270度クランクの並列2気筒を搭載するMT-07をベースとし、クラシカルなスタイリングと現代的な走りの使い勝手を実現しているXSR700。2020年モデルではヘッドライトに変更を受け、ボディカラーは新色の白×赤とマットグレーを採用した。2020年5月28日発売、価格は91万6300円。
新色ホワイトは赤フェンダー+ストライプ、マットグレーはグラフィックも異なる
ヤマハは、並列2気筒688ccエンジンを搭載する“ネオレトロ(Neo Retro”ロードスポーツバイクの「XSR700 ABS」をマイナーチェンジし、2020年3月24日に発売する。
2020年モデルはポジションランプを追加したヘッドライトを採用したほか、カラーリングをアップデート。先行して登場していた並列3気筒のXSR900と同イメージの「ラジカルホワイト」は、白をベースにレッドとブラックのラインをあしらったもので、ホイールはゴールドだ。マットグレーは燃料タンクサイドに赤を配し、シートにも赤いステッチを採用。ボディのグレーには濃淡が付けられ、落ち着いた色味のなかに遊び心を表現している。
ヤマハの「クロスプレーンコンセプト」に基づいた270度クランク並列2気筒は、単気筒並みのコンパクトさながら独自の鼓動感とスポーティかつ絶妙な扱いやすさを実現。初心者からベテランまで、幅広いライダーに高く評価されている。2020年5月28日発売、価格は据え置きとなる91万6300円。
YAMAHA XSR700[2020]
【YAMAHA XSR700[2020]】主要諸元■全長2075 全幅820 全高1130 軸距1405 シート高835(各mm) 車重186kg■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 688cc 73ps/9000rpm 6.9kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:91万6300円 ●色:白、マットグレー ●発売日:2020年5月28日
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