2019春のモーターサイクルショーに登場した最新カスタムパーツをご紹介! ここではKATANAの新型にスポットを当て、ヨシムラとユニコーンジャパンの新作パーツに注目してみたい。
国内仕様と同時のリリースに期待大
’19年、スズキの目玉となる新カタナの日本初公開が行われた東京モーターサイクルショーでは、ヨシムラも同時にカスタム車両を発表。市販化に向けた数多くのボルトオンパーツで固められ、ベース車両の国内仕様が正式に発売されれば、すぐにでもユーザーがカスタムできるようになることをうかがわせた。「カタナといえば、やっぱりヨシムラ」というイメージを持っているファンには嬉しい知らせだ。
ブラック車体色をベースに同社オンラインショップ限定となる赤いバーエンドがアクセントとなる’19年版のヨシムラカタナは、オリジナルカタナで定番のひとつだった懐かしのバナナサイレンサーのマフラーが最大のトピック。
。そのほかにもラジエターコアプロテクター、新ブランド“XーTREAD”で展開 を始めたバックステップ、PRO-GRESSテンプ・ボルトメーター、などなど、ヨシムラ鉄板といえるパーツ群が随所を押さえている。ステムナットなどにUSヨシムラのパーツも採用したところも、オリジナルカタナがAMAで活躍した時代を知っているファンにはピリリと響くポイントだ。
会場では新カタナとともに限定5台のみ製作されたコンプリートの「1135R(トップ写真)」も展示。新旧2台が時を越えて新たな伝説を作る。
伝説の“バナナ管”が復活へ!
バナナのように湾曲した形状から通称“バナナ管”と呼ばれ、昭和の時代に大人気だったサイレンサーが、元号も変わろうかという今に復活。現代的なデザインにアレンジされた新カタナだが、懐かしさを感じさせるこのマフラーは違和感なくスタイルとなじんでいた。チタン製のスリップオンで今回はあくまで参考出品。だが、会場のみならずニュースなどで知ったライダーからの反響は上々。市販化に期待だ。
その他の鉄板パーツもズラリ登場
UNICORN JAPAN:“西部警察・鳩村仕様”降臨
究極のカタナを追い求め、長年をかけて姿を変えながら進化を続けるユニコーンのスペシャルマシン。TVドラマ「西部警察PART II」で舘ひろしが扮する鳩村刑事が乗っていたカタナをオマージュしたマシンで、電子メーターや走りを極めるために強化されたエンジン&シャシー、シャープ感を増したデザインなど、あのブラックカタナが現代まで続いていたらこうなったであろうと思わせるかたちに仕上がっている。
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