
遠藤自動車サービスが主催するキャンプイベント「コヨーテミーティング」を振り返る。毎年ゴールデンウィーク中に開催される定番のキャンプミート、2024年は心機一転して、渡良瀬川の河川敷から街の中に場所を移して開催された。新しい開催会場は、群馬県邑楽郡大泉町のスバル運動公園。隣りにはスバルの製造工場がある街なかでの開催だが、利便性もよく大成功となった。
●文/写真:森下光紹(ウィズハーレー編集部) ●外部リンク:遠藤自動車サービス
コヨーテミーティング、2024年は会場を変更して開催
2023年までは渡瀬川の河川敷が会場だったコヨーテミーティング。毎年多くの来客があるイベントとして定着しているが、実は2023年の秋に今回の新会場(スバル運動公園)で、プレイベントとしてフリーマーケットを併催するスタイルで開催されたのだ。
「秋のイベントでの評判が良くてね。大泉町の町長さんも賛成してくれたから、これからはここに開催場所を移そうということになったんですよ」
主催者の遠藤さんは、会場で交通整理をしながら、笑顔でこう答える。普段は各種グラウンドとして広く開放されているスポーツがメインコンテンツとなる公園。
その広い敷地にバイクを乗り入れ、すぐそばでテントも設営できる。キャンプバイカーと日帰り組でパーキングスペースを分離させて、かつクルマ用のパーキングも完備されるという好条件が揃っていた。
歩いて行ける場所には大型のスーパーも完備されているし、会場内にはもちろん水洗のトイレもある。さらに少し足を伸ばせば温泉施設も利用できるという、信じられないほど快適なキャンプミーティング会場となっていた。
もちろん出展ブースの充実度は従来と変わらないから、本格的なキャンパーからキャンプ装備を持たないライダー、クルマで来場する家族連れまで、どんなスタイルの人も全員楽しめるミーティングであることには変わりない。
「最高ですよ。ここは木立もあって涼しい風も吹き抜ける。街なかだから、参加する僕らも騒音対策には少し気をつけてます。ほら、一般の人にバイク乗りって良いねと思ってほしいからさ」
新会場は一般参加も増えて、ますます盛り上がるコヨーテミーティングだった。
会場のムード伝わる動画レポートはコチラ
ウィズハーレー取材班(モリヤン&キュートガール・メリーローズ)による現地レポートは動画でも配信中だ。ナックルヘッドに跨るセクシー美女が登場したり、若干21歳でショベルヘッドを購入したヤングライダー、さらに幻の珍車ともいえる2ストエンジン搭載キャプテンアメリカ!? アプリリア・サルーテも発見し、名コンビが突撃レポートするぞ!!
ショベル、パン、ナックルヘッドなど、ハーレーのビンテージチョッパーが勢ぞろいするキャンプミーティングを動画レポート!!
