日本最大級のバイクイベント「ブルースカイヘブン®」へ向け、北海道でも弾みがついた! ハーレーダビッドソンの公式イベント「BLUE SKY MEETING™️ in TOMAKOMAI, HOKKAIDO」が2023年7月8日(土)、苫小牧キラキラ公園(北海道苫小牧市)にておこなわれ、道産子ライダーで賑わった!!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:井上 演 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン ジャパン
北の大地にてブルスカ前哨戦
ライダーが交流する場を。もっと自由に楽しく! ファッションや音楽、ローカルフードなど、誰でも楽しめるコーナーがたくさん用意されるイベント「ブルースカイミーティング™️」が、ついに夏の北海道で開催された。
8月26日(土)/27日(日)には、1万台ものモーターサイクルが富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)に集うライダーの祭典「BLUE SKY HEAVEN®(ブルースカイヘブン)」が行われるが、そのスピンオフイベントともいえる「ブルースカイミーティング™️」は、4月の福岡を皮切りに5月の日光・栃木でも開かれ、各地で盛り上がりを見せている。
そして7月8日(土)、ライダーの聖地・北海道でも入場無料、会場を苫小牧キラキラ公園にし、開催された。ブルースカイヘブン®がそうであるように、乗っているバイクのメーカーは問わず、ノンライダーも大歓迎。駐車スペースにはハーレーだけでなく、国内外さまざまなブランドのモデルが並んだ。
グルメを存分に味わおう!
道内からキッチンカー約40台が集結する「トマベイウォーターフロント」も併催され、北海道グルメが堪能できた。また、H.O.G.(ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループ)のイベントのひとつなので、会員に特典が用意されるのはいつも通り。今回は地元ロースタリー「ISHIBASHI COFFEE」によるこだわりのコーヒーが振る舞われるなどした。
どさん娘ライダー集結!!
『ウィズハーレー』ブースでは、お馴染みとなった「ハーレー女子トークショー」を北海道でも開催。ゲストとして招いた夜道雪さんをはじめ、インスタグラマーでWITH HARLEYアンバサダーの秋田ライダーえむちゃんが、どさん娘たちとバイク談義に花を咲かせた。ギャラリーも押し寄せ、相変わらずの人気ぶりだった。
心臓部は排気量1923ccのミルウォーキーエイト117、ブラックアウトされたローライダーSに乗るのはFUMIKAさんだ。身長152cmと小柄ながら、「見た目で選んだ」という重量級モデルも引き起こしなど不安なし。CB1300 SUPER FOURに乗るお父さんも「自慢の娘」と胸を張る。
スポーツスターのXL1200V セブンティーツーに乗るミズキさん。愛車のお気に入りポイントを聞くと、「ラメの入ったカラーがカッコイイ、小振りなタンクです」と教えてくれた。
幼い頃から、スプリンガーソフテイルに乗るお父さんのリヤシートで「バイクって気持ちがいいな」と感じていたHINAKOさん。「風をダイレクトに浴びて、自然に溶け込める」と、高校を卒業すると同時にライダーデビューを果たした。最初はまず国産250ccモデルに乗り、念願のハーレーへ。選んだのはダークカスタムのアイアン883。ファッションもカラーを抑えめにして、センス良くコーディネイトしている。
MOEさんもまた、子どもの頃からお父さんの運転するバイクのリヤシートに乗って走るのが好きだったという。ストレッチタンクを備えてツーリングも快適なスポーツスター1200ローで、ローライダーに乗るお父さんやエボリューションスポーツに乗るお兄さんと、道内を駆け回っている。
XL1200V セブンティーツーを「一目惚れで買っちゃいました」というのは、MISAKIさん。「扱いやすく、取り回しもしやすい」と大満足で、同じモデルに乗るMIZUKIさんとはSNSを通じて知り合い意気投合した。イベントの会場でも、ハーレー女子の仲間をたくさん増やした。
愛車選びにいろいろなモデルを見て回ったが、一目惚れしたのがセブンティーツーだったと話してくれたMIYUKIさん。スポーツスターは軽快で、足つき性が良いのも気に入っているとのことだ。
