![[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_00.jpg)
我々サンデーメカニックがリピーターとなって、数多くのクチコミが広がり、ユーザーがその「気持ち良い走り」に納得しているエンジンオイル添加剤、それがスーパーゾイル。これまで使ってきたブランドオイルはもちろん、何より安心のメーカー純正オイルに添加することでも、より一層、安心かつ気持ちが良い走りをゲットできるのがスーパーゾイルの特徴である。シリーズ商品にはスーパーゾイル成分を含有したマルチパーパスグリースやスプレーグリースがあるので、足まわりのグリースアップも実践しよう。
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:パパコーポレーション
金属部品同士の摺動摩擦に対して高い潤滑効果を持つスーパーゾイルグリース
通称「角目カスタム」と呼ばれるスーパーカブのカスタムシリーズ(角目ヘッドライトを標準装備するので角目カスタムと呼ばれる)。1980年代から2000年代まで、キャブレターエンジン時代に数多く販売されたモデルで、50/70/90の3シリーズ。
なかでも唯一50ccモデルのみ、フロントブレーキが異なる。ブレーキパネルがボトムリンクに直受けされた標準仕様に対して、トルクロッド付きの50カスタムは、ブレーキング時に“ホップアップ”しにくい特徴がある。
スーパーカブといえば、前進しながらフロントブレーキレバーを握ると、ポンッと前が浮き上がることで知られているが、トルクロッド付きのフローティングブレーキパネル仕様モデルは、この浮き上がりが抑制される。
スーパーカブの初代シリーズ/スポーツカブシリーズ/初代C90シリーズ、そしてこの角目のカスタム50には、このタイプのフロントブレーキが採用されていた。
アクスルシャフトを受けるブレーキパネル内にフローティングカラーが組み込まれていて、トルクロッドを外すとブレーキパネルが回転するのも特徴。したがって、その摺動部分がスムーズに作動しないと、狙った通りのフィーリングを得られなくなってしまう。
このカラーとブレーキパネルの作動性が悪くなると、フロントブレーキの効き具合が悪く違和感が出るので、パンク修理や何らかの理由でフロントホイールを取り外すような機会がある時には、このカラー周辺/アクスルシャフト/スピードメーターギヤ周辺へのグリースアップも積極的に行うようにしよう。
そんなグリースアップ時にお勧めしたいのが、スーパーゾイルグリースだ。金属部品同士、とくに、鉄製部品同士の摺動摩擦に対して高い潤滑効果を発揮する特徴もある。
【SUPER ZOIL グリース 金属表面改質再生剤配合・消音グリース】金属同士の摩擦熱に反応し、摺動部を平滑にして異音をなくす効果があるグリース。摩耗の進行を軽減するロングライフタイプ。-35℃〜+130℃の温度帯で使用可能。酸化や劣化が少ないのも大きな特徴で、長期間安定した潤滑性能を得られる。フローティング式ブレーキパネルのアクスルブッシュ部分などへの塗布には効果あり。スーパーカブに限らず他のモデルでも、潤滑性アップに効果があるグリースだ。●価格:2420円(100g)
摩擦熱によってスーパーゾイル成分が反応し、金属表面に化合物を形成。それが金属表面のただれや偏摩耗を抑制してくれる。したがってホイールベアリングやメーターギヤ周辺のケアにも優れている。
ここでは、アクスルシャフトへも塗布したが、実用車は雨天時でも走らなけらばならないケースが多いので、雨水の浸入によって気が付かないうちに起こってしまうアクスルシャフトのサビを防止できる。シャフトがサビると抜き差しに大変苦労してしまうこともあるので、防錆目的にもグリースの塗布はじつに有効なのだ。
ブレーキング時にブレーキパネルの動きをコントロールするトルクロッド付きモデルのアクスル部には、フローティングカラーが入る。この部品の作動性がカギを握るカスタム50。
2個のブレーキシューは2つ折にして取り外し、ブレーキカムをフリーにして、パネルを押さえながらアームを動かして作動性を確認してみよう。渋さがあってはダメ。
ブレーキカムへアームを組み込むセレーション端面部には、カムとアームの組み合わせ位置を示すポンチマークがある。分解前にはマークが一致しているか必ず確認しよう。
ポンチマークの一致を確認した後にアームを取り外し、ブレーキカムを引き抜いてみる。なんとか作動する程度の油分しか残っていなかったので、スーパーゾイルグリースを塗布。
グリース塗布時にはカム軸の汚れを洗い流してから作業しよう。アーム側にはダストシールの役割を果たすオイルフェルトが付く。この布リングにもグリースを染み込ませる。
1980年代以降の生産車になると、ブレーキシューの減り具合を外部へ知らせるインジケータプレートが付く。セレーション溝が1か所だけ異なるので、そこで合わせて組み立てる。
ブレーキパネルに対するブレーキカムの作動性を確認しつつ、グリースアップを終えたら、フローティングパネルのアクスル部分へ入るカラーへもグリースアップしよう。
メーターギヤのグリースが完全に固着している時には、綿棒で除去した後にパーツクリーナーで洗浄。今回は追加でグリースを塗布した。マイナスドライバーなどが使いやすい。
