第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

佐藤寿宏のレース通信[MotoGP™ 日本グランプリ編]金曜日

日本GPの2日目は、ヤマハ勢にマルク・マルケスとアンドレア・ドヴィツィオーゾが食い込む

  • 2019/10/18

さて、金曜日になりました! MotoGP™日本グランプリ初日が終わりました!! 朝は、水戸のホテルから外を見ると雨が降っていて愕然としましたが、その後、雨は止み、FP1、FP2共にドライコンディションで行われました。

ルーキーとは思えないファビオ・クアルタラロ

2月のセパンテストには行っているのですが、MotoGP™クラスのみのため、トライアンフエンジンになったMoto2™クラスは初お目見え。3気筒の甲高いサウンドは、耳障りなものではなく心地よいものでした。

MotoGP™クラスは、ヤマハ勢にマルク・マルケスとアンドレア・ドヴィツィオーゾが食い込むリザルトになりました。勢いのあるファビオ・クアルタラロがMotoGP™ルーキーとは思えぬ速さを見せています。2番手にマーベリック・ヴィニャーレス、3番手にマルケス、4番手にドヴィツィオーゾ、5番手にバレンティーノ・ロッシ、6番手にフランコ・モルビデリと続きました。今シーズン、ラストランとなる中上貴晶は15番手でした。

初日総合1番手となった#20 ファビオ・クアルタラロ。

Moto2™クラスの長島哲太は、FP1で2番手と幸先よいスタートを切ったかと思われましたが、FP2でマシントラブルが出てしまいタイムを更新できず総合では、9番手となっています。トップタイムをマークしたのは、アレックス・マルケス。2番手にブラッド・ビンダー、3番手にホルヘ・マーティンとKTM勢が続きました。

Moto2™クラスの初日総合1番手は#73 アレックス・マルケス。お兄さんは最強のマルク・マルケス。

Moto3™クラスは、KTMを駆るアンドレア・ミーニョがトップ。2番手にマルコス・ラミレス、3番手にジョン・マクフィーと1分56秒台で続きました。日本勢では、鈴木竜生の7番手が最上位。鳥羽海渡が9番手、小椋藍が13番手、佐々木歩夢が14番手、山中琉聖が21番手、真崎一樹が25番手、長谷川聖が最後尾となっています。

Moto3™の日本勢も頑張れ!

Moto3™クラスにワイルドカードで初参戦している長谷川は、全日本のエンジンに木曜日に支給されたデロルト製ECUが合わず、FP1の始まる直前までエンジンがかからない状態でした。何とかコースインしたものの、なかなか普通に走ることができず、FP2では他にトラブルも出てしまい初日は散々。それでも「V字コーナーでダラ・ポルタにインから入られたのですが、アウトからかぶせることができました。コーナーでは、ストレートほど離れることはなかったので、自分自身としては、それほど悲観的ではないですね。タイヤの特性もつかめてきていますし、後はマシンが普通に走れる状態になって欲しいです」と長谷川。

全日本チャンピオンを先日のオートポリスで決め、意気揚々とツインリンクもてぎに乗り込んできた長谷川でしたが、ワイルドカードならではの壁にぶつかっています。ただでさえマシン差があるのですが、そのマシンがまともに走らない状況は厳しいですね。ワイルドカードライダーにも同じ土俵で走れる機会がないと、参加するライダーがいなくなってしまう危機的状態だと思います。実際、今シーズンからトライアンフエンジンになったMoto2™はワイルドカード参戦がなくなっています。長谷川のようにチャンピオンになったライダーには、チャンスを与えてもらいたいものです。

さーって、気になる土曜日の天気ですが……、雨っぽいです……。日曜日は回復するみたいなので、早く止んで欲しいですねー。

バレ人気はさすが!

(上)覗いている……。(下)ロッシのシートカウル、2019年バージョンはこんな感じでした。

ウイリーしてくれるライダーは、やっぱり人気がありますね。まずは安定のバレンティーノ・ロッシ。

新星ファビオ・クアルタラロはサービス精神も満点!

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佐藤 寿宏(ことぶき)

佐藤 寿宏(ことぶき)

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ロードレースを追いかけること20年以上のフリーライター。国内外の様々なレースを現場取材しており、若手ライダーにも慕われる。愛車はスバル・レガシィから乗り換えたレヴォーグというボクサー党だ。