RUNAさん(写真左)の愛車は、ツインカムエンジンを心臓部にするFXSTDソフテイルデュース。バイクに興味を持つキッカケとなったのは、ハーレー乗りの両親によるところが大きく、今回のイベントも家族とともに来場。「Vツインのサウンドがいい」と、ニッコリ笑って教えてくれた。
記念すべき納車をイベント会場で行ったのは、ローライダーSを新車で購入したアッキさん。ハーレーダビッドソンMJM函館の販売マネージャー中村さんと祝った。
自作パーツを盛りだくさんにしたスポーツスターSに乗るのはSHINYAさん。カウルやフェンダーなど外装をはじめ、サドルバッグサポートもバー&シールドの形状に溶接したという手の凝りよう。溶接は初めてだったとのことだが、じつに完成度が高い。
パレードも開催
会場となった苫小牧キラキラ公園から、市内を走るパレードランも行われた。水揚げ日本一のホッキ貝をはじめ、北海道の新鮮な魚介や野菜、果物が勢ぞろいする苫小牧グルメの殿堂・海の駅ぷらっとみなと市場がゴール。歓迎式典が催され、開催地・苫小牧の岩倉博文市長によるスピーチも行われた。
ノンライダーも楽しい
バイクの免許を持っていなくても、ハーレーに跨って擬似運転ができる「ジャンプスタート」は、ノンライダーやビギナーにも大人気。ゲストの夜道雪さんはビッグバイクも所有する筋金入りのライダーだが、これを体験。クラッチレバーを操作し、シフトチェンジもできるとあって「めちゃくちゃ楽しいし、ハーレーならではの鼓動が身体に伝わる!」と目を輝かせた。
ブルースカイミーティングのパートナーたち
世界中のキッズたちに愛されているランニングバイク「ストライダー」が体験でき、家族連れも楽しい。子ども自身がバランスを取りながら乗る必要があり、バランス感覚が研ぎ澄まされ、反射神経も敏感に反応していく。自然とバランス感覚や集中力が高まり、脳の活性化にも有効な働きをもたらすと言われている。
さぁ、ブルスカへ!!
音楽/キャンプ/モーターサイクルが融合した日本最大級のライフスタイルフェス「BLUE SKY HEAVEN®(ブルースカイヘブン)2023」が、いよいよ8月26日(土)〜27日(日)に、富士スピードウェイ(静岡県)で開催される。
ハーレーオーナーのみならず、それらを愛するすべての人にとってオープンな滞在型イベント。2日間通じ、約1万人が富士の麓に集い、日本全国から集まったハーレー約1000台がサーキットを駆け抜けるパレード、プロライダーによるエクストリームライディングショー、26日(土)夜の花火「BLUE SKY FIREWORKS」等は圧巻のスケールとなる。
LIVEステージでは supporting radio のFMラジオ局 J-WAVEが音楽ステージをプロデュースし、人気アーティストによるライブやDJパフォーマンスが楽しめる。
会場内には LIVEステージのほか、24時間以上の滞在が可能なCAMPエリアに加え、SHOPPING/FOODエリアにはハンバーガーフェスが登場して、日本中のクラフトバーガーの食べ比べができる。
400人試乗会!中型限定免許でも体験OK!
ハーレーダビッドソン ジャパン史上最大級となる試乗会が、メインコースにて開催される。
最新2023モデルから、クルーザーカテゴリ5車種(ブレイクアウト/ストリートボブ114/ファットボーイ114/ローライダーS/ローライダーST)、グランドアメリカンツーリング4車種(ロードグライドST/ストリートグライドST/ストリートグライド スペシャル/ロードグライドスペシャル)、アドベンチャーツーリング1車種(パンアメリカ1250スペシャル)、そして新エンジン=Revolution® Maxを搭載するスポーツモデルが2車種(ナイトスタースペシャル/スポーツスターS)と、トライク1車種(ロードグライド3)を加え、全13モデルのラインナップ、と圧巻だ。
この試乗会には、大型自動二輪免許(MT)だけでなく、普通自動二輪免許(MT)をお持ちの方も、普段着のままでも、無料でご参加可能(別途保険料1000円/日が必要)。
さらに特別企画として、タレントでライダーでもある平嶋夏海さん(8月26日(土)に登場)、夜道雪さん(同27日(日)に登場)が登場し、一緒にハーレーダビッドソンのモーターサイクルでコースを走る記念撮影付プログラムも、各日数回にわたり実施される。
手ぶらキャンプ泊もできる!!
