カワサキが50年にわたって育んできた「W」ブランドの最新進化系、W800シリーズの2021年モデルでニューカラーを纏って登場する。以前の記事でお届けしたW800ストリートについて、分かりにくかった燃料タンク上のストライプの写真を追加入手したので、改めて紹介したい。主要諸元および価格については2020年モデルから変更はない。
モダンスタイルのW800ストリートは、グレーの燃料タンクにオレンジ×イエローのライン
無印のW800に比べてかなりアップライトなライディングポジションとなるW800ストリート。ハンドルバーは、いわゆる殿様乗りポジションとなり、足着きのいいタックロールシートが組み合わされる(シート高は無印が790mm、W800ストリートは790mm)。
以前の記事では燃料タンク上に“ツートンラインが引かれている”とお伝えしていたが、今回はそれがよくわかるアングルの写真および走行写真を追加入手したので御覧いただきたい。
前後ホイールは無印の前19/後18インチと異なり、前後18インチを採用。W800カフェも同様で、トレッド幅自体は全バリエーション共通だ。リムにはシルバーアルマイトを施した軽量タイプのスポークホイールを採用しており、現代のバイクとしては無印よりもこちらのほうがスタンダードモデルと言えそうだ。
KAWASAKI W800 STREET[2021 model]
【KAWASAKI W800 STREET[2021 model]】主要諸元■全長2135 全幅925 全高1120 軸距1465 シート高770(各mm) 車重221kg■空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.3kg-m/4800rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-18 R=130/80-18 ●価格:101万2000円 ●色:灰×黒 ●発売日:2020年10月1日
あなたにおすすめの関連記事
トラディショナルカラーのW800と、モダンな雰囲気のW800ストリート/W800カフェ カムシャフトの駆動にベベルギヤを用いた、美しい外観の空冷バーチカルツインエンジンを搭載(バーチカルは垂直に立った[…]
いったんは生産終了となり、排ガス規制への対応とともにW800 STREET/CAFEの2本立てで復活したW800。フロント18インチホイールにリヤディスクブレーキなど、やや現代車寄りの装備となっていた[…]
'16年に惜しまれつつも生産終了となったカワサキW800がほぼフルモデルチェンジという内容で復活した! 昭和のルックスとフィーリングを今に伝える稀有なモデルは改元を前に果たしてどのように進化したのだろ[…]
以前からひそかに人気を呼んでいるW175をベースとしたカフェレーサー仕様がW175カフェだ。スポーティなカラーリングとメーターバイザーの装着がベースモデルからの主な変更点のようだが、丸目ヘッドライトや[…]
リブ形状やビスのひとつにまでこだわってコンパクトさや上質感を追求 8月26日、東京都千代田区外神田にあるSHOEIの公式ショールーム・SHOEIギャラリー東京にて、発売が間近に迫ったネオクラシックな新[…]
最新の記事
- 「あるのとないのとでは大違い」バイクにも“ドラレコ”必須の時代! 選び方のポイントは?
- 【2024年12月版】125ccバイクおすすめ15選! 人気の原付二種、国産MTモーターサイクルとAT限定免許OKのカブ系を網羅!
- 「欲しかったなぁ」EICMAで話題のホンダV型3気筒の前に、V型5気筒エンジン車の噂があった【1400cc 200psの弩級GT】
- 「待ってた!」モーターサイクル史上初のストロングハイブリッド カワサキ「Ninja 7 Hybrid」「Z7 Hybrid」の発売日が2月15日に決定!
- 「ブラックマークがリアル」SHOEIの新グラフィックモデル『Z-8 KNEE DOWN』が登場
- 1
- 2