
EICMA2019のヤマハブースにおいて、ひときわ目を奪っていた1台のコンセプトモデル「XSR700 VIOLANTE」。先立って行われたデザインコンテストでの受賞を経て具現化されたもので、XT500をモチーフにしながらも往年のパリ・ダカールラリーマシンがオマージュされている。
欧州ビルダー渾身のレトロ技が光る1台
EICMA2019のヤマハブースに展示されたコンセプトモデル「XSR700 VIOLANTE」は、ヤマハ・ヨーロッパが腕の立つビルダーたちとのコラボを手掛ける「YARD BUIILT」として展開しているカスタムプロジェクトの新作で、製作はローマのビルダー・Garage221が担当した。

これは2019年5月に行われたデザインコンテストでの受賞を経て具現化されたもの。ピエール・フランチェスコ、アレッサンドロ・マッシミリアーノ・マルキオ、非常に若くて才能あるデザイナーのスタニス・ザムナーからなるGarage221のチームは、XT500をモチーフにしながらも往年のパリ・ダカールラリーマシンをオマージュ。ヤマハ側担当者もスケッチを見た段階でビビッと来たと絶賛だった。
今回Garage221が選ばれたのは、フレーム改変といった大掛かりな作業が必要なく、パーツ交換で比較的カスタムが容易なことも理由のひとつとなっている。17インチの特徴的なウェッジホイールや、ハイハンドルバー、倒立フロントフォーク&ブレンボキャリパー、フルエキのアップマフラーといったパーツで、力強いオフロードスタイルを実現するなど、限られたなかで最大限に魅せるビルダーのワザが冴え渡っている。





関連記事リンク
2019年11月4日、ヤマハが欧州で2020年モデルを発表した。排気量アップしたTMAX560や新デザインのトレーサー700などと並び、注目したいのがXSR900のニューカラーだ。 色名は「80 BL[…]
ヤマハは8月17日、タイにおいて新型のネオクラシックモデル「XSR155」を発表した。ベースとなっているのは現地で販売されているMT-15で、兄貴分であるXSR900/XSR700と同じように、旧さだ[…]
2019春のモーターサイクルショーに登場した最新カスタムパーツをご紹介! ヤマハXSR900/700には純正クオリティのワイズギアだけでなく、欧州からも“ならでは”のパーツが上陸。スクランブラー風や街[…]
「遺産」「伝統」を意味するヘリテイジな外観に、スポーティな走りを融合したジャンル。欧州を中心に人気を博し、各メーカーの新作が相次いでいる。'19年のトピックは、やはりカタナ。発表だけで、これほど「話題[…]
ヤマハのスポーツ・ヘリテイジ(伝統・遺産)を標榜するXSRシリーズ。スーパースポーツやネイキッド」といった従来のカテゴリーを超え、レトロな外観やその背景の物語性を秘めながらも、先進技術に基づくエキサイ[…]
オートバイの写真をまとめて見る
- 「リッチな年寄り向け」は大間違い。新型ハーレー・トライクは普通免許で乗れる“最狂のジェットコースター”だった
- 往年の名CMのアンサーを刻んだ、レインボーラインが目を引くホンダライセンス取得ゴーグルが登場。UVカットレンズと快適な装着感で目を守りながら、ノスタルジックなスタイルを楽しむ
- 「超お気に入りマシンだったのに…」有名F1ドライバーが泣く泣く手放したとんでもないハイブリッド車。4000km走行でも10億円近い指し値が付いた幻の名車を紹介
- 【データで挑むMotoGPライダー発掘】時速350kmの才能を可視化せよ。専門家の直感とデータの融合。IBM×HRCがAIで暴き出す「天才」の原石
- 「水冷・高性能」への反逆。カワサキの仕掛け人・中島直行がレプリカブームの裏で確信していた“普通のバイク”の潜在需要【名車ゼファー開発秘話】





![YAMAHA XSR900 ABS/XSR700 ABS [2019]](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2019/03/img00-4.jpg)




