ショッピングエリアやLIVEステージにも隣接する特別スペースに、Coleman(コールマン)プロデュースによる設営/撤収の手間いらずの「手ぶらキャンプ泊エリア」も登場。同エリアはキャンプ泊滞在と音楽ステージなどを気軽に往来しながら満喫できる限定スペースとなっていて、利用者にはコールマン製新品シュラフ(寝袋)を人数分プレゼントするのに加え、4人用テント/ランタン/テーブル/チェア4脚/焚き火台をセットでレンタル利用できる。
WITH HARLEYヴィレッジ、今年も登場!
2022年同様、『ウィズハーレー』編集部もブルースカイヘブンを一緒に盛り上げる予定だ。誌面でご協力いただいているカスタムショップ/メーカーの出店ブースや、トラックに搭載したダイノマシンでのパワーチェック、さらに来場者に参加してもらう「ハーレーダビッドソン愛車自慢コンテスト」を開催する。コンテストは当日受付先着20台限定。自薦他薦は問いません。
「愛車コンテスト」参加可能車両(ハーレーダビッドソンに限る)
・カスタム車
・記念モデル(限定カラーなども含む)
・思い入れのある車両(数十年乗り続けている。親から引き継いだ! 日本一周した車両などなど)
WITH HARLEYブースで受付をしてもらい、雑誌掲載用に撮影。愛車は、その横の特別スペースに展示する。WITH HARLEYヴィレッジを展開するエリアは、ブルースカイパドック側だ。バイク駐車場とメイン会場をつなぐ中間に展開するので、ぜひ立ち寄ってほしい。
ブルースカイヘブン®2023詳細
チケット詳細や今後のイベントコンテンツなどは公式ウェブサイト(https://blueskyheaven.jp/)で順次公開していく。
- 名称:BLUE SKY HEAVEN® 2023(ブルースカイヘブン 2023)
- 主催:ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社
- 後援:J-WAVE
- 日程:2022年8月26日(土)~27日(日)
- 会場:富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町中日向694)
- 内容:音楽ステージ/キャンプ/物販/飲食/モデル展示/パレード/各種アトラクション等
- 出演:GLIMSPANKY、藤巻亮太ほか
動画はコチラ
BLUE SKY MEETING™️ in TOMAKOMAI, HOKKAIDOの様子を動画でもレポート! イベントに来場したハーレー女子たちを直撃取材したほか、夜道雪さんのトークや出展ブース、パレードの模様もご覧ください!!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(ハーレーダビッドソン)
新規ハーレーオーナーも多いX350&500。そんなオーナーと交流したい。10月1発目は「Webike Festival2024」が会場だ! モリワキ初のハーレー用マフラーを装着した『ウィズハー[…]
ローライダーST:従来のウェットカーボンとは異なる最新技術 高品位なカスタムパーツのおかげで、ローライダーSTのスタイリッシュさがいっそう際立っている。ハイクオリティなドライカーボンパーツとアルミビレ[…]
ニューフリスコスタイルのカスタムコンプリートをリグニスにて受注開始 「プロトカスタムコンプリート フリスコ」は、1996〜99年までのソフテイル中古車をベースとして、エンジンをフルオーバーホール。新車[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
人気記事ランキング(全体)
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
最新の投稿記事(全体)
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
最小クラスのRシリーズも元気いっぱい! 欧州では新型モデルの「R9」「R3」と同時に2025年型の「R125(日本名:YZF-R125)」、そして北米では「YZF-R7」が発表された。これらはニューカ[…]
欧州ではR125、R3、R7、R9、さらにサーキット専用R6 RACE、R6 GYTR、R1 RACE、R1 GYTRのスーパースポーツ大艦隊を編成 ヤマハは欧州で2025年モデルの「R3」を、北米で[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
Moto2チャンピオンに向かってまっしぐら。2009年の青山博一以来の日本人世界チャンピオン誕生までカウントダウンに入った。 厳しいコンディションでもレコード更新する凄まじさ MotoGP日本グランプ[…]
- 1
- 2