
ワールドインポートツールズ横浜は、有名ブランドツールはもちろん、知らぬ間に慣れてしまった不便さにあらためて気づき、快適なメンテ作業や環境を改善するアイテムを数多く取り揃えている。「こんなものだろう」を脱却するアイテムを実際に確かめて手に入れたいものだ。
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:ワールドインポートツールズ横浜
小ねじカッター:テコの原理でズバッと切断でき、バリ取りなしで使えるのが画期的
ESCOの小ねじカッターは、本体先端部分のピボットやテコの原理を活用した3枚合わせの本体構造など、オリジナリティに富む設計によって、M3〜M6サイズのボルトやナットを裁断するようにカットできる。
切断面にバリが発生しないため後処理が不要で、切断後すぐに組み付けられるのが大きな特長。価格以上の能力を実感できる製品だ。
【ESCO 小ねじカッター ハンディ M3-M6/225mm EA545AK-10】●販売価格:9834円
鉄やステンレスのボルト(熱処理品を除く)を切断するには相当の握力が必要だと思うだろうが、加えた力を増力するレバー比を採用することで快適に使用できる。ボルトをねじ込む部分と切断する刃が密着し、開きや捻れが生じないため、切断面が荒れず、未処理のままナットが入るのは驚きだ。
スケールファンネル:ジョウゴ先端のコックで中身を断続して、液体注入時のオーバーフローを防止
容量約1Lのカップ先端のコックを回すことで、オイルやロングライフクーラントなどの液体を途中で止めることができる、一度使えば利便性の高さに納得できる高機能ジョウゴだ。
コックの先端に差し込める約200mmの専用ホースは、使用後にカップ側面のホルダーにセットしておけば紛失予防となる。
【FLO TOOL On/Off スケールファンネル 10704】●販売価格:1760円
コックをオフにして液体を入れ、注入場所まで運んでから徐々に開くことで溢れたりこぼしたりするアクシデントを避けられる。コックの根元にはメッシュフィルターも内蔵。
フューエルフィルター:サビ/ゴミ/水が混入していてもガソリンだけを濾過する高性能ジョウゴ
次に紹介するのは、特殊なフィルターによりサビが混ざったガソリンや、水や泥や汚れが混入したガソリンから不純物を分離できるアメリカ製ジョウゴ。
本体とフィルターのサイズに応じて4タイプの濾過能力があり、この製品は1分間あたり13Lのガソリンを濾過できる。キャブのオーバーフロー防止のため、怪しいガソリンは濾過しておきたい。
【FLO TOOL Mr.FUNNEL ポータブルフューエルフィルター 13L/分 F3C】●販売価格:4378円
ジョウゴの底から伸びる円筒部分のフィルターにより、ゴミやサビだけでなく水も分離できる。分離された汚れはジョウゴの底に溜まるので、簡単に除去できる。
ピックツールセット:工具箱で邪魔にならない差し替え式。ハンドル底部の磁石も便利
Oリングやワッシャーを拾い上げたり、狭い隙間をこじ開けるきっかけとして使うこともあるピックツール。SIGNETのこの製品は4種類のピック部分をアルミ製ハンドルにねじ込んで使用するのが特長。
クロムバナジウム鋼をメッキ処理したピックは剛性が高く、簡単に曲がらず長く愛用できる。
【SIGNET 5PC差替式ピックツールセット マグネットクリップ 46980】●販売価格:1496円
六角断面のハンドルは鉛筆のような握り心地でデリケートな作業で使いやすい。また後部には強力なマグネットが付き、鉄製のボルトやワッシャーを拾い上げる際に重宝する。
アングルオープンソケットレンチ:L字のレンチはスルーホール設計。スタッドボルトも余裕でクリア
L字型ボックスレンチの短軸側が貫通しているオープンソケットは、ヨーロッパの一部工具メーカーで有名。WITでは曲げ角度を約100度とし、短軸側のソケットを12ポイント、長軸側を6ポイントとして使い勝手を向上。
ラインナップは使用頻度の高い8/10/12/13/14/17mmの6サイズ。
(上)【WIT アングルオープンソケットレンチ 14mm T93214】●販売価格:1760円
(中)【WIT アングルオープンソケットレンチ 12mm T93212】●販売価格:1320円
