【SUZUKI GSX1100S KATANA:車体構成はオーソドックス】車体構成/寸法はオーソドックスだったものの、セパレートハンドル&バックステップの採用で十分な前輪荷重を獲得した1100カタナは、同時代のライバル勢を凌駕する高速安定性を備えていた。主要諸元('82年式SZ) ■全長2260 全幅715 全高1205 軸距1520 シート高775(各mm) 乾燥車重232kg キャスター/トレール28度10分/118mm ■空冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1075㏄ 内径×行程72×66mm 圧縮比9.5 111ps/8500rpm 9.8kg-m/6500rpm 変速機形式5段リターン 燃料タンク容量22L ■ブレーキF=Wディスク R=ディスク ■タイヤF=3.50-V19 R=4.50-V17 ●海外仕様車 ※写真は'90SM
●文:ヤングマシン編集部(中村友彦) ●写真:富樫秀明 YM ARCHIVES ●取材協力:ユニコーンジャパン 今も絶大な人気を誇る‘80年代の名車たち。個性の塊であるその走りを末永く楽しむには、何に注意し、どんな整備を行えばよいのだろう? その1台を知り尽くす専門家に尋ねる。今回取り上げるのは、永遠に色褪せぬ2輪デザインの金字塔・スズキGSX1100Sカタナ。まずはこの神名車の歴史と特徴から。 […]














































