2018年10月1日、2輪ではノートンやモトモリーニの輸入・販売を手掛けるピーシーアイが、ブリティッシュ・レトロ・カスタムブランド「MUTT MOTORCYCLES」 の輸入開始を発表した。その概要をお伝えしよう。
125に6モデル、250に4モデルを用意
かつてBSAやトライアンフが製造されていたイギリスのバーミンガムに位置する「MUTT MOTORCYCLES」は、ビンテージカスタムバイクを15年以上に渡り受注生産していたカスタムブランド。1920年代のインディアンや1930~60年代のナックル&パンヘッドのハーレー、1970年代のホンダなどをベースに作品を手がけてきたが、もっと身近なバイクを造りたいという考えから、手が届く安価でスタイリッシュなバイクの発売を手がけるようになったという。ブランドのイメージを反映しつつ「気軽に乗れて、維持が簡単で、安く、それでいて大型の旧車と同じようなスタイルとサウンドを感じながら走らせることができ、無限のカスタマイズの可能性を持つ。それがMUTTの中に流れる精神」とモデルのコンセプトについて説明している。ラインナップは125㏄に6モデル、250㏄に4モデルが設定されており、これらは日本の車両区分とも一致していることからブランドの定着も期待できそうだ。
125には専用機種を2つ用意
ここまで紹介してきたMONGEL、HILLS、RS-13、FAT/SABBATH以外に、125にはS-54とSUPER 4(カラバリは2色)の専用機種が用意されている。ともに’70年代テイストのカラーリングが特徴だ。尚、MUTT MOTORCYCLESの輸入販売は2019年4月を予定している。国内での追加情報発信が年末年始頃に予定されているので、価格等はそのタイミングでアナウンスされるだろう。
ニュース提供:ピーシーアイ