ゴールデンウィーク3日間開催の総来場者は約2000人。日帰り組もキャンプ組もそれぞれのスタイルで休日を楽しんだ。
コヨーテミーティング参加者の愛車撮影会
岸野さん・1970FL
SHOさん・アプリリアサルーテ
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
ホンダやヤマハなど国内車両メーカー用のパーツ、排気量問わずに原付からスーパースポーツ、さらにはレース関連をサポートするパーツを得意とするメーカー。今回X350用のパーツでハーレー市場に参入した。 ここ[…]
ゲイルスピード タイプE/N/R 鍛造アルミホイールメーカーとして名高いゲイルスピード。ストリートからレースシーンで活躍しているカスタムホイールだ。サイズはいずれも純正と同じF3.5-17/R5.5-[…]
欧州スタイルの正規販売店イベント 週末をハーレーダビッドソンディーラーで過ごし、ブランドの世界観の中で仲間たちと過ごす。ヨーロッパにて行われているH-D正規販売店の『HARLEY NIGHT(ハーレー[…]
クラウス:オーリンズ ツーリングモデル用フロントエンド クラウスとオーリンズとのパートナーシップにより実現した、ツーリングモデル専用設計のフロントエンド。アグレッシブな走りを支える高次元の路面追従性/[…]
空冷スポーツスター用カスタムパーツを世に送り出し続けているグリーミングワークス(大阪府)。一方で水冷スポーツスターSやナイトスター用パーツもラインナップし、自然な流れでX350用パーツの開発も手がける[…]
最新の関連記事(イベント | ハーレーダビッドソン)
欧州スタイルの正規販売店イベント 週末をハーレーダビッドソンディーラーで過ごし、ブランドの世界観の中で仲間たちと過ごす。ヨーロッパにて行われているH-D正規販売店の『HARLEY NIGHT(ハーレー[…]
ヒートマスターがあれば冬のツーリングも革ジャンでOK 2000年/2008年にK-1 WORLD MAXで2度の世界王者に輝き、現役引退後も毎朝の体重測定をルーティンとしている魔裟斗さん。YouTub[…]
デイトナを制した伝説のマシンが代官山に出現! 日本が世界に誇るサンダンスハーレーのレーシングマシン「Daytona Weapon I」と「Daytona Weapon II」が、代官山蔦屋書店(東京都[…]
東海圏で初開催! ブルースカイミーティング ハーレーダビッドソンジャパンが運営する、誰でも参加できる、家族連れ/ノンライダー大歓迎のライフスタイルイベントが『ブルースカイミーティング』だ。 「モーター[…]
ハーレーコンテスト/トークショー/愛車撮影会などの人気イベント 開催されたのは2024年5月19日。毎年、梅雨前の天気が安定している時期での開催なので、今年も絶好のツーリング日和となり、数多くのライダ[…]
人気記事ランキング(全体)
現代によみがえった”604号車”コンプリートマシン 出展社は180社、車両は584台が展示されるなど、大盛り上がりだった第52回東京モーターサイクルショー。ここで紹介するのは、ヨシムラブースについてで[…]
XSR900GPとの組み合わせでよみがえる”フォーサイト” ベテラン、若手を問わずモリワキのブースで注目したのは、1980年代のモリワキを代表するマフラー、「FORESIGHT(フォーサイト)」の復活[…]
道路交通法には存在しない”すり抜け” 一般的に使われている言葉ではあるものの、実は道路交通法上では存在しない言葉となっている「すり抜け」。でも、現実にはそのように認識される行為がまかりとおっているわけ[…]
上田昇さんとダニと3人で、イタリア語でいろいろ聞いた 先日、ダイネーゼ大阪のオープニングセレモニーに行ってきました。ゲストライダーは、なんとダニ・ペドロサ。豪華ですよね! 今回は、ダニとの裏話をご紹介[…]
実質的な速さで4気筒に挑む 2020年モデルでは、3psのパワーアップを果たし、スリッパークラッチの標準装備と、クイックシフターをオプションに新設定し、同年デビューのカワサキ・ニンジャZX-25Rに対[…]
最新の投稿記事(全体)
初代はスポーツモデル:1975年ゴールドウイング(GL1000) 1970年代当時、巨大なアメリカ市場を独り占めしていた英国車をCB750フォアで一蹴したホンダだったが、Z1とそれに続く競合車の登場で[…]
フルフェイスが万能というわけでもない ライダーにとって必需品であるヘルメット。みなさんは、どういった基準でヘルメットを選んでいますか。安全性やデザイン、機能性等、選ぶポイントはいろいろありますよね。 […]
特別色と専用ロゴなどを配した『50th ANNIVERSARY』 ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD WING TOUR[…]
1998年モデル:初代1300はとにかく巨大だった ヤマハXJR1200、カワサキZRX1100といった、CB1000SFを超える排気量のライバル出現で、ビッグネイキッド界は重厚長大化していった。そん[…]
イエローボディにブラックのロゴ&エンブレム! ヤマハは、水冷124ccのブルーコアエンジンを搭載した原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」にニューカラーのイエロー([…]
- 1
- 2