CBR250RR/レブル250/CB1100RSをベースに、ホンダ自身がカスタムを施した3台のコンセプトモデル。楽しみ方の方法として、こういうのもアリだと思いますよ……というメーカーからの提案だが、大掛かりな改変ではないにも関わらず、的確にねらった雰囲気を醸し出しているのはさすがの一言。それぞれの特徴を見てみよう。
CBR250RR・カスタマイズドコンセプト(参考出品車)
カスタムテーマは「高級感」。ポイントは上品なパールホワイトのボディカラーで、ゲイルスピードのホイールやプロトのシングルシートカウルも同色コーディネートしつつ、赤いストライプで大人っぽくスポーティな仕上がりに。アクラポビッチのスリップオンマフラーやマジカルレーシングのカーボンリアフェンダー、アクティブ製のFイニシャルアジャスターやモリワキ製マスターシリンダーキャップでスポーティさも強調。現状では参考出品車だが、反響次第では‘18モデルのボディカラーに採用か?
レブル250・カスタマイズドコンセプト(参考出品車)
ボディカラーをストライプ入りの淡いブルーとし、前後フェンダーも同色にコーディネート。加えてリゾマ製のミラーやツートーンのシート、オーリンズのリヤショック、ホンダ純正オプションのモリワキ製マフラー(エンドキャップやカバーの黒仕上げはオリジナル)などを装着し、ウインカーやテールランプも交換。大掛かりではなくても、効果的なパーツ選択+αで愛車の雰囲気はガラリと変えられますよ……と、そんなカスタムの楽しさを提案するモデルだ。
CB1100RS・カスタマイズドコンセプト(参考出品車)
空冷エンジンながら若々しいスポーティさも打ち出すCB1100RSをベースに、スタイリッシュで落ち着いたカスタムを提案するコンセプト。燃料タンクをガンメタとしてストライプを排し、シート表皮もブラウンに変更。さらに足回りやエンジンカバー類をブラックアウトし、やはりブラック仕上げのモリワキ製2本出しマフラーを装着、タイヤもクラシカルなトレッドパターンのピレリ・ファントムとして見事にシックな雰囲気を獲得している。金色のFフォークアウターチューブやリヤショックの黄色いスプリング、ガッチリしたアルミ製スイングアームといった、やや派手なRSの足回りに気後れしていた向きにはピッタリ!