2018年4月23日、新型モンキー125が国内だけではなく欧州でも発表された。基本的には国内で発売されるモンキー125と変わらないが、車名が「モンキー」となっていたり黒が存在するなどの違いがある。また、モンキーのヒストリーも公開された。
欧州は3色、タイは4色、日本は2色
先日掲載したモンキー125が国内で正式発表の記事には、3月末~4月頭に開催のバンコクモーターショーで展示されたモンキーのタイ仕様やカスタムも掲載したが、その中には日本にはない青と黒のカラーリングが存在していた。そして、同日に欧州で発表された2018年型モンキーにも日本にはない黒が存在。日本は赤と黄色の2色、欧州はさらに黒を追加した3色、タイはさらに青を追加した4色という各仕向け地のカラーバリエーションが明らかになった。またABSについては日本はありとなしを設定、欧州は標準装備、タイはなしとなる模様だが、欧州で配布された黒の写真にはABSが装着されいないのが気になるところだ。
モンキーの57年の歴史も公開
1961年、東京の遊園地・多摩テックで子供用の乗り物として登場したモンキーは、1963年には公道仕様となってアメリカや欧州に輸出されている。日本で公道版が発売されたのは1967年、その後1969年までにはホイールを5インチ→8インチに拡大して50cc版の基礎を確立していった。2008年にはFI化を果たし、2017年に50周年スペシャルを発売し50cc版の歴史が幕を閉じた。
ニュース提供:欧州ホンダ