2つ折りに取り外したブレーキシューをパーツクリーナーで洗浄したら、摺動軸×カム受け面にもグリースをうっすら塗布しよう。ブレーキ時のビビリ音防止になる。
すべてのパーツを復元したらブレーキドラムと組み合わせるが、スピードメーターギヤの凸凹の組み合わせは確実に!! 間違って組み込むとメーターギヤの破損原因になる!!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
モトメカニックの最新記事
絶版車のコンディション維持に欠かせない純正部品同等の品質と性能を持つ「規格部品」 毎年のようにモデルチェンジを行うことでパーツ点数が膨大になったのがバイクブーム、レーサーレプリカブーム時代の純正部品事[…]
新車こそ走行開始直後のエンジンオイルが汚れやすい 時代は巡りに巡って流行は変わるものだ。その傾向は、商品デザインの世界でも同様で、昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わり、現在では、懐かしの昭和レ[…]
電気系統トラブルに有効なヒーロー電機の製品 バイクの電装系の中で意外にトラブルが多いのがウインカー関連だ。電球切れはもとより、スイッチ接点のサビやウインカーリレーの故障もあり得る。昨日まで何ともなかっ[…]
高回転高負荷に耐える強力な油膜を形成 オイル交換自体は難しい内容ではないが、以前整備したのがいつなのかわからない放置車や友人からの預かり車両、購入したばかりで初めてオイルドレンボルトを外す際は、いろい[…]
ボルトやナットが落ちないナットグリップ機能も魅力 ソケット外周のスプリングとスチールボールを組み合わせた、コーケンならではのナットグリップソケットと、六面式ボールジョイント機構を組み合わせたソケット。[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
実は使ってます、カネヨン まず結論から言うと、筆者は使ってます。バイクのアルミ部品磨きに、クリームクレンザーを使うのです。 たとえば(↑)腐食して白く粉を吹いたようになってしまったアルミ部品。ちょっと[…]
久しぶりにバイクを動かそうとしたら… えっとですね。しばらくの間、愛車のヤマハDT50に乗れていなかったのですよ。で、久々に乗ってみようかと思いまして、駐輪場から引っ張り出そうとしたわけです。 そした[…]
絶版車のコンディション維持に欠かせない純正部品同等の品質と性能を持つ「規格部品」 毎年のようにモデルチェンジを行うことでパーツ点数が膨大になったのがバイクブーム、レーサーレプリカブーム時代の純正部品事[…]
自作ラスペネが固着を無双した 結論から言ってしまおう。「自作ラスペネ」効果、ありました! ・潤滑剤が届かない形状・鉄とアルミの強固な固着・無理に回すと折れそうなボルト そんな悪条件が重なったなかでも、[…]
新車こそ走行開始直後のエンジンオイルが汚れやすい 時代は巡りに巡って流行は変わるものだ。その傾向は、商品デザインの世界でも同様で、昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わり、現在では、懐かしの昭和レ[…]
最新の関連記事(オイル/ケミカル)
実は使ってます、カネヨン まず結論から言うと、筆者は使ってます。バイクのアルミ部品磨きに、クリームクレンザーを使うのです。 たとえば(↑)腐食して白く粉を吹いたようになってしまったアルミ部品。ちょっと[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーシャンプーやボディワックスをはじめ、数々のカー&バイクケア用品を世に送り出してきた老舗ブランド「シュアラスター」。美しいボディを維持するためのケミカルで高い支[…]
自作ラスペネが固着を無双した 結論から言ってしまおう。「自作ラスペネ」効果、ありました! ・潤滑剤が届かない形状・鉄とアルミの強固な固着・無理に回すと折れそうなボルト そんな悪条件が重なったなかでも、[…]
新車こそ走行開始直後のエンジンオイルが汚れやすい 時代は巡りに巡って流行は変わるものだ。その傾向は、商品デザインの世界でも同様で、昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わり、現在では、懐かしの昭和レ[…]
論より証拠! 試して実感その効果!! カーワックスやボディシャンプーをはじめ、幅広いカー&バイクケアアイテムを展開してきた老舗ブランド「シュアラスター」。美しい仕上がりを実現するケミカルで知られる同社[…]
人気記事ランキング(全体)
ツーリング仕様の「後付け感」や「ゴチャゴチャ感」を美しく解決 スクーターに快適性を求めてあれこれパーツを追加すると、ハンドル周りがゴチャつきがち。スマホホルダーにUSB電源、そして今やツーリングの必須[…]
憧れのビッグバイクに普通自動二輪免許で乗れてしまう 憧れのビッグバイクに普通自動二輪免許で乗れてしまう、そんな夢のような試乗会があることを知っているかな? その名も「那須MSLステップアップ試乗会」だ[…]
