ティザー動画でSTAY TUNED.と期待を煽るように、BMWがイタリアのミラノショーで新型S1000RRの発表を行う可能性が高い。そして、10月19日に新たなディザー動画が公開され、これまでにないフェイスデザインを採用していることが判明した。
S1000RRらしさは健在
最新のティザー動画で”ちら見せ”されたヘッドライト部分は、2019年型S1000RRの意匠登録CGと思われる画像と一致しており、BMWがミラノショーで発表するマシンは新型S1000RRで確定したと言えるだろう。特徴的だった従来の左右非対称ヘッドライトは、左右対称のプロジェクタータイプのLEDとなるようだ。それでも2017年に撮影されたスパイショットや意匠登録CGを見ると、センター吸気のラムエア吸気口は残されているようで、S1000RRとしてのイメージは健在と言える。また、ウインカーはミラー内蔵タイプとなっており、このあたりも即レース対応の作りになっている。
フレームはLCGタイプに?!
フレームは、従来の直線タイプから逆「へ」の字に湾曲した形状と予測。’90年にデビューしたCBR250RR(MC22)が採用したLCG(LOW CENTER OF GRAVITY=低重心)フレームとよく似ている。その分、タンクが小型化され、車体のショートホイールベース化を促進したように見受けられる。同時にフレームやスイングアームがグッと細身に。従来型のネックだった車重のダイエットに成功した可能性がある。だとすれば、既にパワーは十分だったS1000RRだけに鬼に金棒だが……、果たして?!
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