国内仕様カタナ、発売目前! 鉄板パーツが続々登場
ヨシムラ カタナ用マフラーで伝説の“バナナ管”が復活!
- 2019/5/29
2019春のモーターサイクルショーに登場した最新カスタムパーツをご紹介! ここではKATANAの新型にスポットを当て、ヨシムラとユニコーンジャパンの新作パーツに注目してみたい。
国内仕様と同時のリリースに期待大
’19年、スズキの目玉となる新カタナの日本初公開が行われた東京モーターサイクルショーでは、ヨシムラも同時にカスタム車両を発表。市販化に向けた数多くのボルトオンパーツで固められ、ベース車両の国内仕様が正式に発売されれば、すぐにでもユーザーがカスタムできるようになることをうかがわせた。「カタナといえば、やっぱりヨシムラ」というイメージを持っているファンには嬉しい知らせだ。
ブラック車体色をベースに同社オンラインショップ限定となる赤いバーエンドがアクセントとなる’19年版のヨシムラカタナは、オリジナルカタナで定番のひとつだった懐かしのバナナサイレンサーのマフラーが最大のトピック。
。そのほかにもラジエターコアプロテクター、新ブランド“XーTREAD”で展開 を始めたバックステップ、PRO-GRESSテンプ・ボルトメーター、などなど、ヨシムラ鉄板といえるパーツ群が随所を押さえている。ステムナットなどにUSヨシムラのパーツも採用したところも、オリジナルカタナがAMAで活躍した時代を知っているファンにはピリリと響くポイントだ。
会場では新カタナとともに限定5台のみ製作されたコンプリートの「1135R(トップ写真)」も展示。新旧2台が時を越えて新たな伝説を作る。

【ヨシムラ KATANA】【主要装着パーツリスト】■チタンスリップオンサイクロン(参考出品)■ステップキットXトレッド■レバーガード(近日受注開始予定)■ハンドルバーエンドセット(レッド/オンラインショップ限定品)■プログレス1テンプ・ボルトメーター■デジタルメーターブラケットタイプB■ラジエターコアプロテクター(ブラックオキサイド)■エンジンケースガードキット■オイルフィラーキャップ Racer Duplicate■リヤスタンドブラケットセット High-Line(ゴールド) ■USヨシムラ・エンジンプラグ■USヨシムラ・タイミングサービスホールポラグ■USヨシムラ・チェーンアジャスター■USヨシムラ・ステムナット(※すべて価格未定)
伝説の“バナナ管”が復活へ!
バナナのように湾曲した形状から通称“バナナ管”と呼ばれ、昭和の時代に大人気だったサイレンサーが、元号も変わろうかという今に復活。現代的なデザインにアレンジされた新カタナだが、懐かしさを感じさせるこのマフラーは違和感なくスタイルとなじんでいた。チタン製のスリップオンで今回はあくまで参考出品。だが、会場のみならずニュースなどで知ったライダーからの反響は上々。市販化に期待だ。

これが新生“バナナ管”だ!

「YOSHIMURA」の刻印も再現。オリジナルのGSX1100Sカタナ当時はステンレス製だったが、時代にふさわしく材質にはチタンを採用。
その他の鉄板パーツもズラリ登場

スリム化している現代車両に合わせてコンパクトながら視認性を高めたテンプメーターがPRO-GRESS。ボタン一つでモードを切り替え。

ヨシムラ定番商品のひとつがラジエターコアプロテクター。小石の巻き上げが集中する中央部のメッシュは細かくなっている。

オリジナルカタナ当時にはなかったレバーガードも用意。相性にはヨシムラオンラインショップ限定の赤いバーエンドが抜群だ。

転倒によるダメージを軽減してくれる左右のエンジンケースガードは、USヨシムラのパーツでCNCによるアルミの削り出しだ。

ステップバーだけでなく、ペダルバーのポジションも可変式。ペダル軸はダブルベアリングスムーズ&ダイレクトな操作感を実現した。

ヨシムラの新バックステップブランドとなる“X-TREAD”は、特別な切削加工を施したステップバーでライダーの動作を確実に伝える。

フック式のメンテスタンドを使えるようにするためのリヤスタンドブラケットは、ゴールドのほかにレッド、ブルー、ブラックがある。
UNICORN JAPAN:“西部警察・鳩村仕様”降臨
究極のカタナを追い求め、長年をかけて姿を変えながら進化を続けるユニコーンのスペシャルマシン。TVドラマ「西部警察PART II」で舘ひろしが扮する鳩村刑事が乗っていたカタナをオマージュしたマシンで、電子メーターや走りを極めるために強化されたエンジン&シャシー、シャープ感を増したデザインなど、あのブラックカタナが現代まで続いていたらこうなったであろうと思わせるかたちに仕上がっている。

ユニコーンジャパン GSX1100S ULTIMATE[アルティメット]

超小型&薄型の液晶メーターが目を惹く。シングルシートとなってシャープ感が協調されたテールカウルには、後方から引き出しのように開いて小物入れが現れるというユニークなギミックも。