ハーレーダビッドソンジャパンは、日本の輸入二輪車メーカーでは初となる認定レンタルバイクサービスを開始した。これはハーレーの正規ディーラー網を活用するもので、まずは岩手から沖縄までの24店舗でスタートし、順次拡大していく予定だ。
WEBで24時間いつでも予約可
このサービスでレンタルできるハーレーは、ストリート750からスポーツスター系、ソフテイル系、そして旗艦のツーリング系など幅広い(店舗によって異なる)。発売されたばかりのFLSBスポーツグライドを用意する店舗もあるなど、現在発売中の高年式モデルが中心となる。予約は専用のコールセンターか、24時間対応の専用ウェブサイトから可能となっており、思い立ったら気軽かつ簡単に申し込めるのが特徴だ。
■専用WEBサイト:http://harley-davidson-motorcycle.jp/(24時間受付)
■専用コールセンター:050-6865-2819(10:00〜19:00。年末年始除く)
<基本料金表>
欧米ではすでに一般的
今までもショップが独自展開するハーレーのレンタルバイクは存在したが、今回の認定レンタルバイクはハーレー正規ディーラーが窓口のため、ヘルメットやジャケットなどのウエア類に加え、シーシーバーやスマホマウントといったパーツ類もハーレー純正品がレンタルできるなど、より深いサービスを提供できる。「ハーレーだけでしか味わえない特別な体験を、より簡単に、もっと手軽に多くの人に経験してほしい」とはハーレーダビッドソンジャパン社長、グレッグ・ウイリスさんの弁だ。
ちなみに、ハーレーの正規ディーラー網を活用したレンタルバイクは欧米ではかなり普及しているサービス。海外旅行客がハーレーでのツーリングを楽しめる体制が整備されているのは、日本でも「ハーレーでアメリカをツーリングしよう!」といった海外ツアーが一般的に企画されていることからも分かるだろう。
訪日観光客が過去最大を更新している日本でも、旅行スタイルの多様化を受けてレンタルバイクによるツーリング需要は高まっているという。今回、認定レンタルバイクサービスを導入したハーレー正規ディーラー「ハーレーダビッドソン三鷹(東京都三鷹市)」の社長・大坪政俊さんも「海外で一般的なハーレーレンタルサービスが日本にもあれば……」と考えていたそうで、国内外を問わず、幅広くハーレーに興味のあるライダーに利用して欲しいと語る。
目当ての車種をじっくり試乗するもよし、目的地までは公共交通機関を利用し、旅先でレンタルハーレーによるツーリングを楽しむもよし。様々な利用方法が考えられるハーレー認定レンタルバイク、車両のラインナップや、全国24店舗からスタートするサービスの導入店舗は、先述の専用WEBサイトで確認してほしい。