
ヤマハが誇るスポーツヘリテージ「XSR900 GP」に、ファン待望の新色「イエロー(ライトレディッシュイエローソリッド1)」が追加。1970年代から80年代のグランプリシーンを席巻した“キング”ケニー・ロバーツのYZR500を彷彿とさせるこのカラーリングは、昨秋のジャパンモビリティショー2025でも大きな注目を浴びていた。このニューカラーの国内正式発表に合わせ、純正アクセサリーを手がけるワイズギアからも、スタイリングをより洗練させる2つの新パーツが登場した。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ワイズギア
アンダーカウルキットでフルカウルレーサーのシルエットを構築
XSR900 GPのスタイリングを、往年のフルカウルレーサーへと昇華させる新アイテムが「アンダーカウルキット BK/WH」だ。価格は9万1850円で、車体下部の整流効果を高めるという機能性を持ちつつ、装着することでマシン全体の塊感を飛躍的に向上させる。
このカウルは左右分割タイプとなっており、ブラックとホワイトのカラーリングが施されている。装着によって、アッパーカウルからの一体感が増し、より精悍なイメージを作り出すことが可能だ。
ただし、装着にあたっては注意点もある。純正アクセサリーのサイドプロテクターやエンジンプロテクターとの同時装着は不可のため、保護性能とスタイルのどちらを優先するかを考えて選択しよう。
USインターカラーを完遂させる専用シートカウル
もうひとつの注目すべき新アクセサリーが、新色のイエローに合わせた「シートカウル イエロー」だ。価格は3万7400円となっている。
車両本体のカラーリングや、スピードブロック(ストロボライン)のグラフィックに合わせた専用設計となっており、装着時の統一感は極めて高い。これを装着することで、リヤまわりのシルエットが引き締まり、シングルシート仕様のレーシーなルックスを手に入れることができる。
実用面での制約として、ソフトサイドバッグステーおよびソフトサイドバッグとの同時装着はできない。加えて、このシートカウルを装着して公道を走行する場合、一人乗りとなるため、乗車定員変更による構造変更申請が必要になる。手間はかかるが、それを補って余りあるスタイリングの仕上がりが得られるはずだ。
伝説のカラーと純正パーツが織りなす「キング」の風格
ここでXSR900 GPの魅力を振り返っておこう。これは最高出力120psを発揮する888ccの3気筒エンジンと最新の電子制御を搭載し、装備重量は200kgと現代的なパフォーマンスを誇るマシンだ。
その2026モデルのトピックはカラーチェンジに留まるが、そのこだわりは細部にまで至る。フレーム、スイングアーム、フロントフォークのアウターチューブ、さらにはステップやレバー類までをブラックアウトし、ゴールドのホイールを組み合わせることで、1970〜80年代のYZR500が放っていた独特のオーラを再現しているのだ。
この車体に、新登場したアンダーカウルとシートカウルを組み合わせれば、スタイリングはさらに往年のレーサーを思わせる輝きが増す。伝説のUSインターカラーと専用アクセサリーが加わることで、歴史への敬意と最新技術の走りが高次元で融合するというわけだ。憧れの「キング」のスタイルを愛車で再現してみてはいかがかな。
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