2018年6月14日、欧州のヤマハがフランスのDAB MOTORSによるYard Built(ヤードビルト)カスタムを発表。XSR900をベースに最新3Dモデリング&プリンター技術を駆使したパーツを装着した「The ALTER」は、新しいカスタム手法を提案している。
3Dプリンターのシートレールは芸術品のよう
DAB MOTORSは、XSR900の軽量な車体やスポーティなエンジンが彼らの製作する未来的なコンセプトにマッチすると考えベース車に選定し「The ALTER」を製作した。このマシンのために最新の3Dモデリングやレンダリング技術を採り入れ、ほぼ完全にデジタルの世界で各パーツを設計したのが最大の特徴。高品質で耐久性のあるアルミ製のシートレールやトップブリッジ、ハンドルライザー、ヘッドライトホルダーは3Dプリンターによるもので、従来はパイプワークや削り出しなどで製作していたパーツに新たな手法をもたらし、これまでにないデザイン表現を示している。
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タンクやヘッドライトは亜麻ファイバーボディ
マフラーは、DAB MOTORSとパートナーとによる共同開発されたものを採用。ハンドルバー、グリップ、ブレーキリザーバータンクなども社外品を使用している。さらにこのマシンは、超軽量な亜麻ファイバーの新しいボディワークを採り入れているのも特徴。 ライトカウル部から透けて見えるLEDラインを使用したヘッドライトはとりわけユニークだ。
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ニュース提供:欧州ヤマハ