![ハーレーダビッドソン|BLUESKY MEETING in NAGOYA](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハーレーダビッドソンジャパンは2024年8月3日(土)、ライフスタイル1Dayイベント『BLUE SKY MEETING in 名古屋』を名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場にて開催。夏真っ盛りのまぶしい太陽と青い空の下、会場はバイク乗りや家族連れらで賑わった。本記事ではイベントレポート、そして会場を賑わしたハーレーオーナーたちとそのカスタム車を紹介する。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●外部リンク:ハーレーダビッドソンジャパン
東海圏で初開催! ブルースカイミーティング
ハーレーダビッドソンジャパンが運営する、誰でも参加できる、家族連れ/ノンライダー大歓迎のライフスタイルイベントが『ブルースカイミーティング』だ。
「モーターサイクル/主役はライダー」「ライフスタイル/音楽やアウトドア」「ローカル/地域の食とカルチャー」の各要素を会場ごとの魅力を最大限に活かして、ハーレーダビッドソンがプロデュース。東海圏での開催は今回が初となった。
会場では東海圏のH-D正規ディーラーが出店し、盛夏のコーディネートにぴったりのハーレーTシャツをはじめ、H-D公式アパレルを特別価格にて販売。アメリカンカジュアルや雑貨などのショップでもショッピングが楽しめたほか、ハンバーガーやタコスなどのアメリカの風を感じるランチから、ソフトクリームなど涼をとれるスイーツに至るまで、キッチンカーも多数集結した。
4000平方mの2輪専用駐車場では、ハーレーオーナーのみならず全ライダーを歓迎。数百台のモーターサイクルが並ぶパーキングの壮観さは、バイクファンであれば眺めているだけでも楽しい。ブルースカイミーティングならではの魅力のひとつとなっている。
ライダーは2つの「ハーレーダビッドソン2024年モデル試乗会」を体験することができた。デビューしたばかりのオールニュー・ロードグライド/ストリートグライドをはじめ、ローライダーST/ブレイクアウト117を一般道で乗ることができる「公道試乗会」。
これに加えて、普通自動二輪MT免許でもローライダーS/X500の試乗ができる『場内ミニ試乗会』も開催され、好評を博した。
動画レポート第1弾はコチラ
◆ウィズハーレーのブース前にはX350&X500のカスタムがズラリ勢揃い。これは編集部で進行しているカスタムプロジェクトの一環としてで、賛同いただいた正規ディーラー/パーツメーカー/プロショップ/個人ビルダーらが個性あふれる車両を持ち込んでくれた。マフラー開発中のモリワキは走行シーン公開のサプライズも!
◆H.O.G.(ハーレーオーナーズグループ)会員には、スペシャルアイスコーヒーが無料で振る舞われたほか、ハーレーグッズやアパレルなど豪華景品が当たるハズレなしの抽選会にも参加でき、大いに盛り上がった。次回は2024年10/26(土)に大阪府の泉南ロングパークで開催。編集部もカスタムX350 持参で出展。X350&500オーナーMTGも開催し特別ステッカーをプレゼント!
動画レポート第2弾はコチラ
サイケなファッションに身を包みアーリーショベルを乗りこなす
ひときわ目立つ長身スレンダーの美女がいると、ブルースカイミーティング名古屋の会場がザワついているので、ウィズハーレーガールズ取材班・秋田ライダーえむちゃん/メグミ/メリーローズが駆けつけたところ、アスカちゃんではないかっ!
『ウィズハーレー』誌の前身ともいえるバージンハーレーにて、ティーンエイジャーの頃から活躍し、当時から絶大な人気を誇っていたのだから、ひときわ目立つにキマっている。愛車のリジッドチョッパー・アーリーショベルとともに注目の的となっているではないか。
【1966 FLH アーリーショベル(ASUKAさん)】タンクのデザインにこだわり、The Grateful Dead のLIVEアルバム(1971年)のジャケットに描かれている“頭蓋骨とバラ”のイラストをペイント。大好きなターコイズをイメージし、明るい青緑色(ターコイズブルー)が施された。チョッパーカルチャーにも通ずるサイケデリックなファッションに魅了されてやまないはアスカちゃんは、大人も子どもも楽しめる古着屋「Groovy days」を経営している。インフルエンサーとしてコーディネイトなども発信中、目が離せない! ■ Groovy days
動画レポート第3弾はコチラ
フェアリング内にオイルクーラー! ターボ搭載&外装フルカーボン!!
