フォーティエイトのカスタムが激アツではあるが、他のスポーツスターももちろんアツい! スポーツスターシリーズはすべてにおいて人気の衰えることを知らない。今回はアイアンの最新トレンドをレポートしよう!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:関野温
フォーティエイトじゃなくとも、トレンドのカスタムスタイルを満喫! 〈2020年式|きのこ〉
このアイアン883は「ネオオールドチョッパー」というコンセプトを掲げ、ローランドサンズデザイン(Roland Sands Design)のカスタムパーツをふんだんに使用。ジュエルマシーンズ(JEWEL Machines)のオールドハンドルとネオファクトリー(NEO FACTORY)のナックルフットペグは、ひと目惚れしたお気に入りのポイントとなっている。
統一感を出すため、全体をブラックでまとめているのも見事。アレンネスとのパートナーシップで、ハイクオリティ/サウンド/パワーを持つVツイン用マフラーを製造するマグナフローマフラーは廃盤になっていたが、ディーラーに依頼してヨーロッパから最後の1本を取り寄せた。これについてオーナーは「わがままな性格で、一度決めたことは譲りません」と笑う。
ビンテージも感じる荒々しいスタイルに〈2017年式|RENT〉
人とは違う自分だけのカスタムで個性を演出しつつも、「アイアン883らしいノーマルシルエットは残しておきたい」というRENTさんがオーナー。レプリカスポーツスター48ガスタンクは、未塗装のままスチールの素地をあえて剥き出しにし、ほどよくこなれていくのを愉しんでいる。
大胆に持ち上がったハンドルはチョッパーバータイプII。アルミペグやローボーイシーシーバーは、いずれもネオファクトリー製を選んだ。シートはラペラのベアボーンズ、タイヤはダートマン(DIRTMAN)のビンテージスタイルを履く。バンスアンドハインズ(VANCE & HINES)のショートショットマフラーは、エキゾーストパイプにサーモバンテージを巻き、荒々しい見た目を強調している。
ショットガンマフラーでより荒々しく〈2013年式|Hさん〉
ローブローカスタム(Lowbrow Customs)のワイルドなショットガンマフラーは、サンダーマックス(THUNDERMAX)のマッピングによって三拍子を奏でる。
ヘッドライトグリルやハンドルは汎用で、シートはイージーライダース(EASYRIDERS)。レプリカタンクやナックルフットペグを含めて、ネオファクトリーにて購入した。グリップはローランドサンズデザイン(Roland Sands Design)、ステップ位置はキジマのハイミッドコントロールキットでポジションを変更。
ナンバー1のダークカスタムロゴがあしらわれたダービーカバーは、H-D純正をチョイスし取り付けた。ピンストライプはアルティメイトロウカスタムサインワークス(東京都町田市)によって施されている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
ローライダーST:結晶塗装を巧みに用いて、とことんブラックにこだわった ローライダーSTをベースに、ダイナを意識したクラブスタイルに仕上げた。ラッキーデイブスのサンディエゴバーは高さ16インチと迫り上[…]
荒くれ者の圧倒的パワー。ワイドオープンの一撃は計り知れない!! 大排気量化が進むハーレーダビッドソンの心臓部・ミルウォーキーエイト。新車から搭載されるストック状態でも117キュービックインチ=1923[…]
北の大地にてブルスカ前哨戦 ライダーが交流する場を。もっと自由に楽しく! ファッションや音楽、ローカルフードなど、誰でも楽しめるコーナーがたくさん用意されるイベント「ブルースカイミーティング™️」が、[…]
「すべてのユーザーに寄り添う」ハーレーダビッドソン春日部 ハーレーダビッドソンを買おうとする時はもちろんだが、むしろディーラーとの付き合いは購入後の方が長くなるもの。そして「すべてのユーザーに寄り添う[…]
今年は4日間通して最高の天候に恵まれて開催! 「コヨーテキャンプミーティング」の主催は、群馬県太田市にハーレーのカスタムショップを構える遠藤自動車サービス。創業が1974年という老舗で、主に扱う車両は[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
XLCRとはあらゆる点で違う ブラックに統一された精悍な車体の中で、フューエルタンクに貼られたバー&シールドのエンブレムがゴールドで彩られ、誇らしげに煌めいている。 クォーターサイズのコンパクトなフェ[…]
トルクアップし、ノーマルより乗りやすい心地に変化 KawasakiのZ650RS(2024-2025)モデルに適合する政府認証フルエキゾーストマフラーが遂に発売開始!2023年モデルから仕様変更があっ[…]
Honda & MAAN Motocicli Audaci presentano il “SuperCub 125X” 生産モデルから大幅に逸脱しない設計……だけど雰囲気は一変! 日本でも好評[…]
はじめまして! 北海道札幌市でバイク乗り&スチールカメラマンをしております、かわさきしゃけと申します! Garagefilmというクリエイティブチームで活動をしております。この記事では、私のバイクや物[…]
スピード感を纏ってクオリティアップ ホイール/エンジンまわり/ステップなどの金属パーツは、パウダーコートや塗装を剥がし徹底的にポリッシュすることで、ノーマルパーツを使いながらも高級感を出した。汎用品で[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことが判明した[…]
一度掴んだ税金は離さない! というお役所論理は、もういいでしょう 12月20日に与党(自民党と公明党)が取りまとめた「令和7年度税制改正大綱」の「令和7年度税制改正大綱の基本的な考え」の3ページ目に「[…]
2025年こそ直4のヘリテイジネイキッドに期待! カワサキの躍進が著しい。2023年にはEVやハイブリッド、そして2024年には待望のW230&メグロS1が市販化。ひと通り大きな峠を超えた。となれば、[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
チェーンの張り調整が必要なのは、チェーンが徐々に伸びるからだけど…… バイクのチェーンのメンテナンスといえば「清掃・潤滑」と「張り(あそび)のチェック」。まず、チェーンを長持ちさせるには清掃や潤滑をマ[…]
最新の投稿記事(全体)
その手があったか! 2005年型「ゼファー1100/750/χ」をオマージュ カワサキは2020年10月にZ900RS/カフェの2021年モデルを発表。Z900RSでは人気の“イエロータイガー”ことキ[…]
アメリカの排ガス規制で開発を断念 1969年に2スト並列3気筒500ccのマッハ3で世界最速の座を目指したカワサキだが、同時に登場したホンダのCB750FOURが目の前に立ちはだかった。それを打ち破る[…]
要大型二輪免許の超個性派! 日本導入は2025年 ロイヤルエンフィールドのゲリラ450は、同社のアドベンチャーモデルであるヒマラヤと同じ452ccの水冷DOHC単気筒エンジンを搭載するロードスター。日[…]
Screenshot 冬の洗車は水を使いたくない 冬の洗車、水が冷たくて辛い・・・。屋外の作業は寒くて嫌だ・・・。そんな時は水を使わず時短でササっと綺麗にしたいですね。今回は、寒い時期に覚えておきたい[…]
こんなに小さくて良いんですか!?? オートバイ用インカム CIEL(シエル)総発売元の株式会社 LINKS は、インターナショナルメーカーとして、10年以上 OEM 生産を行ってきた製造元[…]
- 1
- 2