安心・安全なツーリングに役立つ最新式アイテム 風を切って走るのが心地よい、ツーリングに最適な季節がやってきた。お気に入りの愛車で遠出をする計画を立てているライダーも多いはずだ。しかし、見知らぬ土地の道[…]
モンキーを中心に4ミニが560台超も集まる 新緑の香りが心地よく残る東京サマーランドの特設会場。今年もこの場所に、日本全国から規格外の情熱を持ったミニバイクたちが集結した。熱いモンキー愛を持つオーナー[…]
バイクを降りた後も自然に過ごせるカジュアルなアウターが欲しい ツーリング先での街並み散策や、お気に入りのカフェでの休憩時。いかにもバイク用といったデザインのウエアでは、周りの風景から浮いてしまうと悩む[…]
最新の投稿記事(全体)
普段着のバイカーズジャケット フロントに施された特製ロゴ入りのスナップボタンや、チラリと覗くチェッカー柄のプリントインナーライナーなど、英国カスタムシーンの薫りを随所に散りばめたこの一着。撥水性を持つ[…]
公式サイトより プラグ折りたたみ式でコンパクト。持ち運びに適したサイズ感 バイクのツーリングにおいて、荷物の積載量は限られている。このエレコムの充電器は、GaN II(窒化ガリウム)を採用することで、[…]
2026モデルのYZF-R3は3色ともカラーリングをリニューアル! 2026年モデルのYZF-R25/R3は、カラーリングを全面刷新。2026年モデルのYZF-Rシリーズの共通イメージを纏う「ディープ[…]
曲面にもフィットする軟質ベースを採用 ハイエースや軽バンなど、トランポとして活躍する車両のダッシュボードは平面が少なく、吸盤タイプのスマホホルダーが取り付けにくいケースがある。 星光産業の「EXEA […]
昔風の硬派なルックス、中身は超絶フレンドリー CB1000 HORNETをベースに開発され、ʼ25年11月にデビュー(SEはʼ26年1月)したのが、かつてのCB750Fを思わせる外観が与えられたCB1[…]
- 1
- 2


![スーパーゾイル|消音グリース|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/b57e76409896eeadcb16fd2c01d36171-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|フローティングカラー|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_03-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|ブレーキシュー|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_04-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|セレーション端面部|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_05-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|ブレーキカム|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_06-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|カム軸の清掃|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_07-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|インジケータープレート|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_08-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|フローティングカラー|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/1c515965623ba0f45e8b14a6188586a1-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|メーターギヤ|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_10-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|ブレーキシュー|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_11-768x512.jpg)
![スーパーゾイル|グリースアップ|スピードメーターギア|[バイクDIYメンテ] 作動性低下で乗り心地が悪くなる足まわり。オイル交換だけではなくグリースアップも重要〈スーパーゾイル〉](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/04/SuperZoil_Grease_12-768x1152.jpg)


































