを開けていける息の長い加速感、それをロングプーリングと呼んでいますが、ギヤ比でカバーできない領域をエンジンのレスポンスと伸びで乗りやすくするのが狙いです」と倉野氏は説明してくれた。