(下)【WIT アングルオープンソケットレンチ 10mm T93210】●販売価格:1210円
短軸側にスルーホールを設けることで、長いスタッドボルトの根元にあるナットを回すことができる。また、この部分にドライバーやエクステンションバーを通してハンドル代わりにすることで、T形レンチとして使うこともできる。
コンビネーションレンチ:メガネ部とグリップとの段差で障害物をクリア
メガネ部分とハンドルに段差を付けることで、ボルト/ナット周辺との干渉を避けられるオフセットレンチ。ヨーロッパ系工具にはメガネ部分からの角度が大きなタイプが多く、フランスのファコムは70度を採用。オフセットタイプはメガネレンチに多いが、これはコンビネーションレンチでオフセットを採用しているのが珍しい。
(上)【FACOMオフセット コンビネーションレンチ 10mm】●販売価格:2227円
(下)【FACOMオフセット コンビネーションレンチ 12mm】●販売価格:2252円
メガネ部分とハンドルをオフセットすることで、平面上にあるボルトやナットを回す際にハンドルが干渉せず扱いやすい。
ヒルブラシ:イギリス最大の老舗ブラシメーカーの厳選アイテム
作業場が散らかっていても「まあいいか」で済ませると、状況は悪化するばかり。掃除道具は100均ショップでも買えるが、ブランド品で気分を新たにするのも良いだろう。
ヒルブラシ(hillbrush)は100年以上の歴史を持つ英国老舗ブラシメーカー。スタイリッシュなブラシで掃除が楽しくなるのは間違いない。
(上)【DP4SET/G】●販売価格:1540円
(中)【B1606/Y】●販売価格:1980円
(下)【B1241RES/B】●販売価格:1980円
3000種類ものラインナップがある中で、WIT横浜はバイク/自動車/ガレージ作業で使い勝手の良い製品を販売。毛足の長いブラシとゴム製ガイドが付いたちり取りのセットは、ゴミや切り粉で汚れた作業台の掃除に最適。
DP4SET/Gはちり取りの柄にブラシの柄がぴったり収まり、双方を貫通する穴があるため、フックにかけてスッキリ収納できるのがポイント。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
モトメカニックの最新記事
ガレージのインテリアにも適したカギ付き大容量7段引き出し収納 整理整頓や紛失防止、作業効率アップなど機能面でのメリットが多いのはもちろん、モチベーションアップに果たす役割も大きいのがツールキャビネット[…]
PMCが販売するADVANTAGE KYBフォークはカワサキZ系のレストアやカスタムに最適 逆輸入絶版空冷4気筒車が大人気となった1990年代初頭、フロントには倒立フォーク、リヤはアルミスイングアーム[…]
愛車の保管に困った時に頼りになるレンタルガレージ。モトジョイならバイクのメンテナンスまで依頼できる!! 自宅にバイクを置くスペースがない、共同駐輪場に置けるバイクは一人一台など、さまざまな理由からレン[…]
摺動部のコンディションをチェック フロントフォークのレストアで大切なのは「シールと摺動部」のサビ状況。今回紹介する車両はいずれにしても、分解メンテナンスとインナーチューブは、磨き込みが必要不可欠な車両[…]
最新の関連記事(工具)
オイル交換だけでなくオイルフィルター交換も重要 エンジンオイルには冷却や潤滑、コンプレッション維持など重要な役割があり、定期的な交換が不可欠。ただし「オイル交換しているから安心」というのは間違いで、オ[…]
ガレージのインテリアにも適したカギ付き大容量7段引き出し収納 整理整頓や紛失防止、作業効率アップなど機能面でのメリットが多いのはもちろん、モチベーションアップに果たす役割も大きいのがツールキャビネット[…]
プロ品質の耐久性と携帯性を兼ね備えた折りたたみ式六角レンチ バイクの整備では、カウルやレバー、ハンドル周辺、アクセサリーパーツなど、六角穴付きボルトを使用する場面が数多くある。そのため、六角レンチはラ[…]
もう床にぶちまけない。取り出しを極める2つの方式 結束バンドを使う際、誰もが一度は経験するのが「袋から取り出す際のぶちまけ大惨事」である。袋の上部をまっすぐ切り取って開封するのが一般的だが、これだと急[…]