参加者駐車場で足を停めて、食い入るように見ている人がワンサカといる。注目を集めていたのが、過給器付きのロードグライドスペシャルだ。S&Sビッグボア132(2163cc)にトラスクのターボキットが組み込まれ、そのパイプワークからなる存在感は圧倒的としか言いようがない。
トルクカムで加速重視にし、スタートダッシュからのパワーの盛り上がりは「エグい」とのこと。カーボン外装やオーリンズの前後サスペンション、SpeedDealer Performanceのアルミ削り出しスイングアーム、ブレンボラジアルマウントキャリパー、走行風がダイレクトに当たるようシャークノーズフェアリングにビルトインしたオイルクーラーなど、その完成度の高さには舌を巻くばかりだ!!
動画レポート第4弾はコチラ
【2021 FLTRXS ロードグライドスペシャル タニグチさん】フロント21インチ化に伴い、フォークブレスとともにオーリンズのステアリングダンパーが装着され、ハイスピードレンジでの振れに対策を講じているのも見逃せない。カーボンホイールも試したが、高速巡航時の直進安定性を考慮し、アレンネスのYスポークアルミ鍛造ホイールとしている。ビレットトップツリー/プルバックライザー/ゲージポットなどはオリジナルガレージモトで統一し、フットボードやペグなどはレブフィニ。ビルドアップしたのは神戸のHide Out(ハイドアウト)で、さらにチェーンドライブ化も検討している。ブレイクアウトなどでとことんカスタムを楽しみ、ハーレーはこれで3台目だ!
セパハン化したユーロスタイル。リヤタイヤは極太280mm!!
ブレイクアウトならではの流麗なロー&ロングのシルエットを強調しようと、セパレートハンドルで低さを極めつつ、ネックを7度寝かせてフロントフォークのインナーチューブを延長。
エクストリームマシンの「CRUISE」アルミホイールはフロント23インチをチョイスしている。ボリュームのあるタンクからスリムなサドルシートで一旦くびれを見せつつ、280mmの超ワイドタイヤで再びテールエンドはファットで迫力のあるフォルムとしているのも、見事としか言いようがない。
また、エクステリアをはじめ車体全体をクロームで統一しつつ、コントラストとしてブラックを効かせてアクセントにしているのもセンスが光る。
【2014 FXSBSE2 CVO ブレイクアウト(マツオカさん)】ツインカム110Bはオープンプライマリー化され、ケースを穴あけ加工。マフラーはバンス&ハインズのショートショットスタッガードをさらに短くしたものだ。ギミックとしてシフトリンケージを複雑に取り回しているのも遊び心を感じる。そして極めつけは、ドライブベルト側へのリヤブレーキ移設だ。コントラストカットの美しいアルミホイールをこれみよがしに見せつけている。ツインカム時代のCVO ベースでカスタムし尽くす。愛車選びの参考にしてはいかがだろうか。
バックギアで取り回し自由自在。休日はツーリング三昧!
華奢でスリム、身長154cmと小柄でチャーミングな女の子がハーレーに乗っている。しかも、ハーレーの中でも重量級のフラッグシップ・ロードグライドスペシャルを悠々と扱っているからどこへ行っても目をひく。その秘訣はMAMBA製のリバースギアにあった。これを使いこなし、傾斜があっても難なく取り回す。
その模様を自身のSNSで動画配信すると大反響に。注目されたり、SNSを通じてバイク女子の仲間が増えるのはとても楽しいとのことで、休日はいつもみんなでツーリング三昧。この日も名古屋から関西へ向けて、すぐに走り出した。聞けば「ワンピースに着替えて、ディーナーを愉しむ」という。スマイルの絶えないマリナさんのファンは全国にいる。
【2020 FLTRXS ロードグライドスペシャル(マリナさん)】追加装備したロワフェアリングには、クリアキンのTracer LEDグリルがインストゥールされ、常時ライトおよびウインカーとの連動を可能としている。ドレスアップ効果はもちろん、対向車に対する被視認性が向上し、安全性も高まる。エアクリーナーとマフラーはラインハートで、吸排気系を揃えた。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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