通勤快速にはこのクラスがうってつけ!

令和に買いたい!【ホンダ ヤマハ スズキ原付二種〜150ccクラス スクーター】2019ニューモデル大集合

趣味性のある250㏄オーバーから、生活の足に便利な小型モデルまで一挙掲載。近頃は、元気のなかった250~400ccのビッグスクーターが高性能になって復活したことがトピック。コミューター系は、世界的な電動化の流れを反映し、徐々にEVが充実……と様々な波が押し寄せている。

’00年代のビッグスクーターブームが終焉を迎えた後、排ガス規制の荒波もあり、250〜400スクーターのラインナップが激減。ただし、それは日本の話で、欧州を中心に生き残り、人気を維持していた。やがて環境規制の国際基準調和により、’17年頃からモデルチェンジした欧州車が日本でも販売可能に。こうしてビッグスクーターが充実してきたのが現状だ。

125ccクラスは、販売が落ち込む50ccに対し、相変わらず人気。50ccより交通の制限がない上にパワーがあり、維持費も安いとメリットが多い。

ヤマハ Nマックス/155:スポーティMAXの原2

TMAXが開拓したスポーツスクーターのMAXシリーズは、現在では多様な排気量のモデルをラインナップ。このNMAXは都市部に適応するコンパクトなボディが与えられている。エンジンは次世代ブルーコアを搭載。

YAMAHA NMAX
【YAMAHA NMAX 125/155 2019】主要諸元■水冷4スト単気筒 124cc 12ps 1.2kg-m 6.6L 127kg ※諸元と写真は125 ●価格:125=35万1000円/155=37万8000円

ヤマハ マジェスティS:155cc専用設計で独自の高級感を追求

’17年のモデルチェンジだが、LEDヘッドランプやDC電源ジャックなど装備も充実。Nマックスなどは125cc版を弟分に持つが、マジェスティSは独自路線を貫く。低振動化にこだわった水冷エンジンは、15㎰の最高出力とともに優れた環境性能も実現。フロントブレーキにはウェーブ形状のφ267mmディスク、リヤにはφ245mmディスクを採用する。タイヤはグリップ性の高い専用開発品だ。リヤサスはショックを水平に寝かせたモノクロスタイプ。

YAMAHA MAJESTY-S
【YAMAHA MAJESTY-S 2019】主要諸元■水冷4スト単気筒 155cc 15ps 1.4kg-m 145kg 7.4L シート高795mm ●価格:37万2600円
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ヤマハ シグナスX:コンパクトでキビキビ走る通勤快速

空冷単気筒を搭載し、常用回転域での優れた出力特性により発進加速と燃費性能も向上。155ccと車体を共有するマジェスティやNマックスに比べると一回りコンパクトで、都市部の通勤などで重宝する原付二種だ。’18年の11月にマイナーチェンジしたばかりで、LEDヘッドランプや導光タイプのLEDテールランプなどを採用。フルデジタルのメーターやUSB対応の12V・DCジャックなども備えている。スポーツマインドを表現したカラーリングも特徴的だ。

YAMAHA CYGNUS-X
【YAMAHA CYGNUS-X 2019】主要諸元■空冷4スト単気筒 124cc 9.8ps 1.0kg-m 119kg 6.5L シート高775mm ●価格:32万9400円
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ヤマハ ビーウィズ125:オフロードスクーターの元祖!

スクーターにオフロードスタイルを持ち込んだBW’s。当初は50ccのみだったが現在は125ccへと大型化した。クロスオーバーブームがくるずっと前から根強い人気を誇っており、太目のタイヤが存在感をアピールする。

YAMAHA BW's
【YAMAHA BW’s 125 2019】主要諸元■空冷4スト単気筒 124cc 9.8ps 1.0kg-m 119kg 6.5L シート高780mm ●価格:32万9400円

スズキ スウィッシュ/リミテッド:R1000顔の使えるヤツ

GSX-Rシリーズを彷彿とさせる1眼ヘッドライトに、MotoGPゆずりのトリトンブルーメタリックを組み合わせたコンパクトな原付二種。高い燃費性能のSEPエンジンに足まわりは10インチホイールを装着する。

SUZUKI SWISH
【SUZUKI SWISH 2019】主要諸元■水冷4スト単気筒 124cc 9.4ps 1.0kg-m 114kg 5.5L シート高760mm ●価格:31万8600円/リミテッド=34万200円

ホンダ リード125:普段使いに機能性をプラス

力強い走りと燃費性能を追求したエンジン「eSP」を搭載し、アイドリングストップやコンビブレーキといった装備も充実。大容量37ℓのラゲッジボックスやLEDヘッドライト、フロントインナーボックスなとも備えている。

HONDA LEAD125
【HONDA LEAD125 2019】主要諸元■水冷4スト単気筒 124cc 11ps 1.1kg-m 114kg 6L シート高760mm ●価格:30万9960~31万3200円

ヤマハ アクシスZ:ヤマハスクーターの燃費最高峰

125ccならではの余裕の走りと、乗り心地や経済性、快適性などあらゆる面を追求。車格もひと際コンパクトだが、それでもシート下トランクは37.5Lの容量を確保している。折り畳みタンデムステップの装備もうれしい。

YAMAHA AXIS-Z
【YAMAHA AXIS-Z 2019】主要諸元■空冷4スト単気筒 124cc 8.2ps 0.99kg-m 100kg 5.5L シート高770mm ●価格:24万3000円

スズキ アドレス125:毎日の生活を支える

価格設定も含め、気軽に乗れることを追求。フロント12インチホイールは高い安定性をもたらし、ゆったりシートは疲れを軽減する。燃焼効率の高いSEPエンジンを搭載し、普段使いの足として活躍し続けている。

ADDRESS 125
【SUZUKI ADDRESS 125 2019】主要諸元■空冷4スト単気筒 124cc 9.4ps 1.0kg-m 109kg 6L シート高745mm ●価格:22万1400円

ホンダ ディオ110:50cc並みの車格で気軽に乗り出せる

軽快な走りと日常での扱いやすさ、燃費や環境性能を追求した空冷110ccエンジン「eSP」を搭載。街中での走りを快適かつアクティブに楽しむことができる。アイドリングストップやコンビブレーキも装備する。

HONDA DIO 110
【HONDA DIO 110 2019】主要諸元■水冷4スト単気筒 108cc 9ps 0.95kg-m 100kg 5.2L シート高750mm ●価格:23万1120円~

スズキ アドレス110:14インチ採用で高い安定性を実現

20.6Lのトランクスペースなど、驚くようなスペックはなくとも各部をまじめに作り込む。前後ホイールは14インチとして安定性を確保。シート高755mmは低い部類だが、さらに形状の工夫で足着きを向上した。

SUZUKI ADDRESS 110
【SUZUKI ADDRESS 110 2019】主要諸元■空冷4スト単気筒 112cc 8.8ps 0.88kg-m 99kg 5.2L シート高755mm ●価格:21万3840円