東京モーターサイクルショーにも展示

タミヤの1/12 ホンダ モンキー125プラモデルが6月1日頃発売に

3月22~24日に開催された東京モーターサイクルショーでタミヤが新型モンキー125のプラモデルを公開。これが6月1日頃に発売されることがタミヤから発表された。

アフリカツイン→YZF-R1の次はモンキーだった

2017年の東京モーターサイクルショーでは、発売されたばかりのCRF1000Lアフリカツインが1/6スケールで登場。翌年は20周年を迎えたYZF-R1シリーズの最高峰モデルYZF-R1Mが1/12スケールとなって発売。そして今年は125㏄になってリバイバルを果たしたモンキー125がタミヤの1/12オートバイシリーズNo.134として発表された。この東京モーターサイクルショーでは、2018年型の国内ラインナップである赤と黄色の2色の塗装が施された完成車と未着色の完成品がデモ展示。そして4月4日、タミヤの公式サイトで6月1日頃発売と発表されたのだ。

【TAMIYA 1/12 Honda Monkey125 価格:2700円 発売日:6月1日頃】とてもプラモデルとは思えない完成写真。モンキーの特徴である台形シルエットからディテールに至るまで忠実に再現している。

2019年型のブルーに仕上げることもできそう

パーツを見ていくと、モンキー125の特徴である細部まで塗り分けられたカラーリングは無塗装の状態。フレームやフロントフォーク、リヤショックのスプリングなどは好みの色に着色する必要があるが、2019年型として7月発売予定のブルーに仕上げることも可能だ。一方で、質感を重視して金属製とされたモンキー125のフロント&リヤフェンダーやマフラーのヒートガード、バックミラーはメッキパーツを採用してリアルさが追求されている。また、モンキーならではのワイドタイヤもトレッドパターンまで忠実に再現された。4月27日頃に発売されるダックスST70(1/6スケール、初回発売’71年6月)など、他にもラインナップされているホンダレジャーバイクシリーズとともにコレクションしたい一台だ。

無塗装の状態だとこのように。立体エンブレムにもメッキ部品が用意された。
従来の50㏄モンキーは1/6スケールだったが、新型モンキー125は1/12で発売。完成車全長は143mmとなる。

タミヤの発表内容

1/12オートバイシリーズNo.134
Honda モンキー125

●2017年、国内販売50周年の年に生産中止となったHondaの人気モデル”モンキー(50cc)”。同じ年の東京モーターショーに125㏄のエンジンを登載する”モンキー125″が参考出品され、2018年7月から国内販売Hondaのレジャーバイク、モンキー125が1/12オートバイシリーズに加わります。
●80度前傾した空冷4ストローク単気筒エンジンは、冷却フィンも立体感十分に再現。
●エンジンをはじめスイングアーム、フロントフォーク、リヤフェンダーはビスでフレームに固定。
●コンパクトで愛らしい台形フォルムを実感たっぷりに再現しました。

★全長143mm。
★12インチのタイヤはトレッドパターンもリアルな合成ゴム製。
★ライトケースや前後フェンダー等はメッキ部品。
★アクセル、ブレーキ、クラッチなどのパイピングはビニールパイプで表現。

パッケージの絵には赤が選ばれた。

●撮影:松井慎

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