前年を上回る50万人以上の来場者数を記録し、モーターサイクル業界に明るい兆しをもたらした2019年ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)。会場を訪れた来場者とオンラインによる人気投票で、ドゥカティのストリートファイターV4が「Most Beautiful Bike of the Show」(EICMA 2019で最も美しいバイク)の栄冠に輝いた。
この投票は、イタリアのバイク雑誌『Motociclismo』がEICMAと共同で開催し、ショーで最も美しいバイクに投票するコンテストで、今年で15回目。今回はEICMAの来場者および『Motociclismo』ウェブサイトから、合計で14,500人以上のモーターサイクル・ファンがお気に入りのバイクに票を投じた。その結果、2位のモーターサイクルを大きく引き離す得票率36.7%にて、ドゥカティの新型スーパーネイキッド「ストリートファイターV4」が1位の「クィーン」を獲得。ドゥカティとして通算11回目の受賞となった。
ショー最終日の11月10日、EICMAのフィナーレを飾るイベントとして行われた授賞式では、ドゥカティ・デザイン・センターのディレクター、アンドレア・フェラレージ氏がトロフィーを受け取った。「このアワードを受賞することができて光栄に思います。世界で最も重要なモーターサイクルショーであるEICMAには、参加した全メーカーのフラッグシップ・モデルが集結しました。この中から、来場者によってストリートファイターV4が最も美しいバイクに選ばれました」
今回のEICMAドゥカティブースにおいて最も注目を集めたスーパーネイキッド「ストリートファイターV4」は、高くワイドなハンドルバーが特徴的で、重量178kg・208psを発生する1103ccのデスモセディチ・ストラダーレ・エンジン、”バイプレイン”ウィングや最新世代のエレクトロニクス・パッケージを搭載。「Fight Formula(戦うための方程式)」というコンセプトの下で、アグレッシブかつエキサイティング、きわめて現代的なデザインを纏っている。
ブースにはその他にも、新型2機種「パニガーレV2」「パニガーレV4」や、2020年モデルの5機種「ムルティストラーダ1260 Sグランド・ツアー」「ディアベル1260」「ディアベル1260 S」「モンスター1200 S」「スクランブラー・アイコン・ダーク」、さらにはコンセプトモデル「スクランブラー・デザートX」「スクランブラー・モタード・コンセプト」、Thokと共同開発した3台のE-bike「MIG-RR リミテッド・エディション」「MIG-S」「E-Scrambler」が発表/展示された。
※情報提供:ドゥカティ
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