足つき性アップを至上命令にモデルチェンジをはたしたCB250R。ならば、どれだけ新旧で足つき性がよくなったのか? レポーター・ヤタガイの身長(172cm)だとあまり見た目の違いは出ないが、156cmのライダーがまたがると一目瞭然!
人気のCB250Rが早くもモデルチェンジ
2018年3月に登場したCB250Rが、早くもモデルチェンジすることになった。装備重量で144kgというクラス最軽量を達成した同車は、前輪荷重を稼ぐためにエンジンタンク前側に近接してバッテリー搭載(ホンダとしてはかなり異例!)するなどした意欲作。その軽すぎる車体が起こすジャックナイフ現象防止のためにボッシュ製5軸IMU(CBR1000RRと同じもの!)を採用するなど、スポーツランに重きを置いた徹底的な作り込みながされていた。
新型250は足つき性が格段に向上した
しかし、’18モデルに対し街乗りユーザーからはシートが高いという不満もあったのも確か。今回の改変はこの足つき性向上が主題目で、シート高で言えばマイナス5mm。だがまたがってみると、サスセッティングやステップの変更により数値以上に足つき性が向上しているのが実感できた。試乗はできなかったが、スポーツ性と足つき性のバランス点をどう設定したのかが気になるところだ。
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ディテール解説
主要諸元■全長2020 全幅805 全高1045 軸距1355 シート高795(各mm) 車重144kg(装備)■水冷4スト単気筒 249cc 27ps/9000rpm 2.3kg-m/8000rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量10L ブレーキF=ディスク R=ディスク タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17
●文:谷田貝 洋暁 ●写真:山内潤也
※ヤングマシン2019年5月号掲載記事をベースに再構成
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