マシン・オブ・ザ・イヤー2018
11月6日のミラノショーでデビューか

【スクープ】2019新型S1000RRは逆回転クランクにシフトカム採用?!

ティザー動画でSTAY TUNED.と期待を煽るように、BMWがイタリアのミラノショーで恐るべきマシンの発表を行う可能性が高い。そのメカニズムはYZR-M1に匹敵し、まさに市販版モトGPマシンと呼べる最強直4SSだ。 ※ヤングマシン2018年11月号(9月22日発売)より

次期S1000RRはマサカの市販版M1か?!

’19のBMWモトラッドは二桁台にのぼろうかという大量のモデルチェンジが予定されている。その急先鋒となるのがコレ。それまで日本製バイクの独壇場と言えた直4リッタースーパースポーツ界に殴り込みをかけ、一気にその存在感を強めたS1000RRだ。

’19では一気に王座獲りとも思えるフルモデルチェンジを敢行。このほどドイツと中国で意匠登録するために出願されたと言われるデザインCGが流出し、これを見るとエンジンからフレームまでまったく新しくなることが判明した。本誌調査によると、現行でも実測200㎰オーバーをマークしていたエンジンはレーシングマシンに使われる逆回転クランクを採用している模様で、2017年時点では排気音がクロスプレーンクランクのようだったという証言もある。これはヤマハのモトGPマシンYZR-M1と同じ構成で、もしそうだとするとその戦闘力は計り知れない。さらに可変バルブタイミングの可能性も高い。BMWは’19のボクサーツインに機械式の可変バルタイを投入することを発表している。この可変バルタイにはユーロ4の先であるユーロ5を先取りする意味合いもあるようだ。

車体面についても最新のモトGPマシンやSBKレーサーではおなじみとなる逆ヤグラタイプのスイングアームを新型のフレームに組み合わせる。新旧を並べてみると車体がコンパクトになっているのは一目瞭然。本格的にレースで勝ちを狙いに来ているのも間違いない。まさに’19台風の目だ。

【BMW S1000RR 2019年型意匠登録CGと思われる画像】9月に出回った次期S1000RRだと思われる3次元CGは、2017年8月に撮影されたスパイショットと酷似している。S1000RRらしくセンター吸気のラムエアダクトを継承するが、デビューから10年目を飾る完全新設計になりそうだ。

【BMW S1000RR 2019年型開発車両と思われる写真】本誌2017年10月号(8月24日発売)に掲載したスパイショット。ヘッドライトやホイールに違いがあるが、意匠登録CGとほぼ同じだ。この時の排気音はV4のようだったと撮影者は語る。

「’19新型S1000RRも搭載?! R1250GSの可変バルブタイミング・リフト機構とは?」記事はこちらへ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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