●文:大屋雄一 ●写真:山内潤也 ●取材協力:ワークマン ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
伸縮生地と立体裁断で乗車姿勢にもフィット
ワークマンのアウターをバイク用として着る上で、唯一の弱点がプロテクターの有無だ。これを指摘する声も少なくないが、実は何も策を講じてこなかったわけではない。’16年に発売されたイージスブランドの初代レインスーツバイカーズには分厚い膝パッドが装備されていたし、’19年秋に登場した透湿防水防寒デニムパンツには膝プロテクター用のポケットがさりげなく設けられていた。これに気付いたバイク乗りは、手持ちのプロテクターを挿入して穿いていたのである。
そうした水面下でのリサーチを経て、ついに’20シーズンに発売されるのが膝プロテクターを標準装備したパンツである。デニム風ということで「デニミー」と名付けられたこの製品、耐水圧15000mmという高いスペックからもライダーをターゲットにしていることは明らかで、300Dという厚手の生地を使いながらも、110%という適度な伸び率と膝の立体裁断により、穿き心地は非常に良い。
負担のかかるヒップ部の生地を二重とし、表層から浸入した水を排出するための穴を膝の裏側に設けたり、前開きにワイドなマチをレイアウトするなど、イージスの名に恥じない工夫が随所に。間もなくリリース開始だ!
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