3Dプリンターで特殊工具が作れる 「3Dプリンターで工具を作ることはできるのか?」 はい、作れます。ていうか実際に作って、ちゃんと使えました! 今回はそのレポートでゴザイマス。今回、3Dプリンターで作[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
いま錆の電気分解がアツい!(個人的に) 「錆落とし」 バイクやクルマのレストアで切っても切れないのが、まさにコレ「錆」との戦いですよね。鉄と酸素が結びつくと錆になる。そのままだとどんどん進行して鉄を侵[…]
夏の猛暑が招く「空気圧高すぎ」のブラインドスポット 多くのライダーは「空気圧は自然に減るもの」と思い込んでいる。そのため、しばらく放置していても「少し減っているくらいだろう」と楽観視しがちだ。しかし、[…]
すわカウルが資源になる時代到来か ※今回の内容は神奈川県相模原市を例に取り上げています。お住まいの地域のルールについては、各自治体のHP等をご確認ください。 バイク弄りをしていると、地味に処分に困るの[…]
ドラムブレーキの固着がレベチだった件 古いバイクのレストアってまったく同じものはなくて、それぞれ車体ごとの「テーマ」みたいなものがあるようなのですがこちらのヤマハのポッケは、どうやら「固着」がテーマら[…]
始まりは車検の不合格 ごめんなさい。25万キロもの間、放置してしまい申し訳ありませんでした・・・! でもね。車ってエンジンが丈夫すぎるから、知らず知らずのうちに「放置」しちゃったりしていませんか? 我[…]
人気記事ランキング(全体)
打倒BMWを掲げ、レース仕様の190Eの開発がスタート 1980年代、ハコ車のレースでヨーロッパを席巻していたのはM3を投入したBMWでした。2.3リッターの直4から2.5リッターへと進化させるなど「[…]
Screenshot 真夏のツーリングを終えて帰宅すると、暑さと疲れから「早くバイクをガレージにしまいたい」と思うものです。しかし、走行直後のバイクには虫汚れが付着していたり、発汗によるヘルメットやジ[…]
記憶の底に眠る「あの相棒」たちとの再会 かつて、我々の心を鷲掴みにし、熱狂の渦へと巻き込んだ名作たちがある。熱狂的なスーパーカーブームを牽引した『サーキットの狼』。主人公・風吹裕矢が駆る「ロータス ヨ[…]
ゴールドフレームが魅せる圧倒的色気! 2026年型との違いは「骨格」にあり! 「250ccクラスのネイキッドなんて、どれも似たようなものだ」などと侮るなかれ。今回発表されたカワサキのZ250の2027[…]
600台が夢を追った”アマチュアの甲子園”と彼女たちの夏 1980(昭和55)年にスタートした「鈴鹿4耐ロードレース」は、またたく間にバイクブームに沸く若者たちの情熱の受け皿となった。1980年代後半[…]
最新の投稿記事(全体)
シートにフィットする「ボトムカット形状」 最大の特徴は、細見なリアシートにもフィットする独自の「ボトムカット形状」。接地部の面積が小さくても上部に行くほど広くなる設計で、充分な容量を確保。装着時にバッ[…]
注目の目玉!「NEW F 450 GS」日本お披露目&エンジン解体ショー! なんといっても今回の最大のトピックは、次世代アドベンチャーとして熱い視線が注がれる「NEW F 450 GS」だ。 本国ドイ[…]
命と未来を守る20日間の誓い:第51回二輪車安全運転推進運動 生身の体で風を切り、その流れと一体になるバイク。その楽しさを支えるのは、揺るぎない安全と安心だ。一般社団法人 日本二輪車普及安全協会(以下[…]
2027年型Z400はカラーチェンジで大人の色気をまとう カワサキのミドルクラスを牽引するスーパーネイキッド「Z400」に、早くも2027年モデルが登場する。 2026年モデルで採用されていた、グレー[…]
Z900RS 2027年モデルに新色 カワサキの大人気レトロスポーツ「Z900RS」シリーズの2027年モデルが発表され、8月1日より順次発売を開始した。前年モデルで電子制御スロットルや双方向クイック[…]
- 1
- 2




























































